【特別企画】全ケフカ使い必見!“強者たちの視線を大解剖! 『DFF』アイトラッキング”ケフカ編【崎山さん】

公開日時:2018-04-27 20:00:00

アイトラッキング企画4人目は、トップクラスのケフカ使いとして活躍している崎山さん。SHOOTタイプの中でトリッキーなブレイブ攻撃を多く持つケフカ。攻撃の使い分けや、サーチ系HP攻撃“トライン”の当てかたなどを、同じケフカ使いのコイチがアイトラッキング動画とともに聞いてみました! なお、アイトラッキングのヒートマップが、機材との相性の関係で、やや下に寄っていますので、あらかじめご了承ください。

※本企画では、NHN PlayArtのスマホアプリ『#コンパス』の記事企画でも活用されていた、"プレイヤーの視線を感知して追跡する"ステキなテクノロジー"アイトラッキング"を活用しています。詳細は下記をチェック。

本企画の概要はコチラ【特別企画】“強者たちの視線を大解剖! 『DFF』アイトラッキング”で強さの秘密を探る
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【アイトラッキング】崎山ケフカ01

――試合開始直後は、何を意識しているのでしょうか?
崎山 味方のライトニングとフリオニールは、敵エースの魔法攻撃がキツいことに加えて、エース自身はサーチ系の攻撃が苦手なので、自分がエースを見るようにしました。

――ケフカは対SHOOTタイプが得意なんですか?
崎山 キャラクターにもよるのですが、エースは得意ではありません(笑)。でも、味方のふたりよりは対応しやすいので、この試合では自分が見るべきですね。“のろのろメテオ”をエースに向けてこまめに出しつつ、向かってくる敵ライトニングを迎撃しつつ……といった感じです。

――ここ(01:22)で“トライン”を出す判断がスゴいですね。どこを見ていたのでしょうか?
崎山 フリオニールが“リードアックス”を出したのを目視で確認して、「当たったな」と思ったんです。暗闇の雲とエースがこちらを見ていなかったのもわかっていたので、安全に“トライン”を出せると思い、撃ちました。

01

▲“トライン”が当たる3秒前のアイトラッキング画像。フリオニールがブレイブ攻撃を出しているのを、崎山さんが確認しているがわかります。この直後にターゲットを切り換え、“トライン”がヒット。恐ろしい判断の早さです。

――この“トライン”(01:43)もよく当てましたね。この場合は、どこで“トライン”を出す判断を?
崎山 これは自衛のために“トライン”を撃ったんですが、フリオニールがカバーに入ってくれたおかげでふつうにヒットしましたね。ただ、暗闇の雲が“高射式 波動砲”を構えていたので、カバーがなくても当たっていたと思います。

――ミニマップを確認するのは、どういったタイミングで?
崎山 召喚コアを割るときと、ブレイブ攻撃を溜めているときはミニマップを確認する余裕があるので見ています。あとは、“テレポ”を使う前にミニマップを見ていますね。召喚コアや遠くの敵に向かって“テレポ”を使い、近くにいる敵から逃げる……といった利用の仕方です。

02

▲召喚コア出現の予兆が出たら、ミニマップで位置を把握していることが目線でもわかります。召喚コアの破壊は、SHOOTタイプの役目なので、位置取りはとくに大事とのこと。

――この収録では、ソロ出撃で対戦してもらいましたが、味方との連携がかなりきれいに決まっている印象です。
崎山 さっきのフリオニールもそうだったのですが、序盤に連携してくれる人かどうかは意識して見ていますね。最初に敵を拘束してくれたので、信頼してサーチ技で連携を狙いました。

03

▲崎山さんのヒートマップ(視野分布)がこちら。実際はもう少し上を見ています。

――ご自分のヒートマップを見ての印象は?
崎山 ちょこちょこミニマップを見てますね。ケフカは、上下方向から攻められると弱い部分があるんですが、ミニマップだとそこまでわからないんですよね。なので、敵キャラクターを見ている時間が長いんだと思います。

