【プレゼントあり】プレス対抗PvP大会で2位入賞したので、ほら貝を探しています『KRITIKA』

公開日時:2014-04-22 00:00:00

 賞品の使い道に頭を悩ませていたら公開が遅れてしまった。

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▲ひとりだけ派手なのが僕。

 3月某日、ゲームオンさんから「『KRITIKA』のプレス対抗PvP大会に出ませんか?」と誘っていただいた。

 「出ます」と返事をしたものの、僕はアクションゲームが得意というわけではない。さて、どうしよう。

 ちょうどいいことに、プレス対抗PvP大会前にはいつもイベント取材でお世話になっている“快活CLUB 池袋東口駅前店”さんで『KRITIKA』ネットカフェPvP大会が開催された。

 見学がてら、ユーザーからPvPのコツを教えてもらうことにした。ずるいと感じる人もいるかもしれないが、僕はみんなと協力して勝利をつかみ取りたいのだ。ものは言いようである。

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▲お邪魔します。

★『KRITIKA』ネットカフェPvP大会

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▲ほうほう。なるほどね。

 まずはPvPの基本ルールを勉強。

 『KRITIKA』のPvPは、一般的に“キャプチャー ザ フラッグ”と呼ばれるルールがベース。 敵陣に設置された旗を自陣に持ち帰ると5ポイント、敵を倒すと1ポイント入り、40ポイント先取で勝利となる。

 強力なコンボをくらって一瞬でやられるなんてことはないが、長時間にわたって足止めされると厄介。そんなときは“バーストモード”を発動して敵を吹き飛ばせる(EXゲージが溜まっていれば)。

 ほかにもPvPならではのシステムはあるが、ひとまず上記の点だけ覚えておけば大丈夫。

 偉そうに書いているが、全部ユーザーに教えてもらった。みんな、いつもありがとう。きみたちのおかげで僕はご飯を食べていけます。

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▲2013年11月の『KRITIKA』超爆誕ライブでも写真を撮らせてもらったユーザー(左)と肋骨を骨折中の秋山P(右)。

 細かい攻略法を聞いても付け焼刃で実践できるとは限らない。なので、質問事項は2点に絞った。

■(1)強い職業は?
 多くのユーザーのおすすめは“狂戦士”。旗を取ると移動速度が落ちるのだけど、突進系のスキルが多いのであまり気にならないそうだ。

 仲間がPvP慣れしている場合は“爆魔”も強い。動きは遅いものの戦闘能力がとにかく高く、旗を仲間に任せて敵をばんばん倒しに行ける。

 「“暗殺者”なら使ったことがあるんだけど」と聞いたら「悪くないと思いますよ」という返答が。

 姿を消して移動速度を上げる“忍法・隠身”は旗の運搬に役立つし、爆弾をその場に残して退避する“術法・爆砕離脱”を使えばすぐにコンボから抜け出せる。

 何人かに意見を聞き、「使い慣れている暗殺者を選び、敵を足止め可能なスキルを多用する」というスタイルで行くことにした。

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▲とりあえず素早いキャラがいいみたい。

■(2)どう動けばいい?
 腕に自信がないのなら、敵よりも旗を狙って動いたほうがいいそうだ。敵陣近くで敵と仲間が交戦していたら、戦闘のサポートに入るのではなく、その横をすり抜けて旗を奪取する。

 下手に接近するとふたり揃ってスキルに巻き込まれることもあるので、サポートするときは飛び道具系のスキルが有効。体を張るのは仲間に任せ、安全圏からちまちま嫌がらせ。僕の人生を見ているようだ。

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▲試合後は健闘を称えあって握手してた。甲子園球児並みのさわやかさ。

 コツはつかめた。あとは決戦日を待つのみだ。

 なお、プレス対抗PvP大会はふたり1組のチーム戦。この日は優勝者をチームメンバーにスカウトしようと目論んでいた。いちばん上手な人とかっこいい男子をつかまえ、ふたりに“ミス・ユースケ”という名札を付けて送り込むのだ。

