『ドラゴンクエストX オンライン』（以下、『DQX』）の広大な世界を、『DQ』シリーズ大好きライター・ゴジラ太田の操る“ジーラ”が自由気ままに冒険する、“ジーラの放浪録”をお届けします！ 連載第321回（通算421回）。
皆さんこんにちは、ゴジラ太田です！ ただいまアストルティアでは第21回 バトルグランプリが開催中。ランダムマッチングのみのパーティで戦う個人戦となっているので、あまりコロシアムをプレイしていない人は練習の場にいいかもしれませんね。
バージョン5.5前期で魔法使いと僧侶のスキルラインに変化が！ これは超ワクワク！
2021年3月16日に放送された超ドラゴンクエストXTV#22で、バージョン5.5前期が2021年3月31日より公開されることが発表されました。驚きの新情報がたくさん飛び出しましたが、その中でも筆者が超気になった魔法使い、僧侶のスキルライン調整をメインに触れていきたいと思います！
まずは魔法使い・両手杖について。
大きく変わったのは以下の3つ。
魔法使い・両手杖の注目ポイント
- 超暴走魔法陣・零
- ファイアブレイク
- 攻撃時10%でためる
これまでの暴走魔法陣、超暴走魔法陣がなくなり、代わりに超暴走魔法陣・零が登場しました。これはチャージ時間ナシで使用可能というスキル。確実に暴走するラインがどの程度かは実装されてから研究する必要がありますが、チャージ時間がなくなったことでいつでも使え、もしかしたら魔法使いの呪文＝ほぼ確実に暴走という状況が作れるのかもしれません。
ファイアブレイクはフォースブレイクの炎版のような性能ですが、こちらもチャージ時間がありません。しかし、フォースブレイクのように失敗時にも少し程度耐性を下げるという効果はないようなので、失敗時のリスクは大きめ。ですが、炎耐性を下げた後にメラゾーマを連発できることを考えると、たとえ数ターン使ってでもファイアブレイクを優先したほうがいいのかも？
攻撃時10%でためるも、地味ですが確実に火力増となるので見逃せないスキル。
この3つのスキルの存在で、魔法使いの火力はかなり上がりそう。ちなみに暴走魔法陣は、スキルポイント160以降にセット可能になるようです。暴走魔法陣が残っていることを考えると、超暴走魔法陣・零だけで確実に呪文を暴走させるのは、やはり難しいのかな？
続いて魔法使い・短剣について。個人的にはこれが超気になる！
大きく変わったのは以下。
魔法使い・短剣の注目ポイント
- 新呪文“ヴェレ”の追加
- ヘナトール（ヘナトスの範囲版）が追加
- 状態異常の敵に対して呪文ダメージ＆暴走率が上昇する
ほとんどのスキルラインが変わっているので、もはや新スキルラインと言ってもいいでしょう。まずは『DQ』シリーズでは新呪文となるヴェレ系。これは対象を毒状態にする呪文で、堀井さんが命名したとのこと。
ヴェレ、ヴェレーノ、ヴェレノーマの3種類があるようで、ヴェレとヴェレーノは毒、ヴェレノーマは猛毒状態にできるようです。動画ではバザックスが毒の継続ダメージで10ずつ減っていたのに対し、猛毒の継続ダメージは250ずつ減っていました。猛毒のスリップダメージだけで、かなり敵のHPを奪えそう。
ヘナトールはヘナトスの範囲版ですが、短剣スキルに状態異常成功率アップがあるので、上記のヴェレ系呪文を含めかなり効きやすいはず。
眠り状態の相手に呪文ダメージアップ、毒状態の相手に呪文ダメージアップというスキルがあり、さらに160以降のスキルでは眠り＆毒状態の相手に呪文暴走率＋50%なんてものも！
両手杖の魔法使いは単純な火力アップという印象でしたが、短剣の魔法使いは敵を弱体させながら両手杖に近い火力を出すという戦いかたが主体になりそうです。また、短剣を装備したときの最大MPも両手杖装備と同じくらい高くなるので両手杖と短剣を持ち換えたらMPがごっそり減るということもなくなるとのこと。
これまでの魔法使いは火力をひたすら求める職業でしたが、短剣もつかいこなすことでテクニカルな戦いかたができますね。これは超楽しみです！
つぎは僧侶のスキルライン調整について。
魔法使いほど大幅な変化はないのですが、地味に役立つものが追加されています。
シャインステッキは、味方ひとりの悪い効果を解除可能。チャージ時間のないプラズマリムーバーの単体版という性能なので、ザオトーンなどプラズマリムーバーでは解除できないものも同じ。それでも、僧侶が味方の状態異常をすぐに治せるというのは、かなり心強い！
行動時5%で移動速度アップは、スキルラインで修得できるものでは初となる効果。仲間に素早く近づいて回復や蘇生ができるほか、敵の攻撃を避ける際にも役立ちそうです。さらにスティック装備時チャージ時間－10秒があるので、ラピッドステッキなどの回転も早められます。魔法使いのような「おおっ！」という衝撃はないものの、いざ使ってみれば確実に違いを実感できるものばかりです。
バージョン5.5前期での職業の大幅な調整は以上で、ほかには以下のようなバトルバランス調整が。
大きなところでは、ベホイムやベホマラーの回復量に影響する回復魔力の最大値がアップ。簡単に言えば、回復魔力を上げるほど回復量が大きくなっていくよ、ということでしょう。僧侶のスキルライン調整と併せて、僧侶がかなり強化されているはず。
逆に魔剣士では鎌スキル“血吸いの守り”が蒼月の守りに変更。HP回復効果がなくなり弱体化しています。まぁ、これは便利すぎたのでしょうがないのかな？ 血吸いの守りがなくなっても、まだまだ魔剣士は強いですしね。
職業の調整以外で気になったところは、新呪文やスキルなどに合わせて新宝珠が登場するほか、
レベル上限が116から118に！
さらにレベル110の新防具が登場します。
新防具実装と同時に賑やかになるいにしえのゼルメアですが、階層と装備レベルを自由に選べるようになるようです。
ほかには、バトル時に近くの対象をターゲットできる機能が追加されました。これは攻撃時の敵、回復や蘇生時などの味方どちらのターゲットにも有効です。すぐ目の前の敵を攻撃したいのに、ターゲットカーソルが遠い敵に合わさりアワアワしてしまう、という状況がなくなります！
こちらはバージョン5.5前期の途中で開催されるイベントですが、海底探索ガテリア号は最大20人で楽しめる新イベントとのこと。
カジノレイド祭りの開催も予定しており、今度はビンゴも追加されるようです。
新情報が多すぎてまとめきれませんが、やはり個人的に気になるのは魔法使いと僧侶のスキル調整。これまでとは異なる戦いかたができる時点で、もはや新職業という感覚がありますよね。
この記事が掲載されるころには、目覚めし冒険者の広場にバージョン5.5前期の詳細が掲載されているかもしれません。まだまだ書き切れていない新情報も多いので、気になる人は、ぜひ目覚めし冒険者の広場をチェックしてみてくださいね。
それでは、また次回！
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