“『ディシディア ファイナルファンタジー NT』闘会議2018エキシビションマッチ”の優勝チーム“文字数はチカラ”にインタビュー【闘会議2018】

公開日時:2018-02-11 01:50:00

2018年2月10日~11日、千葉・幕張メッセにて開催されている、ゲームファンとゲーム大会の祭典“闘会議2018”。開催初日、闘会議GPブルーステージにて、強豪4チームがトーナメントで競い合う、“『ディシディア ファイナルファンタジー NT』闘会議2018エキシビションマッチ”が開催された。本記事では、優勝チーム“文字数はチカラ”の3名(チェリー選手、ぶれ選手、金魚選手)に行ったインタビューをお届けしよう。

01

――まずは優勝おめでとうございます。優勝できた感想を、率直にお聞かせください。

チェリー選手 今回、チームには代役という形でぶれさんに入ってもらった(※1)のですが、それでしっかりと結果が残せてよかったです。まだゲームを遊んだことがない人にも、興味を持ってもらえるような試合ができたんじゃないでしょうか。

※1……本来はぶれ選手ではなく、ガリで選手がパーティメンバー。仕事などの都合により、ガリで選手はイベントに参加できなくなってしまった。

ぶれ選手 急きょの代役だったので、息の合った連携などはできなかったのですが、結果としては足を引っ張らずに“チェリー道場”(※2)の名に傷を付けなくてよかったです。

※2“チェリー道場”……チェリー選手が行っているゲーム実況チャンネルのこと

金魚選手 僕はアーケード版が稼動してから、2年くらいずっとこのゲームを遊んでいます。こういった場に出て、試合ができただけでもうれしいですし、味方にも感謝です。これからもいろいろな人と対戦してみたいので、どんどん新しいプレイヤーに遊んでもらいたいですね。

――今回、SHOOTタイプがゼロという、大会ではなかなか見られない編成(チェリー選手がラムザ、ぶれ選手がクジャ、金魚選手がウォーリア オブ ライト)でしたが、その狙いを教えてください。

チェリー選手 正直、ぶれさんに入ってもらったはいいのですが、即席すぎて連携が難しいだろうと思ったんです。であれば、使いたいキャラクターを使って、場をかき回してしまおうと。

――なるほど。対戦では、クジャとラムザのバフを2段構えで使っていましたね。

チェリー選手 それにプラスして、EXスキルの選択に幅を持たせられるんです。そして、2個目の召喚コアを破壊するのを諦めたんですね。いま強力な“シールドブレイク”と、“マイティストライク”を同時に使って、相手チームに召喚詠唱にリスクを負わせるように立ち回ったんです。

――たしかに、召喚ゲージが大幅にリードされても、召喚をさせずに逆転するというシーンが多々ありました。

チェリー選手 うまく刺さりましたね。相手は仕方ないので、ひとりかふたりで召喚詠唱をしなくてはならなくなります。そのあいだに、相手メンバーひとりを撃破するとまではいかなくても、大ダメージを与え続けられました。

――では、今回優勝できたポイントはどこだと思いますか?

チェリー選手 助っ人外国人の、ぶれくんですね(笑)。

ぶれ選手 言うほど何もしてないですよ僕は(笑)。バフをちょこちょこ掛けながら、近くの敵を攻撃してただけなんで。

金魚選手 僕が使用していたウォーリア オブ ライトはHEAVYタイプなんですが、HEAVYタイプって、試合の展開を大きく動かすような、花のある活躍ができるタイプじゃないんですよ。味方がやってくれたことを生かすために、細かな仕事をするのが役目です。ほかのふたりが最高の立ち回りをしてくれたので、僕はもうそれを生かすだけで勝てました。

02

――試合の中で、いちばん記憶に残っているシーンはどこですか?