 優勝もできるし、女子読者のハート(文字通り)もつかめる。僕がふたりいたところで誰も気にしないだろう。

 完璧な作戦だと思ったのだが、「それはだめです」とゲームオンさんから止められた。

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▲イベントの様子はニコ生でも配信されていて、今後の情報も少しだけ公開された。“覚醒”スキルは第2クォーター(4~6月)を目処に準備中。

★PvP大会のパートナーはGM最弱のふたり

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▲豪華賞品。

 厳しいトレーニングの日々は終わり(おもに優勝時の授賞式のイメージトレーニング)、ついに戦いの日がやってきた。

 プレス対抗PVP大会の試合会場に集まったのは、ファミ通コネクト!オン、4Gamerさん、GAME Watchさんの3メディア。僕はファミ通コネクト!オンチームとして参加した。

 参加者は現場でよく会う顔見知りばかり。「練習しました? 僕は全然やる時間なくて」と試験当日の学生みたいな雑談をしながら試合開始を待つ。

 相手を油断させる作戦である。戦いはもう始まっているのだ!

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▲今回のルール。

 基本的なルールは通常のPvPと同じだが、10分の制限時間が設けられている。出場選手はみんなそこそこの年齢なので、集中力と体力が持続しないという判断なのかもしれない。

 前述したように、今回のプレス対抗PvP大会は2vs2で行われる。ファミ通コネクト!オンチームには、GMさんに助っ人として加わってもらった。

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▲【GM】炙りたらこさん(左)と【GM】うめさん(右)。心強い。

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▲しかし、ルールをよく読むと気になる一文が。

「GMはハンデとして装備無しで参加します」

 ん? 装備なしってけっこうな差が出るんじゃない? いやいや、きっとすごいテクニックで何とかしてくれるに違いない。おふたりはPvPは得意なんですか?

「GMのなかで最弱のふたりです」

 だめかもしれない。

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▲まずは練習がてらスキルをセット。

 1戦目はファミ通コネクト!オン VS 4Gamerさん。

 暗殺者(僕)+冷気術師(【GM】うめさん)という布陣の僕らに対して、4Gamerさんの構成は体術師+冷気術師。暗殺者と体術師はどちらも盗賊系の職業なので、機動力と攻撃力に大きな差はない。

 が、いきなり僕がやられたり旗を奪われたりして先制を許してしまった。適当に動いていたのが原因か。ユーザーにコツを聞いた意味なし。

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▲あ。

 中盤からは【GM】うめさんの後ろをうろうろし、会敵したら忍法・隠身で姿を消す。そして横を抜けて旗を狙う。

 たいへんな役割を女子に任せて自分はいいところを持っていく。文字に起こすと、そのひどさがよくわかる。アニメだったら最初にやられるキャラだ。

 だが、この作戦が功を奏したのも事実である。終盤で21ポイント対21ポイントの同点に追いついたのだ。ここで試合時間が終了し、勝負の行方はサドンデスへ。先に1ポイント取ったほうの勝ちとなる。

 【GM】うめさんと合流して2対1の状況を作りたかったが、移動中に敵の体術師とばったり。暗殺者(妖艶なお姉さん) VS 体術師(快活な女の子)。

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▲暗殺者と、

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▲体術師。

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▲実写だとこう。

 これは言わば女子力の勝負だ。女子たちがコンパでこのような激しい心理戦をくり広げていると思うと、操作する手にも力が入る。

 最終的に女子力対決を制したのは僕が操る暗殺者。こういう派手な女子こそ、意外と煮物が得意だったりするのである(個人の感想です)。

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▲わーい。初戦、勝ったぞー。

 『KRITIKA』のPvPは目まぐるしい展開が続くので気が抜けない。楽しさの持続時間がすごい。

 ただ殴りあうだけじゃないので、腕に自信がなくても善戦できるというのもいい。おすすめは“術法・爆砕離脱”だ。コンボから抜け出しながら攻撃できるので、うまくなった気になれる。GMさんたちからも「ユースケさん、スキルを使うタイミングがうまいですね」と褒めてもらえた。

