インタビューの裏側を抱く『三国志を抱く』

公開日時:2013-06-24 00:00:00

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▲マイキャラは美人型君主。採取に成功すると、ものすごく喜ぶ。

 シミュレーションMMORPG『三国志を抱く』を少しずつプレイしている。いわゆる“三国志を抱いている”状態である。

 本作はストーリー性を重視していて、『三国志演義』をベースにした物語が展開する。

 人並みに三国志は好きなのだけど、お話としての『三国志演義』をきちんと読んだことはないので、僕にはちょうどいいタイトルだ。へぇー、黄巾の乱はこうやって平定されたのかー。

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▲自分の領地で馬を飼育できる。定期的によもぎや米などのアイテムを与えると成長するのだが、馬はたまに鉄や木を要求してくる。何に使っているのだ?

 ひととおりの内政や軍事行動ができるようになるレベル15に達してからは、前より楽しく感じている。最近は“『三国志を抱く』をプレイすること”を“抱く”と略すようになった。業界人気取りである。

【略語の使用例】
例1. 私は『三国志を抱く』をプレイしたことがあります。
     ↓
   抱いたことがあります。

例2. 「『三国志を抱く』、やってる?」
     ↓
   「抱いてる?」

 “いだく”も“だく”も漢字は同じだ。プレイボーイになったみたいでどきどきする。みんなにもぜひこの業界用語を使ってほしい。

★キム・テゴンさん、いい人説

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▲キム・テゴンさんは諸葛亮が好き。好きな理由をすごく生き生きと語ってくれた。

 6月15日に掲載された、プロデューサーのキム・テゴンさんへのインタビュー現場には僕も同席した。

 キム・テゴンさんは数々のオンラインゲームを世に送り出してきた韓国ゲーム業界の重鎮。堅苦しいインタビューになるかと思ったが、わきあいあいとした雰囲気ですごく楽しかった。

 インタビューでは、中村獅童さんをモデルにしたオリジナル武将の話題も出た。

—インタビューより抜粋—

――キャンペーンで中村獅童さんをモデルにした武将が登場していましたが、今後もオリジナル武将が登場する可能性があるのでしょうか?

キム ユーザーから要望があれば、オリジナル武将を登場させる可能性もありますよ。

――「自分を出してください!」という無茶振りも、叶う可能性があるということですね?

キム よほどたくさんの要望が来たら考えます(笑)。

————————–

 この「自分を出してください!」というのは、インタビュー中に僕が出した要望だ。記事を読みやすくするため、ユーザーからの要望を想定した質問になっているが、実際はその場でストレートにお願いした。「僕もゲームに出たいんですけど」と。

 言った瞬間、周囲のスタッフさんには大いにウケた。「よし!」と心のなかでガッツポーズをしてキム・テゴンさんを見たら完全に真顔。

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▲この満面の笑顔が、

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▲こうなった。

 「怒られる!」と本能的に察し、恐る恐る話しかけてみたら「すみません。どんなタイプの武将が似合うか考えていました」との回答。頭の回転と切り替えが早いだけでなく、きっとすごく真面目なのだ。僕の冗談を真摯に受け止めてくれている。感動。

 そこまで気を使わせてしまって悪いなーと思いつつ、「いちばん弱くしてください」とお願いしておいた。

 とはいえ、僕の武将を作るくらいだったら、その手間をメインどころの開発に回してください。僕もプレイヤーなので、そっちのほうがうれしいです。

★これからも抱くぜ

 キム・テゴンさんには、呂布と貂蝉、さらに先日の記者発表会でのご本人の写真を使った缶バッジをプレゼントした。喜んでいただいたみたいなので、彼はもう僕のマブダチだ。

 マブダチが開発しているゲームということもあり、これからも抱いていきたい(業界用語)と思う。

 最後にお知らせ。『三国志を抱く』では、333万円相当の“金の玉璽”が当たるキャンペーンを実施中だ。僕も応募していいか担当さんに聞いたら「関係者はだめです」と言われました。

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▲インタビューに同席していただいたスタッフのみなさん。女性陣には趙雲や曹操が人気みたいです。

三国志を抱く』公式サイトはこちら

“金の玉璽”が当たるキャンペーンサイトはこちら

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ファミ通グループでおもにPCのオンラインゲームを担当。企画記事を作るのが好き。
『まいにちがβテスト』は、ミス・ユースケがPCオンラインゲームで遊んだり考えたりしたことをテーマにしたブログです。タイトルには「つねにβテスト時のわくわく感を抱きながらゲームを遊び、実験的な企画もやっていきたい」という意味を込めていると、後付け設定的に考えました。

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