Wargaming.net CEOにちょんまげヅラをかぶってもらおうとした話『World of Tanks』【TGS2013】

公開日時:2013-09-22 00:00:00

FdpbR9Z7gk2VxM6LIgF7QQbd7mM5gRR8

▲Wargaming.netさんのコンパニオンさんはミリタリー風制服を着用。かわいい。

 東京ゲームショウ2013もいよいよ最終日。

 僕が担当するPCオンラインゲーム関連では、ミリタリー系アクションゲーム『World of Tanks』が一大ブースを構えている。前回の記事にも書いたとおり、Wargaming.net CEOのVictor Kislyさんにインタビューさせていただいた。

『World of Tanks』破竹の勢いで進軍するベラルーシのメーカーは日本で何を為そうというのか Wargaming.net CEOに突撃インタビュー【TGS2013】

 Wargaming.netはベラルーシの超大企業で、Victor Kislyさんは情熱が全身からあふれ出しているような人だった。日本のユーザーに伝えたいことが多すぎるらしく、通訳さんが訳している最中に、やや食い気味に発言する。そういうアグレッシブさは僕に欠けている部分だと思うので見習いたい。

 この人を読者のみなさんに好きになってもらいたかったので、ひとつネタを仕込もうと思っていた。

・変な写真を撮って掲載する
    ↓
・読者「ベラルーシのトップ企業のCEOなんていうから怖そうな人かと思ったけど、
    愛嬌のあるいい人じゃん。変な撮影にも付き合ってくれてるし」
    ↓
・Wargaming.netの評判がよくなって『World of Tanks』ユーザー数が増加
    ↓
・おれ褒められる

 という寸法である。

 「ちょんまげのカツラをかぶってもらって写真を撮ったら怒られちゃいますかね?」と日本法人の担当さんに相談したら「絶対にやめてください」と懇願された。100%問題になります、と。念を押すメールが2回も来たほどの徹底ぶりである。

 今回、エンターブレインのブース(通称しなハウス)は『World of Tanks』の奥側に設置されていた。Victor Kislyさんの逆鱗に触れようもんなら戦車砲でぶっ飛ばされていたかもしれない。危なかった。ちょんまげヅラが原因で国際問題になっていた可能性もある。

 僕を止めた担当さんは戦争を未然に防いだヒーローと言っていい。表の歴史に名を残さなかった偉人として、数十年後には教科書に載っているかもしれない。

RXJSLosVf4PBUVwlrk11my3PcET6ayAk

▲コンパニオンさんの奥に展示してある九五式軽戦車はちゃんと搭乗して運転できるらしいです。

TSXFi5y117O4r5sJr2vz6urNE6NI3VQ4

▲幕張メッセ6番ホールの前には『World of Tanks』のでかい看板があった。この看板の向こう側は個室になっていて、そこれはエンターブレインの記者席。運命を感じる。

『World of Tanks』公式サイト

この記事の個別URL

ファミ通グループでおもにPCのオンラインゲームを担当。企画記事を作るのが好き。
『まいにちがβテスト』は、ミス・ユースケがPCオンラインゲームで遊んだり考えたりしたことをテーマにしたブログです。タイトルには「つねにβテスト時のわくわく感を抱きながらゲームを遊び、実験的な企画もやっていきたい」という意味を込めていると、後付け設定的に考えました。

『PCオンラインゲームのブログ まいにちがβテスト』ブログ