『DFF』公式全国大会2016 東海01(名古屋レジャーランドささしま店)レポート

公開日時:2016-08-26 19:00:00

皆さんこんにちは、リプ斉トンです! 私は東海01のエリア決勝が行われた名古屋レジャーランドささしま店に行ってきました!

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会場にはお昼からたくさんの参加者が集合し、最後のパーティ練習をしていましたね。大会に使用した6台の中央には観戦用モニターがあってとても観戦しやすくていい感じ。

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会場には、本作のディレクター鯨岡さんも見学に来ていました。大会の開始時には参加者にエールを送る一幕も。

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大会当日のトーナメント抽選の結果はこんな感じ。各チームのパーティ編成の傾向としては、いまトップクラスの強さを持つと言われるセシルの起用が目立ちますね。また、チーム戦ということで、いろいろな状況に対応できるように、HP攻撃に“メテオ”をセットしたティナを加えるチームも多かったと感じます。

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ということでさっそく大会開始! ここまで勝ち残った各店舗の代表は、いずれも安定した戦いかたでじっくりと攻めていたのが印象的。“メテオ”をセットしたティナが多いので、ティナにターゲットされている状況では絶対に攻めにいかないなど、どの方も事故が起こらないように安全に戦っているなという印象でした。そのため、すぐに勝負が決まることはなく、タイムアップになったり、タイムアップぎりぎりで決着がついたりといった試合が目立ちました。さすがエリア決勝と言える、見応えのある試合展開!

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白熱の決勝戦! 勝利はどちらの手に!?

決勝戦まで勝ち進んだのは、“職人さん”(セシル、ティナ、スコール)と“ジュースを奢ってやろう”(セシル、ティーダ、クラウド)。どちらもセシルが入っている編成で、“ジュースを奢ってやろう”は、HEAVYタイプをふたりも入れている攻撃的な編成に。“職人さん”は“メテオ”のティナを採用し、安定感のある編成になっていたのが特徴です。気になる決勝戦の結末は、動画でご覧ください。

『ディシディア ファイナルファンタジー』東海01エリア決勝 決勝戦

ということで、勝利したのは“ジュースを奢ってやろう”! 動画の視点にもなっていたステブ(愛知の良心)選手がキーマンになった戦いで、ティナに“メテオ”を撃たせないように誰かがつねにチェックしてプレッシャーをかけていましたね。そんなプレッシャーのなか、しっかりと“メテオ”をヒットさせていていたのもすごいと思いました。

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▲大会の結果はこちら。

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▲左からArc選手、ハゲチュウ選手、ねーちん選手。

大会直後のお三人をパシャリ。今回は“ジュースを奢ってやろう”のリーダーである、ねーちん選手にお話を聞くことができたので、インタビューしてきました!(インタビュー中は敬称略となります)。

リプ斉トン 決勝大会進出おめでとうございます! いまのお気持ちはいかがですか?
ねーちん ありがとうございます。正直決勝戦の最中は手汗がすごかったのですが、勝ててよかったです(笑)。
リプ斉トン この3人でチームを組むことになった経緯を教えていただけますか?
ねーちん 僕とArcさんが岐阜のプレイヤーで、ハゲチュウさんが愛知なんです。Arcさんがハゲチュウさんを誘ってくれて、チームを結成するにいたりました。
リプ斉トン―離れた場所に住まわれていると、ふだんチームでの練習はしづらかったのでは?
ねーちん そうですね。1週間に1~2回練習できればいいかなという感じでした。できるときは半日ガッツリ3人で練習しました。
リプ斉トン チームの作戦や、パーティ編成はどうやって決めたのでしょうか?
ねーちん今回僕はセシルを使いましたが、ふだんはあまり使っていないキャラクターなんです。ほかのふたりの得意なティーダとクラウドに合わせたらセシルが最適だろうと思ったので、Arcさんとハゲチュウさんには得意なキャラクターを使ってもらって、僕のセシルでチームのバランスを補おうかなと。SHOOTタイプは必須環境と言われますけど、僕らのチームでは使える人間がいなかったので、SHOOTタイプを入れるのはやめてガンガン前に出ようという作戦にしました。
リプ斉トン エリア決勝では自分たちの作戦通りの戦いはできましたか?
ねーちん タイムアップになると、リザルトスコアの順位で勝敗が決まります。そうなるとスコアの取りやすいSHOOTがいないこっちが不利になってしまうので、極力タイムアップにならないように戦おうと考えていました。今回の大会ではそこは達成できたかなと。
リプ斉トン 実力をいかんなく発揮できたようですね。つぎはいよいよ決勝大会ですが、ズバリ勝算はどうですか?
ねーちん そうですね……。正直なところあんまりないですが(笑)。1回戦、2回戦を勝てればいいなと思っていますが、1戦1戦大事に戦っていきたいと思います。
リプ斉トン 決勝大会では、カインが使用解禁となりますが、パーティ編成に加えることは考えていますか?
ねーちん 強いキャラクターだとは思いますが、この編成には入ってこないと思っているので、いまのところキャラクターの変更は考えていないですね。
リプ斉トン 最後に、決勝大会の意気込みをお聞かせください。
ねーちん さっきも言ったようにあまり自信はないのですが、1戦でも多くがんばりたいと思います。
リプ斉トン 本日はありがとうございました。決勝戦でもがんばってください。

