【DFFNT】まりんか先生も大活躍!? 『ディシディア ファイナルファンタジー NT公式生放送』詳細リポート!

公開日時:2017-10-26 20:20:00

2017年10月24日に、ニコニコ生放送とYouTubeで配信された“『ディシディア ファイナルファンタジー NT』公式生放送”。2018年1月11日に発売を控えるプレイステーション4用ソフト『ディシディア ファイナルファンタジー NT』(以下、『DFFNT』)では初となる公式生放送ということで、本作のゲームシステムや参戦キャラクターの紹介など、作品の基本となる要素の解説が行われた。また、『DFFNT』のストーリーが垣間見られる動画や、2017年9月21日~24日に千葉・幕張で開催された“東京ゲームショウ2017”(21日、22日はビジネスデイ)にて、その存在が明らかになった“コアバトル”の実機プレイもお披露目され、大いに盛り上がった。

番組には、プロデューサーの間一朗氏とディレクターの鯨岡武生氏に加え、声優の鬼頭明里さんが初心者代表として参加。高野麻里佳さん、ランズベリー・アーサーさん、武内駿輔さんといったアーケード版経験者の声優陣も登場した。さらに、クリエイティブプロデューサーであり、キャラクターデザインも担当している野村哲也氏も天の声として出演。MCは、アナウンサーのバロン山崎氏が担当した。

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▲前列左からバロン山崎さん、鬼頭明里さん、高野麻里佳さん、鯨岡D、後列左からランズベリー・アーサーさん、武内駿輔さん、間P。

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▲番組のお品書きはこちら。

なるほどNT!ストーリー解説!

最初のコーナーでは、プレイステーション・ポータブルで発売された『DFF』シリーズ1作目でプロデューサーを務めていた北瀬佳範氏もゲストとして登場。

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DFFNT』の物語は、PSP版のその後の物語ということで、まずはPSP版のおさらいから。PSP版『DFF』は、歴代『ファイナルファンタジー』の主役級キャラクターが、調和の神・コスモスと混沌の神・カオスに呼び出されたことに端を発している。

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▲調和の神・コスモス(画面左)と混沌の神・カオス(画面右)。

コスモスとカオスの争いはくり返し行われており、どちらの勢力が勝利してもその世界はリセットされ、また新たな戦いが始まるという“戦いの輪廻”。その13回目の戦いでカオスを倒し、光の戦士たちはもとの世界に戻る……というのが前作の大まかなストーリーだった。そして、『DFFNT』では“戦いの輪廻”から解放された世界に、新たな二柱の神・マーテリアとスピリタスが出現し、再び光の戦士たちが戦場に呼び出されるところから物語が始まるのだ。

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▲『DFFNT』のあらすじとなるプロローグはこちら。

DFFNT』には“ストーリーモード”は存在せず、オンライン、オフライン問わずバトルを遊ぶことでイベントシーンが解放されていき、最終的に1本の物語が楽しめる仕組みとなっている。放送では、そのイベントシーンの一部も公開。ちなみに、前作に登場したキャラクターは、『DFF』の戦いの記憶を保持しており“再会”という形になる。それに対して、ノクティス(ノクト)やヤ・シュトラは、初めてこの世界に召喚されている。「本作で初めて『DFF』シリーズに触れるプレイヤーさんは、このふたり(ノクトとヤ・シュトラ)の立場と重ねていただければ」と鯨岡ディレクター。

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▲マーテリアの願いを叶えればもとの世界に戻れるかもしれないと、ウォーリア オブ ライトとノクトに提案するセシル。

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▲クラウドは“落とし物”を探すため、単独行動を取るようだ。

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▲闘争の世界に初めて呼び出されたヤ・シュトラを気遣うオニオンナイト。

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ストーリー動画チラ見せの後は、アーケード版に参戦中の26人を動画で紹介。この26人と、2017年11月にアーケードへ実装される新キャラクター&ノクトを加えた総勢28人が、『DFFNT』でオリジナルのストーリーをフルボイスで紡ぐのだ。さらに、ストーリーに紐づいたバトルコンテンツである召喚獣バトルの紹介も行われた。

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通常バトルでは、召喚することで一定時間仲間として戦ってくれる召喚獣だが、ストーリーでは敵として立ちはだかる。このバトル専用の攻撃も作られており、ボスバトルとしてしっかり楽しめるような作りとなっているとのこと。また、コーナーの締めくくりとして、『メビウス ファイナルファンタジー』のプロデューサーでもある北瀬氏から『FFX』とのコラボイベントの告知も行われた。

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バトルはこう遊べ!バトルパート解説!

