▲地下で開催される秘密の女子会。

　2014年1月11日、オンラインアクション『ドラゴンネスト』のオフラインイベント“ドラゴンネスト女子会2014 お嬢様の優雅なひととき”が開催された。

　“女子会”なので参加者は女子のみ。会場である執事喫茶Swallowtailの雰囲気に合うようにと、セミフォーマルというドレスコードが設けれていた。

　きっと、よそ行きのお召しものに身を包んだお嬢様たちが「うふふふ」と微笑みながらお茶をするのだ。そういうのって空想上の光景なんじゃないのか。

　興味があったので僕も遊びに行った。

★お嬢様たちがきゃっきゃうふふするイベント†

▲店内はしっとりした雰囲気。

　ハンゲームさんに取材申請をしたら、

また、可能な範囲で構わないのですが、女子会ということありまして、執事喫茶の雰囲気にあった、ご衣裳などでお越しいただけますと大変ありがたいです。

　という返信が来た（原文ママ）。取材陣にもドレスコードは適用されるみたいなので、

▲おしゃれしました。顔がひきつってますね。

　張り切った格好で参加。34歳のおじさんだっておしゃれしたいのだ。

　女子会ということで、当初は奥さんのドレスで女装する予定だったが、合う靴がなかったのでスーツ系にした。

▲MCのハンゲ太郎さんと運営チームのYAMAMOTOさんも正装。

　ハンゲ太郎さんはこの日のために“執事 カツラ”で検索して買ったカツラを着用。写真を撮ったら「水嶋ヒロさんと間違われて訴えられちゃいますよ」と言われた。

　YAMAMOTOさんは正装するというのに革靴を実家に置き忘れてしまい、慌てて会場近くの靴屋に買いに行ったとのこと。8400円。

▲マーケティング担当の佐藤さんがあいさつ。イベントの進行台本のなかで、いちばんきっちり書き込まれていたのが佐藤さんのあいさつだったらしいです。

▲今後、公式キャンペーンガールとして活動予定の魔王こと青木志貴さんとカミイさんがゲスト参加。

▲ケーキはSwallowtailさんの姉妹店である洋菓子店Patisserie Swallowtail WhiteRoseで準備されたもの。

　お嬢様たちが召し上がる紅茶やお菓子は『ドラゴンネスト』オリジナルのものを用意。ハンゲームさんの女子会にかける熱意がすごい。

イベント後に僕もいただいたのだけど、とてもおいしかった。僕はキッシュがいちばん好きでした。

　開始早々、つぎからつぎへと上品さがあふれ出てくる。僕のなかの女子会イメージはただの偏見だったのかもしれない。

　男子にとってアウェイな空気だったらどうしようという心配はあったが、ハンゲ太郎さんが普段の二コ生などと同じように笑いを取りにいっていたので安心した。

　ウケたかどうかは別にして。

★コミュニケーション重視のプログラム†

　女子会では最新情報の発表のほか、テーブル単位でチームを組んで行うレクリエーションが実施された。

　コミュニケーションに重きを置いたイベントの場合、ハンゲームさんはこういった企画で参加者どうしが話すきっかけを作ってくれる。少しでも楽しい思い出を持って帰れるように、細かな工夫が施されているのだ。

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　最新情報についてはこちらをどうぞ。

『ドラゴンネスト』女子会で新クラス“ブリンガー”や“ブラックドラゴンネスト”の情報が公開！

▲新クラス“ブリンガー”は“チャクラ”という能力で戦う。写真は「どんな感じか、チャクラやってもらっていいですか？」という振りに応えるYAMAMOTOさん。

▲アイテムドロップ率の調整後の数値はすでに確定している様子。YAMAMOTOさんは取材陣に写真を撮られないように高速でリストを動かしていた。

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■テーブル対抗カードバトル！
　テーブルごとにランダムでカードが配られ、そこに書かれたNPCを当てあうゲーム。徐々にオープンされていく情報（性別やいる場所など）から推理していき、最後まで当てられなかったチームの優勝となる。

