1日で4つのオフラインイベントをめぐる。【前編】『モンスターハンター フロンティアG』『タワー オブ アイオン』

公開日時:2013-04-16 00:00:00

 こんにちは。ミス・ユースケです。「PCオンラインゲームを題材にした企画もの、読みもの記事をやりたいやりたい」と駄々をこねたら、こんなブログを作ってもらえた。やったぜ。

 ゲームの最新情報や攻略情報、プレイリポートといった、いわゆるゲームメディア的な記事は少ないかもしれません。そういった記事を期待して見てくれた方、ごめんなさい。このブログはゲームをプレイするうえでは役に立たないかもしれませんが、広い心で受け入れてくれる人ってすごくかっこいいと思うし、異性にももてるはずなので、よろしくお願いします。


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▲仕事を忘れて遊ぶ。

 オンラインゲームのオフラインイベントを見に行くのは僕のライフワークのひとつだ。ネットカフェでは毎週のようにイベントが開かれているので、土日は大抵ふらっと遊びに行っている。

 参加者と仲よくなれば彼らの意見を直接聞けるし、もうおじさんなので若者たちが楽しそうにしているのを見ているだけでうれしいのだ。

 いまの目標は“オフラインイベントの妖精”的な扱いを受けること。「あいつ、どこにでもいるな」って思われたい。変な噂がひとり歩きしたら最高だ。ゲームと関係ない噂でもいい。見ると運気が向上するとか、僕の周囲を10周まわると意中の人に振り向いてもらえるとか、後ろ向きで投げたコインが僕のポケットに入ると世界から戦争がなくなるとか。

 2013年4月14日(日)は自宅から気軽に行ける範囲で4つのイベントが開催された。どれに行くか迷ってしまった際におすすめの対処法がある。全部行けばいいのだ。

★まずは準備

 複数のイベントを満遍なく楽しむには時間の管理が大切だ。まずは開始時間が早いイベントから攻め、ある程度楽しんだらつぎのイベントへ、といった流れで行動する。電車の乗り換え時間などを計算し、ざっくりとした予定を作成した。

<<4月14日のスケジュール>>

自宅を出発
↓(電車で約35分)
高田馬場 ☆ハンティングアクション『モンスターハンター フロンティアG(以下、MHF-G)
↓(電車で約25分)
秋葉原 ☆MMORPG『タワー オブ アイオン(以下、アイオン)
↓(徒歩で約3分)
秋葉原 ☆FPS『スペシャルフォース2(以下、SF2)
↓(電車で約5分)
東京 ☆MMORPG『マビノギ

 時間に追われるエリートビジネスマンのようだが、実際はただ遊んでいるだけだ。

★『モンスターハンター フロンティアG』 (会場:スペースクリエイト自遊空間 BIGBOX 高田馬場店)

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▲稲荷【烏帽子】があれば怖いものなしだ。

 最初に訪れたのは、4月17日(水)にサービス開始となるハンティングアクション『MHF-G』の先行体験会。新モンスター・ポカラドンの討伐を楽しめるほか、プロデューサーの杉浦さんによる新要素のプレゼンテーションも行われた。

 会場に着いたら、参加者の邪魔にならないように後ろのほうで見学。攻略ムック『フロンティア通信』の企画で制作したリアル頭防具“稲荷【烏帽子】”も持参した。これにはかぶるとイベント参加者が興味を示してくれるという特殊効果があるため、スムーズに話しかけて親睦を深められる。僕にとってのお守りみたいなものだ。詳しくは『フロンティア通信.com』の下記の記事を参照。

日常生活で稲荷【烏帽子】を生産する 前編
日常生活で稲荷【烏帽子】を生産する 後編
稲荷くんが岐阜にやってきたぞ!
新潟県でフロ通を宣伝する

 ポカラドン討伐は大盛り上がり。続く杉浦さんのプレゼンでもちょくちょく笑いが起き、和やかな雰囲気でイベントは終了。スタッフさんの指示に従って参加者が順番に退場していく。出口で杉浦さんがお見送りをしてくれて、直接話したりサインをもらったりできる。

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▲熱心に観戦するみなさん。

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▲杉浦さんのプレゼンタイム。今後は店舗主催オフラインイベントも開催されやすくなる。

 参加者とふれあうなら今がチャンスだ。あらかじめ作っておいた杉浦さん缶バッジ(ゲームのプロデューサーの顔写真で缶バッジを作るのが僕の趣味なのだ)を配って仲よくなり、『フロンティア通信G』や僕も出演しているニコ生番組『ファミ通コネクト!パーティー』を宣伝する。自分に課したミッションである。