鯨岡さんがいたので、ちょっとお話を聞きました

前述のとおり、名古屋会場には鯨岡さんがいらっしゃっていたので、大会の終了後に少しだけ、今回の大会の感想についてインタビューさせてもらいました。

リプ斉トン 本日はお疲れ様でした。大会をご覧になられていかがでしたか?
鯨岡D “ジュースを奢ってやろう”もそうだったようなのですが、今回の決勝大会に進出したチームは、離れた店舗のプレイヤーがチームを組んでいるパターンが多い印象ですね。どのチームも本当に勝ちにきているんだなと。北海道では女性のいるチームが決勝大会進出を果たしていましたし、女性がここまでプレイしてくれるのはうれしいです。
リプ斉トン 女性がいるとゲームセンターも華やかになりますしね(笑)。
鯨岡D そうですね(笑)。僕は木曜日(2016年8月11日)のエリア決勝は見に行けなかったので、エリア決勝を観戦したのはこれが初だったのですが、皆さん動きが洗練されていますよね。ムダな動きが一切ないし、隙を見せた瞬間に大ダメージを食らってしまうのは当たり前だし。エリア決勝でこれだけの戦いを見せてもらえたので、決勝大会もかなり期待しちゃいますね。
リプ斉トン パーティでのプレイが前提になると、たとえばウォーリア オブ ライトがいるチームでほかのキャラクターがバッドタイムを選択したりなど、ソロとは異なる戦略が新鮮ですね。
鯨岡D そうですね。“ホーリーチェーン”から続けて“バッドタイム”を使ってしまうと、サーチ系のHP攻撃のいい的になってしまうので、ほかのキャラクターがフォローしたりするのは、パーティプレイならではですね。すごいな~と思います。また、敵の“ホーリーチェーン”を読んで、一瞬の隙に“メテオ”を当てたりするような場面もあって、これも見ていて興奮してしまいますね。
リプ斉トン 確かに。パーティプレイになると声掛けも重要ですよね。
鯨岡D 今日の大会でも、ケフカが“こころないてんし”を使うときにほかの味方と声かけして連携を取る場面がありましたね。いちプレイヤーとしては、そういった連携の取りかたも見ていて楽しいです。人によって声かけの方法が違うのもおもしろいですし。
リプ斉トン 鯨岡さんはPSP版の『DFF』にも携わられていましたが、アーケードゲームの開発者としては初の大会観戦ということになりますね。
鯨岡D そうですね。PSP版のころも大会イベントをやったことはありました。スクウェア・エニックスのゲームのファンの方は、ゲームファンの中でも大人しい方が多い印象があるので、あまり盛り上がらないのかなと不安に思ったこともありました。ですが、その心配は無用でして、バトルの勝敗が決まるたびに大きな歓声が上がったりする場面があったんです。そのときは、もううれしくて鳥肌が立ってしまって。もともとアーケードには大会などに慣れた方が多いので、もう一度、あの鳥肌感を味わってみたいなと思います。決勝大会も、そういった意味で楽しみにしています。
リプ斉トン 大会とは少し離れて、ゲームについてのお話もおうかがいできればと思うのですが、カインが登場してしばらく経ちますが、プレイヤーの反応はいかがですか?
鯨岡D カインは、バージョンアップ初日からしばらくは、使用率がめちゃくちゃ高かったですね。使いやすいキャラクターなので、ラムザ、ガーランド、ケフカよりも使っている方が多かった印象があります。決勝大会では採用するチームがいるかどうかも楽しみですね。ただ、カインが入ってくる編成が考案されないと入りづらい気もするので、カインは登場してからまだ時間が短いこともあり、カインを採用するチームは少ないんじゃないかなと予想しています。
リプ斉トン どんな編成のパーティが、決勝大会に登場するのかにも注目ですね。最後に決勝大会に出場されるプレイヤーの方に向けてエールをお願いいたします。
鯨岡D コーエーテクモゲームスさんと話をしているのが「部活っぽいことができるゲームにしたいよね」ということなんです。大会の練習の様子を見ていると、みんなで声掛け合ったりとか、「いまのそうじゃダメでしょ」って熱いやり取りがあったりするじゃないですか。今日の試合中もチームメイトに声掛けをする場面も多かったのですが、それだけマジメに、まるでスポーツのようにプレイしていただけるというのはとてもうれしいです。青春っぽいなと思います。“こんな戦いかたができる”とか、“こんな楽しみかたをしてくれるんだ”ということが、予選やエリア決勝の戦いを見ているとすごく感じられるので、ぜひこれからもこのゲームの新しい可能性のようなものを見せてくれると、僕らとしてもすごいうれしいなと思います。初めての本作の日本一、世界一を決める大会なので、切磋琢磨して熱い戦いを見せてください。

エリア決勝終了後は、私と鯨岡さんと店舗のプレイヤーの皆さんとでパーティプレイをして遊んでいました。そのほか、鯨岡さんとプレイヤーの方でゲーム談義をする場面も。店舗に直接足を運ぶと、こういったコミュニケーションを取れるのが魅力ですよね。2016年8月27日はいよいよ決勝大会ということで、どのパーティがナンバーワンになるか興味津々です。

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最後はせっかくの名古屋ということで、私が食べてきたひつまぶしの写真を載せてメシテロとさせていただきます! それではまた!!

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