金魚選手 強豪チームの“(卒)すとりうむ”との戦いで、ラムザの“ホーリー”でふたり同時に撃破できたことですね。あのチームは本当に本当に強いチームで、僕は何もできないままヤバいと思っていたところに、あの“ホーリー”が刺さって、気持ちが一気に勝利に向かいました。

ぶれ選手 決勝戦の3試合目ですね。2試合目は、ラムザにとっていちばんイヤな展開だったと思います。“ためる”ができずに“おうえん”を使えず、味方の前衛がどんどん倒されてしまって。だから3試合目はもう、“おうえん”なんかやめて、“さけぶ”を使って開幕からガチガチに殴り合おうと。結果、望み通りの試合展開になってよかったです。

チェリー選手 僕も同じシーンですね。開幕、相手のSHOOTタイプが僕のラムザに手を出してくることは予測していたんですよ。でも、ラムザの“ためる”は、SHOOTタイプのブレイブ攻撃じゃ怯みません。もう構わず“ためる”を続けて、そこで大きく差が開けたと思いますね。

――“(卒)すとりうむ”チームの話題が出ましたが、強豪チームを撃破できた感想をお聞かせください。

ぶれ選手 このゲームは、どんだけやり込んでいても“ホーリー”で2ダウンのような事故はあるので、運も味方してくれたなと思います。

金魚選手 それもありましたが、“(卒)すとりうむ”は劣勢の状況になっても、つねに勝ち筋を見つけながら迫ってきてるのがすごく伝わってきて。結果的には勝てましたが、あのチームは本当に恐ろしいなと思いましたね。

チェリー選手 たしかに。なんか勝負の流れ的に「あ、これ負けるかもな」って思っちゃってたよ。

金魚選手 だよね。マジで怖かった。でも、僕の“ホーリーチェーン”がめっちゃうまく決まったんで、読者の人にはぜひ試合を見返してほしいです(笑)。

03

――ちなみに、今回強豪チームの頂点に立ったので、実質全国ナンバーワンのチームと言っても過言ではないのでは……!?

ぶれ選手 まあたった数試合ですから、たまたまですよ。いまやったら、また結果は変わると思いますし、10試合やっても五分五分かもしれないです。ナンバーワンという意識は、正直ないですね。

金魚選手 チェリーさんの『DFF』に使った100円玉の数なら、ナンバーワンですよ!

チェリー それは自信あるね(笑)。

――ちなみにこれまでの試合数は……?

チェリー選手 こないだで、38200試合くらいでした。で、『DFFNT』のプレイ時間は220時間ほどです。

金魚選手 『DFF』をやるために生まれてきたサイボーグですよ!

チェリー選手 3試合で200円だから……とか、計算はやめましょう!!!!

――(笑)。不参加となってしまった、ガリで選手へのメッセージをお願いします。

チェリー選手 ガリでさーん! やりましたよー!

ぶれ選手 最低限の仕事はできたんで、許してください!

金魚選手 ガリでさんは最近すごく忙しいらしくて、前回の大会の際も練習のタイミングを合わせるのが難しかったです。今回、不参加という結果になってしまってチームとしても本当に残念でしたが、『DFFNT』は、ちょっとした時間にも家から対戦できますから、ぜひまたいっしょに遊びましょう!

――それでは最後に、これから本作を始める人、または初心者の人に向けて、本作の魅力などを教えてください。

チェリー選手 最初はキャラクターを動かすだけでも、超楽しいです。1度興味を持ったら、家庭用版でもアーケード版でも触ってみてください。そして、うまくなりたい人は、ぜひ“チェリー道場”を見てください! ランクアップ間違いナシですよ!!

ぶれ選手 このゲームは、1対1のころの『DFF』とは違って、自分の力で戦うのではなく、全体の流れを見ながらチームメンバーと協力して戦っていくゲームです。ソロ出撃でプレイ回数をこなすのもいいですが、いっしょにパーティ出撃で遊べる人を探して遊ぶと、ひとりとは違った楽しみもありますし、上達する近道だと思っています。ぜひ、いろいろな人と遊んでみてください。

金魚選手 本当にそうで、ソロ出撃では、ひとりでどれだけ頑張っても勝てないという試合も多いです。そのせいもあり、ほかの人との連携が大事というのは、新規のプレイヤーには敷居が高いところだと思います。ただ、最近はユーザー間のコミュニティが発達してきて、組みやすい環境にあります。また、SNSなどを通じて知り合った人たちとパーティを組んで、それで勝ったときってすごくうれしいんですよ。その喜びを皆さんとも分かち合いたいですし、あわよくばこのゲームをみんなでもっともっと盛り上げていってほしいです。

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