PSP版は1対1のバトルだったが、本作は3対3のパーティ対戦型アクションとなっており、パーティメンバーとの連携が重要なポイントになる。このコーナーでは、最初に鯨岡Dがパワーポイントを使いながらバトルの基本解説を行い、さらに声優の武内さんがお手本プレイをお披露目した。

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バトルの勝利条件は、“制限時間内に敵を3回倒す”こと。画面左上の青いゲージが自分たちのパーティライフゲージ、赤いゲージが敵側のパーティライフゲージで、キャラクターが1回戦闘不能になるごとにゲージがひとつ減少する。戦闘不能になったキャラクターは、一定時間後に戦線へ復帰でき、合計で3つのライフゲージを減らした側のパーティが勝利となる。

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バトルのキモとなる基本システムは、“ブレイブ攻撃”で敵の“ブレイブ”を奪い、“HP攻撃”で敵のHPを減らすという『DFF』シリーズではおなじみのもの。○ボタンでブレイブ攻撃を放ち、□ボタンで溜まったブレイブ数値をそのままHPダメージに変換する“HP攻撃”で敵の撃破を目指すのだ。

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▲画面中央下部に表示されている3968という数値が自身の所持ブレイブ。その下の青色のバーがHPを表す。ちなみに、ターゲットしている敵を一撃で倒せるブレイブ量を所持していると、ブレイブの数値が紫色に光る仕組み。

ブレイブ攻撃は○ボタンと左スティックの方向の組み合わせで技の内容が変化。また、キャラクターが地上にいるか空中にいるかによっても技の内容が変わる(一部、例外のキャラクターもあり)。また、HP攻撃はバトル開始前に1種類(『FFXII』のヴァンのみ2種類)を自身で選択する。

バトルの重要な要素にひとつに、召喚獣の存在も挙げられる。本作には、イフリート、シヴァ、ラムウ、オーディン、リヴァイアサン、アレクサンダー、バハムートの7体が召喚獣として登場しており、バトル開始前にパーティメンバーの多数決で1体を選択。バトル中、時間経過でフィールドに出現する“召喚コア”を破壊したり、敵に攻撃を当てることで“召喚ゲージ”を溜め、召喚獣の詠唱に成功すると一定時間、第4の味方としてフィールドに出現し、自動で敵を攻撃してくれるのだ。

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▲召喚ゲージが最大まで溜まったら、コントローラのタッチパッドを押して詠唱を行う。なお、ひとりよりもふたり、ふたりよりも3人で詠唱を行ったほうが早く詠唱が終了するため、パーティメンバーとタイミングを合わせて召喚することが超重要!

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▲選んだ召喚獣に応じて、バトル中に有利な効果も発動する。たとえば、イフリートを選ぶと敵のガード耐久力を削る量が上昇し、召喚後はその効果に加えて、ブレイブ攻撃の威力も上がるのだ。

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▲ユーザーインターフェースは、シンプルなデザインの“ノーマル”と、稼動中のアーケード版準拠の“アーケード”のふたつから自由に設定可能。

あかりんの教えて♪まりんか先生!

本コーナーは、『DFF』シリーズ初心者の“あかりん”に、アーケード版プレイヤーである“まりんか先生”が優しく『DFFNT』を教えていくというもの。今回は“攻めのディシディア”をテーマに、“ブレイブ攻撃”と“HP攻撃”の使い分けをレクチャー。いろいろ突っ込みどころのある授業ではあったが、壁激突からのHP攻撃という重要テクニックも飛び出していた。

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▲まりんか先生「これが壁ドンだー!」、あかりん「私が知ってる壁ドンと違う……」、アーサーさん「これが“攻めのディシディア”です」。

まりんか先生の“壁ドン”(壁激突)の説明を補足すると、ブレイブ攻撃で敵を壁激突させただけでは、その後にHP攻撃を“確定”で当てることはできない。まず、“壁激突”は、敵にブレイブ攻撃を当てたときに敵がステージ端に吹き飛ぶと発生することがあり、壁激突中の敵は一定時間操作が不可能になる。この無防備な敵にHP攻撃を当てるには、ブレイブ攻撃で壁激突を誘発させた後、R1ボタンを押し続けて“ダッシュキャンセル”(ブレイブ攻撃後の隙をなくして、ダッシュですぐに敵を追いかける)を行う必要があるのだ。言葉で説明すると複雑なようだが、○ボタンでブレイブ攻撃を当てている最中にR1ボタンを入力し続け、ブレイブ攻撃終了後に□ボタンを連打すればOKと、やることは比較的シンプル。ちなみに、壁激突後に再びブレイブ攻撃を当てることも可能だが、2回連続で壁激突させた敵は一定時間無敵状態になるため、いわゆる“ハメ”のような状況にはならないのでご安心を。

新モードを体験!コアバトル!

