『TERA』日本運営プロデューサーがプレイヤーにご飯をおごるオフラインイベント

公開日時:2014-12-26 00:00:00

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▲日本運営プロデューサーがプレイヤーにご飯をおごりました。最新情報の発表とかPvPの試合とか、そういうのはなし。

 ゲームオンさんが運営するMMORPG『TERA』では2014年10月22日に大型アップデート“超越 Phase1.0”が実装された。

 これを記念して運営プロデューサーの中川さんがプレイヤーにランチをおごるという。そんなオフラインイベント聞いたことないし、“アップデート記念→ご飯をおごる”という流れが理にかなっているかどうかも分からない。おそらく自然の摂理に反している。

 よく分からないので、この目で確かめよう。僕もついて行きました。

★『TERA』キャラ衛生マスクが役に立った

 ランチ会当日。待ち合わせ場所に行くと、参加者のみなさんがだいたい揃っていた。みんなで連れ立ってお店へ移動。

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▲中川さん、遅れて登場。

 取材をするにあたり、ひとつ気になっていたことがある。それは、中川さんが領収書を切るかどうかだ。領収書を切る(=経費として精算する)と、ゲームオンさんがご飯をおごることになってしまう。これはあくまで“中川さんがプレイヤーにおごる”企画なのだ。

 プレイヤーに嘘をついてはいけない。そんな正義感から、お店に入る前に「領収書切ったらだめですよ」と中川さんに先手を打った。そしたら「えー、この人呼ばなきゃよかった」とうらめしそうに言われた。

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▲テーブルはふたつに分かれていて、

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▲このような席の配置に。

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▲マスクは全パターン持ってきた。

 ここまで読んできて、「みんな『TERA』キャラに似てるなー」とお思いの方も多いだろう。じつはほぼ全員が顔出しNGだったので、男子にはポポリを、女子にはエリーンを合成しているのだ!

 少し前に『TERA』キャラ衛生マスク(こちらの記事を参照)を作ったときの画像があったのでちょうどよかった。

 会話のきっかけになると思い、当日は上記のマスクを持参した。わりとみんな記事を読んでくれていたようで、「あのマスクを作った人だったんですね」と納得した様子。

 マスクがなかったら「馴れ馴れしいおじさんと相席になっちゃったな」と認識されるところだったであろう。

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▲食事前にマスクを試着する中川さん。

★中川さん=小悪魔説

 ランチ会の参加者は大半が初対面(同じギルドに所属している人はふたりいた)。会場が焼肉屋だったので、会話が盛り上がらなかったら無言で肉を焼き続けることになりかねない。

 こういうときに輝くのが僕のおっさん力である。みんなの口から自然と会話が出るまで、無神経に話しかけまくった。とはいえ、それも数分の話。3枚目の肉を焼くころには和気あいあいとした雰囲気に。

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▲肉。サラダ。キムチ。めし。うまい。

 あとは、なるべくプレイヤーが中川さんと話せるような話題運びを心がけた。中川さんは言ってはいけないことをポロリと言いがちだからだ。それがリップサービスなのか本当に口を滑らせているかは分からない。

 大半は狙った発言だとは思うのだけど、同席した広報さんから「あれは書かないでください」とクギを刺された話題もある。

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▲左端の男性が広報さんで、赤いカーディガンの女子は運営チームのさいとうさん。『TERA』公式Twitterの“さいとうさん”とは別人らしいです。

→『TERA』公式Twitterアカウントは@teraonline_jpです。

 こういう危うい(?)部分も含めて、中川さんはプレイヤーに好かれているのかもしれない。「中川さんは自分たちとの距離が近いような気がする」という意見もあった。

—【心に残った中川さんとの会話】—

ユースケ 中川さんって、ちょいちょい「俺、『TERA』やってる」アピールをしますよね。
中川さん アピールじゃなくて、やってるから! オルカ武器を+12にしましたからね。強化用の粉が足りなくてガチャを回しましたけど。

中川さん (PvP好きの参加者に)やっぱりPvPには専用の装備を揃えてから行ったほうがいいんですか?
ユースケ そういうの聞く!?

ユースケ 今回の記事、どういう内容にするか悩んでるんですよ
中川さん 別に記事にしなくていいじゃないですか。
ユースケ 僕が何のためにここにいると思ってるんですか。

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 ポロリがすべて計算づくで、好感度をコントロールしている可能性もある。だとしたら、とんだ小悪魔である。

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▲「ダンジョンのドロップ率ってクラスによって変わります?」と、突然マジな質問が出ることも。中川さんは「そういうことはないと思いますけど」と落ち着いて返答。

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▲肉が焼ける様子をお楽しみください。

 中川さんがオフラインイベントで『TERA』プレイヤーと接したのは今回が初めて。2015年はもっとオフラインイベントを開催したいと考えているらしい。

 しかも開発会社のBluehole Studioも乗り気で、イベントのためにタイムアタック用ダンジョンを作っているとのこと。熱意がすごい。

 参加者のなかには「人数が多いと落ち着かないから、今回みたいに少人数のものなら参加したい」という人もいた。できればいろいろなパターンを検討してほしいし、関東以外でも開催してほしい。地方のやつも行きたい。

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▲運営チームへのお土産を持参した参加者も。

★いっしょに飯を食ったらもうマブダチ

 仲のよさや関係の深さを表す「同じ釜の飯を食う」という表現がある。

 運営側とプレイヤーの交流を目的に開催されるオフラインイベントもあり、今回のランチ会はそれをすごくシンプルにしたかたちと言える。いちばん関係の薄い僕ですら仲よくなれた気がする。

 同じような企画があったら、また参加したい。割り勘でもいいですから。

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▲全員で『TERA』マスクをつけて集合写真を撮るイベントやりましょう。

 さて、会計の様子を見ていないので領収書がどうなったかは未確認だ。中川さんの上司にお願いがあります。もし焼肉屋の領収書が回ってきてもハンコを押さないでください。

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▲最後にもう一度めしを載せる。

『TERA』公式サイト

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ファミ通グループでおもにPCのオンラインゲームを担当。企画記事を作るのが好き。
『まいにちがβテスト』は、ミス・ユースケがPCオンラインゲームで遊んだり考えたりしたことをテーマにしたブログです。タイトルには「つねにβテスト時のわくわく感を抱きながらゲームを遊び、実験的な企画もやっていきたい」という意味を込めていると、後付け設定的に考えました。

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