▲カードのなかにはYAMAMOTOさんの姿も。NPCなのか？

■デザインブレストMTG
　この場でオリジナル帽子アバターのデザインを考え、それをゲーム内に実装しようという企画。お嬢様たちのデザイン力が問われる。

　ハンゲ太郎さんの「来るかな、おれの黒いタオル（よくラーメン屋みたいなタオルを頭に巻いている）」という発言はYAMAMOTOさんにスルーされた。

▲これらのなかから最低ひとつは実装される予定。時期は早くて2～3ヵ月後らしいので、気長に待とう。

■DJ-1グランプリ
　こちらは自由参加の企画。

　『ドラゴンネスト』イメージのファッション要素を取り入れた人のなかから、いちばんすてきな人を投票で決めるというもの。DJは“ディスクジョッキー”ではなく、“ドラゴンネスト女子”の略だ。

　ゲーム内アイテムをイメージした小物をコーディネートしたり、アクセサリーを自作したり、みんな女子力が高い。スカウターで測ったらボンッて壊れていたかもしれない。

▲お嬢様たちはおしゃれだ。なお、これ以外に撮らせていただいた写真は失敗していました。申し訳ないです。

▲白ロリドレスもすてき。

　グランプリに輝いたのはネイルアートでキャラクターを再現した方。

　見たことあるような気がするなーと思ったら、2013年5月の兵庫イベントで写真を撮らせてもらった人だった。

　彼女も僕のことを覚えてくれていた。うれしかったので何かプレゼントしたいと思い、「ハンゲ太郎さんの缶バッジいりますか？」と聞いたら「あ、それはいらないです」と笑顔で返された。冷静。

（優勝者の方から写真の掲載許可をいただいたのだけど、参加者のみなさんには主催者側から「集合写真以外はお顔をぼかします」的な事前連絡があったようなので、一応モザイク処理をしました）

■ニコ生実況指南コーナー
　『ドラゴンネスト』運営チームとしてはニコ生での配信を応援しているようで、基本的な配信方法をレクチャーしてくれた。今後は公式サイト上で配信中の番組をすぐに見つけられるような仕組みを準備中。

▲『ドラゴンネスト』のユーザー配信にはYAMAMOTOさんが乱入することもあるみたいです。

★女子会ってすごいな†

　イベント中はtwitterを使った企画も進行していた。

　特定のキーワードのtweet数に応じて来場者特典が増えるというもので、結果として“デュオシュパンボックス（ランダムでふたつのアイテムが出てくる箱）”が6個追加されることになった。

　だけど、ハンゲ太郎さんの「せっかく来ていただいたのに、それだけでいいんですか？」というひと言で状況は一変。YAMAMOTOさんが偉い人と相談し、最終的には6個から46個になった。

　これにはお嬢様たちも大歓喜。「カツラが似合わない」だの「司会なのに噛みすぎ」だの、散々な評価を受けていたハンゲ太郎さんだったが、最後の最後でヒーローになった。こういうライブ感もオフラインイベントの醍醐味である。

　なお、僕は取材者として参加したので、女子会の最中はずっとボイスレコーダーを回していた。イヤホンで聞いたら、ずっと耳の周りで女子の声ががやがやと鳴っている。ここは女子高なんじゃないかと思えてくる。

　女子のがやがやボイスを集中して聴き続けると精神的に女子高に迷い込めるというライフハック。

　書けば書くほど変態だな、このまとめ文章。

▲執事っぽく撮ろうと思ったら混乱してしまい、真顔に。

▲参加者のみなさんにはオリジナルのキャンディー、紅茶、クッキー、ロクシタンのコスメセットが贈られた。ロクシタンはフランスの化粧品ブランドで、百貨店に多く店舗を構えている。こんなものがもらえるオフラインイベント、そうそうないぞ。

『ドラゴンネスト』公式サイト

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