DeToNatorのSHAKAくんより釈迦っぽくなりたい

公開日時:2018-05-28 17:00:00

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 上の写真はプロゲーミングチーム・DeToNatorの貴重な入浴シーンだ。

 左端に座っている彼はSHAKAくん。ハンドルネームの由来は仏教の開祖・釈迦なのかなーと思う。本人に確認したことはないのだが。

 彼はもともと『Alliance of Valiant Arms』で名をはせたプレイヤーで、いまは『PLAYERUNKNOWN`S BATTLEGROUNDS』大会の解説などで活躍。FPSの理論がしっかりしているため、説得力がある。釈迦の説法のようだ。

 ある日、僕はふと思った。「SHAKAくんより釈迦っぽくなりたいなあ」と。思ってしまったのだ。

 その結果がこれである。
 

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はんぱない釈迦感を手に入れたミス・ユースケの入場であります。

 
 釈迦と言えば後光だろうと思い、仏像の後ろの部分を作ってLEDで光らせた。この部分を“光背”と言い、後光を表現しているらしい。

 この装置のおかげで、ありがたさを競う大会で上位に食い込めるほどの威厳が手に入った。知らない人に僕とSHAKAくんの写真を見せて釈迦っぽいほうに投票してもらったら圧勝するだろう。

 なお、この後光装置は僕のオリジナルではなく、下記の記事が元ネタである。

※参考記事
「お父さんかっこいい!」後光さした状態で娘の枕元に立つ!
↑おもしろいので読もう。
 

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仏像の写真を参考にして光背の模様をスチレンボードに描き込む。カッターでくり抜いた後に金色の紙を貼った。

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クリスマスツリーなどに飾るLEDライトを取り付ける。

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途中経過。撮影をお願いした戸部マミヤは「神々しい! 神々しい!」と大興奮だったが、まだ輝きが足りない。

 
 小さなLEDライトをつけたら“ぼや~”っと光った。厳かな雰囲気があって悪くないのだが、できれば“カッ!”がほしい。

 直視できないほどの尊さを放ち、「この人、何かすごいな」と思わせるには、人間的な徳を積むのが大切である。

 後日、秋葉原のLED専門店でLEDテープを購入。側面に貼り付けてギラッギラにしてやった。徳を積むのは諦めて科学の力でドーピングする。
 

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これらの作業はすべて会社で行いました。

 
 本音を明かすと、SHAKA→釈迦→後光と思いついただけなので、装置を作った時点でやりたいことは完了している。ここからはゲームクリア後のエピローグみたいなものだ。

 もしくは仏でニューゲーム。
 

★★★SHAKAくんとの邂逅★★★

 
 後光の準備はできた。向かう先はゲームを持ち込んで遊び倒すイベント“C4 LAN”。

 DeToNatorがブース出展しており、SHAKAくんも来場するからだ。せっかくだから釈迦感だだもれ状態でSHAKAくんと並んでみたい。コスプレをしたファンが本人に会いに行く、みたいな話と似ている。

※関連記事
ゲームやろうぜ、3日間ぶっ続けで。最高にピュアなイベント“C4 LAN 2018 SPRING”に参加した
 

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C4 LANのDeToNatorブースにやってきました。

 
 ファンに怒られるかも、という心配はあった。

 熱狂的なファンからしたら好きな人の名前を茶化されていると感じるかもしれないし、実際に茶化しているので弁解のしようがない。ぐうの音も出ないというやつである。

 安心材料もある。ゲーミングチェア・DXRACERの担当さん(関西人)が崩れ落ちるほど笑ってくれたのだ。ウケを狙ったら関西人が爆笑。心強いと言うほかない。

 DeToNatorブースはすごい人だかりだった。さすがの人気だ。遠慮がちにファンの後ろから様子を伺っていると、何人かに気づかれた。
 

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おれ、大人気。

 
 ウケた。たくさん写真も撮られた。

 「こんにちは、SHAKAです」と言ったら、一瞬間を置いて笑いが起きる。「僕と彼(SHAKAくん)、どっちがSHAKAと言われたら?」という質問では僕の圧勝だった。みんな察しがいい。