――ケフカは上から攻めて来る敵に対しては、“ハイパードライブ”がないときびしいと思うのですが、崎山さんはどう対処していますか?
崎山 ダッシュで逃げています。ムリに迎撃しようとすると、あまりいい結果にならないので。

――全体的には中央の画面付近を見ることで情報を集め、ミニマップは召喚コアの攻防に利用している、と。
崎山 そうですね。ミニマップで召喚コアに近づいている敵は誰なのかを確認して、たとえばそれがセフィロスの場合、“天照”で召喚コアを破壊しているこちらを妨害してくることが多いので、召喚コアに密着しつつ、タイミングを見計らって召喚コアに“トライン”を撃ちます。そうすれば、セフィロスを巻き込める可能性があるので。

――なるほど。しんでれらさんはほとんど画面中央を見ていたんですが、同じSHOOTタイプを使っている方でも見ている場所に差が出ましたね。
崎山 ケフカは“ぐんぐんブリザガ”や“もりもりサンダガ”が強いので、前衛の味方を助けてあげられる距離で戦ったほうがいいんです。ですので、ほかのSHOOTタイプのキャラクターと比べると、ちょっと立ち位置が前になります。その違いもあるんでしょうね。

続いて、もう1戦。“聖府首都エデン”編です。

【アイトラッキング】崎山ケフカ02

04

――ケフカはブレイブ攻撃が特殊だと思うのですが、崎山さんはどのように使い分けているのでしょうか。
崎山 相手がダッシュする方向ですかね。こちらに向かってくる相手には“くねくねファイガ”を溜めずに即撃ちします。その後、自分も“くねくねファイガ”の進行方向に移動して戦えば、自衛を兼ねながら戦えます。

――では、“もりもりサンダガ”は?
崎山 狙っている敵のダッシュゲージが尽きそうなタイミングに合わせて溜め版を撃っています。ただし、“もりもりサンダガ”の溜め中は、敵のサーチ攻撃に弱いため、安全な位置を確保していないときは“くねくねファイガ”のほうが使用の優先順位が高いです。

05

▲ライトニングのダッシュの終わり際に最大溜めの“もりもりサンダガ”を使用しているシーン。見事に当てています。

――“ケフカロケット”の使いどころも教えてほしいです。
崎山 “ケフカロケット”は、おもに敵との読み合いで使います。たとえば、カインに2段止めで拘束されているときは、ガードかステップが選択肢に上がりますが、ケフカの場合は自衛“トライン”での反撃も選択肢に入ります。そして、自衛“トライン”の対の択が“ケフカロケット”になります。読み勝てばガードやステップよりも安全に距離が取れるので。あとは、敵に追われているときに、逃げのアクセントとして“ケフカロケット”を使う感じですね。

――HP攻撃に“トライン”を採用している理由も聞きたいです。
崎山 “ハイパードライブ”も強いと思うんですが、自分は使い慣れているということも含めて“トライン”一択ですね。味方の拘束に合わせて当てるほかに、敵がステップする瞬間にIVボタンを押せばステップ後の硬直を取ることもできます。それを応用して、味方が拘束してくれた敵に“トライン”が間に合わなそうなときは、ボタンを押し続けて溜め、ステップを待ったりもしていますね。そのほか、ラスキル対象の敵キャラクターがダウンしているところに最大溜め版“トライン”を撃てば、無敵時間中にダッシュで逃げたくなりますよね? そこを“もりもりサンダガ”で狙うなど、いろいろな使いかたがあるんです。

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▲敵チームの召喚に対して、離れた距離から高ブレイブのクラウドに最大溜め版の“トライン”を撃つシーン。こうすることで、クラウドの接近を牽制しているほか、召喚獣のフィニッシュ攻撃時の被弾を減らせるとのこと。これは今夜からパクリます。

以上、アイトラッキング企画第4弾の崎山ケフカ編をお送りしました。同じケフカ使いとしては参考になりすぎて感涙もの。自分が戦っていた距離は少し遠すぎるということもわかりました。こうやってうまい人のプレイを見て、聞いて、実践することがいちばんの強者への近道かもしれません。ということで、次回更新もお楽しみに!

企画協力
NHN PlayArt 株式会社
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