 僕は試合が終わるまでずっと半笑いだった。ランナーズハイのような状態である。つらい長距離走をしなくてもエンドルフィンを分泌できるなんて知らなかった。

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▲ものすごい多幸感に包まれる。半笑い猫背。

 ランナーズハイと同様、集中が切れると一気に消耗するのだが、それすらも心地よかった。もう仕事なんて忘れて飲みに行こうよ。体がビールを欲している。もしくはいったん横になりたい。

「では2戦目はファミ通コネクト!オンさん対GAME Watchさんでーす」

 えっ、2連戦? 頭のなかでエンディングテーマが響いて最終回を惜しむくらい力を出し切ったのだけど。あまりに好評だったために第2クールが決定したのだろうか。

 ぐったりする僕を横目に2戦目の準備が進んでいく。【GM】うめさんは【GM】炙りたらこさんとチェンジした。

 こうなったら気持ちを切り替えて2戦目に挑むしかない。【GM】炙りたらこさんは【GM】うめさんよりうまいかもしれないし、PvP向けの職業を使っているかもしれない。【GM】炙りたらこさんのキャラは何ですか?

「“天狼主”です」

 天狼主はシルスという狼みたいなサポートキャラを呼び出して戦う職業。PvPではどうなんですか?

「ええ、まぁ、そうですね。シルスが言うことをあまり聞かないときがありますけど、がんばりますね」

 だめかもしれない。

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▲これくらい活躍できたらいいのにな。

 2戦目スタート。1戦目を見ながら作戦を練っていたのか、GAME Watchさんはふたりとも自陣から動かなかった。突っ込む僕らを迎撃するつもりだ。

 1対1の戦いが2ヵ所で勃発。僕の相手は体術師。多段ヒットするスキルを多く持っており、長時間の足止めも得意。PvPを得意とする職業だ。いや、たぶんPvPに特化しまくった職業なのではないだろうか! きっとそうだよ!

 だから僕がタイマン勝負で負けたのは仕方のないことなのだ(大人になると自分のミスを擦り付けるのがうまくなります)。

 僕がやられたことで均衡がやぶれ、焦った【GM】炙りたらこさんも戦闘不能に。旗を奪われ、開始早々ピンチ。

 だけど、ここで諦めてはいけない。敵が自陣に戻る前に、敵の旗を奪取すればいいのだ。自陣に旗がないときに旗を持ち帰ってもポイントにならない。敵を倒して旗を奪い返す必要がある。

 どちらも旗を取ってイーブンに思えるが、僕と【GM】炙りたらこさんは一度やられたので体力が回復している。一方のGAME Watchさんチームはふたりともぼろぼろ。はい、キルポイントとフラッグポイント、どちらもいただきましたー。

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▲いい写真がなかったので、調子に乗ってはしゃぐ僕をイメージ写真として掲載する。

 ここからは一進一退の攻防が続き、終了間際に8対8の同点に。わーわー叫びながら敵を見つけたらとりあえず殴りかかる。作戦も何もあったものじゃない。

 ここまで来ると大乱闘だ。何とかッシュブラザーズだ。古典的なマンガだったら砂煙から手足が出ている状態だ。

 結果は……8対9でGAME Watchさんの勝利。ぎりぎりのところで勝利を逃してしまった。くやしい。

 2戦連続で1ポイント差。何だこのドラマチックな展開は。僕は売れっ子脚本家の霊にでも憑かれているのだろうか。

 3戦目は4Gamerさん VS GAME Watchさん。4Gamerさんが勝つと全チーム1勝1敗となり、獲得ポイント数で順位が決まる。

 僕らの得点は30ポイント。僕らとの戦いで21ポイント獲得している4Gamerさんが8点以下で勝ってくれたら理想的だ。さて、結果は。

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▲こうなりました。

 31対18で4Gamerさんの勝利。休憩中に作戦を練っていた4Gamerさんに対して、疲労困憊のGAME Watchさん。どちらが有利かは火を見るより明らかだ。

 僕にはGAME Watchさんの気持ちがよくわかる。僕らくらいの歳になると、2連戦は厳しいのである。

 最終的に、

1位:4Gamerさん
2位:ファミ通コネクト!オン
3位:GAME Watchさん

 こういう結果に終わった。

 「僕らは1位の4Gamerさんに勝ったわけですし、試合に負けて勝負に勝った、ということでいいですか?」なんて言っていたら、4Gamerさんに「装備なしのハンデもありましたもんね」、「やっぱり2連戦は厳しいですよね」と余計な気を使わせてしまった。何かすみません。