 もはや阿吽の呼吸である。DeToNatorファンのノリはすばらしい。
 

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夢の共演。

 
 SHAKAくん本人と記念撮影。後光によってSHAKAくんの陰影が深くなってしまった。周囲の人に影響を与えるほどの輝きを放つ自分に満足である。

 Twitterに上の写真を載せて「どっちが釈迦でしょうか?」というアンケートを取ったら、
 

 
僕……25%
SHAKAくん……28%
両方……47%

 という結果に終わった。序盤は僕が優勢だったのだが、SHAKAくんがRTしたことで形勢逆転。僅差で負けてしまった。

 とはいえ、「ユースケさんに入れました」という声もたくさんあったので、これはもうほぼ引き分けだと思う。
 

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DeToNator。左から、SPYGEAくん、dohteloffくん、YamatoNくん、StylishNoobくん、SHAKAくん、siorinくん。

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SHAKAくんと入れ替わった。めちゃくちゃ照らされるsiorinくん。

 
 DeToNatorメンバーは全体的に反応に困っていた。
 

★★★邪魔だけど役に立った後光装置★★★

 
 後光装置を背負ってC4 LANの会場を回る。歩きながら何かに似てるなーと思っていた。ゲームイベントの会場にある光るやつ。

 あ、これゲーミングデバイスだ。LEDで光るデバイスは多い。ゲーミングデバイスは好きだが、自分自身がデバイス化するとは思っていなかった。

 BLEACHでこんなシーンを読んだことがある気がする。俺自身がゲーミングデバイスになることだ。
 

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ゲーミングデバイス。

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ゲーミングPC+StylishNoobくん。

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ゲーミングデバイス。

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ゲーミングデバイス。

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ゲーミングデバイス。

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ゲーミング足湯。

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LEDで光っていれば何でも“ゲーミング○○”だ。こちらはいつも“ゲーミングのど飴”を配っている人。

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ゲームキャスター・Ooodaくんと。僕の服がこれまでの写真と違うのは別日だからです。

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僕が持っているモーニングスターはバッグです。

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IMGP6344 - コピー

ゲームキャスター・岸大河君もありがたい存在に。

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「ちょっとすいません」と横になって混んでいる通路をすり抜けようとする後光が差す人。

 
 後光装置はでかくてまぶしいので邪魔に感じた人も多いと思う。悪いなあと思いつつ、役に立つこともあった。

 会場内は少し暗いので写真を撮りにくいのだが、後光で照らすとピントが合う。苦労している女子の横に立ったら感謝された。

 また、実家が寺だという人は「思わず手を合わせました」と言っていた。図らずもユーモアが一定の評価を得てしまった。
 

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後光が差した状態で人と話すと救済してるように見える。

 
 ふと思いついたことを形にしたら少しウケた。

 スポーツファンの中には、絵を描いたりして自分なりのグッズを作る人がいる。それはesportsも同じで、今回僕が作ったのもDeToNatorのファンアイテムみたいなものだ。

 とくに意味はないし、何かの役に立つわけでもない。でもまあ楽しいので、僕はこういう活動を続けていくんだろうな。

※後光装置の元ネタはこちらです。
「お父さんかっこいい!」後光さした状態で娘の枕元に立つ!

 最後に、DeToNatorの写真をどうぞ。
 

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ファミ通グループでおもにPCのオンラインゲームを担当。企画記事を作るのが好き。
『まいにちがβテスト』は、ミス・ユースケがPCオンラインゲームで遊んだり考えたりしたことをテーマにしたブログです。タイトルには「つねにβテスト時のわくわく感を抱きながらゲームを遊び、実験的な企画もやっていきたい」という意味を込めていると、後付け設定的に考えました。

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