“コアバトル”は、『DFFNT』で楽しめる新モード。3対3で戦うのは通常のバトルと同じだが、各陣営にひとつずつ“コア”が設置されており、このコアを破壊した側の勝利となる。コアの周囲にその陣営のキャラクターがひとりでも存在すると、コアにバリアが張られてダメージを与えられないため、ブレイブ攻撃で敵を吹き飛ばしたり、HP攻撃で戦闘不能にさせることがポイントとなるようだ。また、通常のバトルとは異なり、何回戦闘不能になってもは敗北にはならないものの、復活するまで一定時間が必要となるので、不利な状況が生まれてしまう。

このコーナーでは、出演者6人がふたつのチームに分かれて対戦。1戦目は鯨岡D(オニオンナイト)、武内さん(ウォーリア オブ ライト)、あかりん(ライトニング)のチームと、間P(ヤ・シュトラ)、アーサーさん(クラウド)、まりんか(ティーダ)による対戦となった。

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▲敵陣にキャラクターがいるので、赤いバリアが張られている状態。

1戦目は鯨岡Dがバトルのルールを説明している隙を突き、間Pチームが試合を有利に進める。「(コアバトルは)攻めのディシディアじゃダメですね(笑)」とアーサーさんは、コア防衛の重要さにいち早く気付いていたようだ。そしてラストはアーサーさんのクラウドがHP攻撃の“凶斬り”で鯨岡Dを倒した隙にコアを割り切り、間Pチームが勝利!

続く2戦目の前には、各チームが作戦会議。コアバトルは攻めと守りの役割分担が重要ということもあり、誰が残って誰が攻めるのかといった話し合いが行われていた。その中で、武内さんは「通常のバトルとはまた違ったEXスキルも、もしかしたら活躍するかもしれない」と現役プレイヤーならではの視点で語っていた。

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▲コアバトル用の自陣のものと、敵陣のもののとは別に出現する召喚コア。通常のバトルと同様に一定時間の経過で出現し、破壊などで召喚ゲージが溜まれば召喚獣も呼び出せる。

2戦目は、積極的にコア破壊を狙う武内さんをアーサーさんが止めるという試合展開に。まりんかティーダがEXスキルの“クイックトリック”で武内さんを攻撃しているところに、アーサーさんが“凶斬り”を当てるなどして、間Pチームが続けて勝利! 残念ながら負けてしまったが、初心者であるあかりんも、自陣にいることでコアにバリアを張るという役割で活躍して楽しんでいた様子。腕前が異なるプレイヤーどうしでもワイワイと盛り上げれるモードになりそうだ。

最後はNT!生バトル!

番組の後半では、出演者による通常ルールのガチンコ対戦! チーム分けは先ほどのコアバトルと同様で、鯨岡Dのみ使用キャラクターをアルティミシアに変更していた。ターゲット変更を習っていない“あかりん”は、ひたすら間Pを狙って狙って狙いまくり、見事HP攻撃をヒットさせることに成功! ちなみに、ターゲット変更はL2ボタンかR2ボタンで行える。どちらかのボタンを長押しすれば召喚コアをターゲットでき、両方同時押しすればいちばん近い敵をターゲットできるのだ。

1戦目は、間PがHP攻撃の“ホーリー”を3人同時にヒットさせたタイミングでシヴァを召喚し、間Pチームが一気に戦況を優位に運める。それに対する鯨岡Dチームも、武内さんのウォーリア オブ ライトが味方のフォローに活躍していたが、再び間Pの“ホーリー”を受けてダウンを奪われてしまい、そのまま敗北となった。2戦目は、武内さんのウォーリア オブ ライトがHP攻撃の“ブライトセイバー”をしっかりと当てて活躍。間Pチームに先に召喚されてしまったが、しのぎを切って逆襲の召喚に成功し、鯨岡Dチームが勝利を収めた。

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▲間Pのホーリーが見事3人に同時ヒット!

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▲初心者ながら、シヴァのフィニッシュ攻撃(召喚の最後に放つ大技)を避けきった“あかりん”。

エンディング&告知コーナー

番組の最後は、『DFFNT』の店舗別予約&初回生産特典情報や、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンと『FF』シリーズのコラボ、『FF』シリーズ30周年記念朗読劇について告知が行われた。最後に番組視聴者プレゼントの応募用キーワードが発表され、公式生放送は終了となった。

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▲視聴者プレゼントは『DFFNT』のTシャツ(メンズLサイズ)!

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▲キーワードはまりんか先生に教えてもらった“攻めのディシディア”!

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