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▲あまり人に評価されることのない人生を歩んできたので、賞状をもらえたのは素直にうれしい。

★お食事券3万円ぶんの使い道を考える

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▲がんばりました。

 2位の賞品はジェフグルメカード(3万円分)と、読者プレゼント用のランダムルーンボックス30個。

 楽しく遊んだだけなのに、3万円分もお食事券をもらってしまった。どうしよう。

 上司と相談した結果、お食事券は僕が使っていいことになった。浮いた食費で何かしらの機材を買いたい。その機材でいい記事を制作すれば読者に還元できる。

 いま僕がいちばんほしい機材と言えば“ほら貝”である。「ぶぉぉぉぉぉー!」と吹いてライターさんの士気を高めたい。

 やる気を出してもらって素敵な記事が仕上がれば読者のためになると思い、上司に「ほら貝を買いたい」と言ったらすごく切ない顔をされた。あれは哀れみの目だ。

 このままでは僕の給与査定に影響する可能性があったので、「お釣りが出たら寄付しようと思います」と付け足した。フォローできたかどうかは不明である。

 それからほら貝を探しているが、なかなか手ごろなものが見つからない。3万円を超過したぶんは自腹になってしまうし、自腹を避けるためには機材購入の書類を会社に提出する必要がある。申請理由は“ほら貝購入のため”だろうか。申請が通るとは思えない。

 もし予算が下りたら、それはそれで心配な会社である。

 何はともあれ、今後の展開にご期待ください。

(※いいほら貝が見つからなかったら別の使い道を考えるかもしれません。あらかじめご了承ください)

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 ちなみに、4月23日には新キャラクター“鎌術士(エロティックなお姉さん)”が実装される。お姉さんキャラ好きなので、暗殺者から乗り換える予定。

『KRITIKA』公式サイト

鎌術士特設サイト

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★ゲーム内アイテム“ランダムルーンボックス”を30名様にプレゼント

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▲これ。

 2位の賞品としていただいた“ランダムルーンボックス”を抽選で30名様にプレゼントします。

 プレゼントをご希望の方は、下記の注意事項をご確認のうえ、応募フォームからご応募ください。

<注意事項>
◎応募期間は2014年5月2日(金)23時59分までとなります。
◎ひとりにつき、応募は1回まで。複数応募された場合でも、当選はひとり1口までとなります。
◎賞品、住所、氏名、メールアドレス(パソコンのメールアドレスのみ)は必須項目です。入力漏れや誤入力がある場合は、応募を受け付けられません。
◎入力したメールアドレスにアイテムコードが送付されます。当選発表はメール送信(2014年5月中旬予定)をもって代えさせていただきます。
◎当選メールは弊社カスタマーサポートのアドレス(support@ml.enterbrain.co.jp)から送信されます。
◎アイテムコードの使用法については、『KRITIKA』公式サイトをご参照ください。
◎賞品を譲渡(転売、オークション出品を含む)しないことが応募・当選の条件となります。
◎ご応募の際にご提供いただいた個人情報は、弊社のプライバシーポリシーの定めるところにより取り扱わせていただきます。

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ファミ通グループでおもにPCのオンラインゲームを担当。企画記事を作るのが好き。
『まいにちがβテスト』は、ミス・ユースケがPCオンラインゲームで遊んだり考えたりしたことをテーマにしたブログです。タイトルには「つねにβテスト時のわくわく感を抱きながらゲームを遊び、実験的な企画もやっていきたい」という意味を込めていると、後付け設定的に考えました。

『PCオンラインゲームのブログ まいにちがβテスト』ブログ