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▲大行列。杉浦さん大人気。

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▲この缶バッジを配ります。

 この作戦は大成功。退場待ちの列にスッと近づき、缶バッジをプレゼント。女子から「いっしょに写真を撮ってもいいですか?」なんて言われたのもうれしかった。もてもて稲荷くん。気分がよかったので、「はい、これ部位破壊報酬」と突起物パーツをもいで、周囲の人に配ったりもした。

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▲喜んでいただけたようで何よりです。

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▲女子からもてもて稲荷くん。

 これまでにも杉浦さんの缶バッジを配ったことはあるのだが、配布許可を得ているかというと、じつはやや曖昧。過去に、

ユースケ「これ配ってもいいですか?」
杉浦さん「ええ、まぁ、ははは」

 という会話をしたことがあるくらいで、わりとなあなあな感じだ。なので、僕から缶バッジをもらった人は内緒にしておいてください。まだ怒られてないので、たぶん大丈夫だとは思うけど。

 参加者とのふれあいを楽しみ、後片付けをしていたら、スタッフさんから「新しいの作らないんですか?」とか「つぎは何を作るんですか?」とか、いろいろ聞かれた。みんな、かぶりものが大好きなのだ。今後はネットカフェ主催の大会も開催されるらしいので、新作を作ったら披露しに行きたい。みんなでかぶりものを作るワークショップを同時開催するのもいいかもしれない。

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▲もうぼろぼろです。

MHF-G』公式プロモーションサイトはこちら。

ちゃんとしたリポート記事はこちら。

★『タワー オブ アイオン』(会場:ベルサール秋葉原)

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▲看板がかわいい。

 高田馬場から山手線に乗って秋葉原へ。中央通り沿いのイベントホール、ベルサール秋葉原では“エヌシージャパン ユーザー感謝祭2013”が開催されていた。メインはB1フロアのMMORPG『アイオン』イベントだ。

 『アイオン』のイベントに参加するのは今回が初めて。これをきっかけに、今後はユーザーの輪に入りたい。「ユーザー層はどんな感じか」、「何をやったらうけるのか」と、研究するのが取材の目的だ。

 僕が到着したときは“Episode4.0(2013年4月30日実装)”で登場するマップを使った“Tower of Mission”の真っ最中。来場者が数十人規模で参加する大規模な対戦イベントだ。

 会場には観覧席のほかにゲームプレイ用のPC席が設置。対戦の様子は前方の大型スクリーンに映し出されるので、観覧席からでも十分に楽しめるのだが、多くの人がPC席を囲うようにして観戦していた。

 前のめりに参加していこうという姿勢、嫌いじゃない。『アイオン』のユーザーは積極的な人が多いのかもしれない。この熱狂にうまく溶け込めなかったのが残念だ。いいプレイには歓声とスタンディングオベーションを送りたい。下調べや事前のネタ準備をしておかなかったのが悔やまれる。

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▲左からオフィシャルサポーター尾高もえみさん、MC鷲崎健さん、MC青木さん。

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▲観戦者もアグレッシブにぐいぐい行く。

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▲おしゃれな女子も戦いの行方を見守る。

 1Fの展示フロアには試遊コーナーや物販ブースが設置され、B1に比べてまったりムード。エルザ ジャパンのグラフィックボード『GeForce GTX 650 Ti S.A.C』の『リネージュ2』&『アイオン』推奨モデル(の箱)がしれっと展示してあったのだが、これって発表前の新製品なのでは?

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▲1Fには試遊コーナーのほかにカフェスペースなんかもあった。

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▲特典アイテム付きのグラフィックボードが発売されるみたい。

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▲コンパニオンさんたち。ナイスへそ。

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▲真・雀龍門のお姉さんたち。ナイスチャイナ&ナイスタイツ。

 何となくではあるが、『アイオン』ユーザー層の感覚がつかめた気がする。今年も各地のネットカフェを巡る“TOY BOX サーキット2013”を実施するらしいので、臆せずに足を踏み込んでいきたい。

タワー オブ アイオン』公式サイトはこちら。

ちゃんとしたリポート記事はこちら。

 気の向くままに書いてたら思いのほか長くなってしまった。つづきは明日。

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ファミ通グループでおもにPCのオンラインゲームを担当。企画記事を作るのが好き。
『まいにちがβテスト』は、ミス・ユースケがPCオンラインゲームで遊んだり考えたりしたことをテーマにしたブログです。タイトルには「つねにβテスト時のわくわく感を抱きながらゲームを遊び、実験的な企画もやっていきたい」という意味を込めていると、後付け設定的に考えました。

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