ふらっとFPSイベントに行く。『ペーパーマン』『サドンアタック』『AVA』

公開日時:2013-04-25 00:00:00

 4月20日(土)に3つのオフラインイベントをめぐった。会場は代々木、池袋、秋葉原のネットカフェで、ジャンルは全部FPS。コンクリートジャングルという戦場で、プレイヤーたちが銃を撃ち合っている。戦いが行われている土地を訪れてはシャッターを切る僕は、さながら戦場カメラマンだ。

 スケールの大きなリードを書いてしまったが、要は「イベントで遊んできました」という記事だ。

★『ペーパーマン』(会場:ワイプ代々木)

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▲ぬるぽちゃんと実写版テリシアで缶バッジを作った。

 まずはゲームポットが運営するコミカルFPS『ペーパーマン』のイベント“第33回 ペーパーマンバトル in ワイプ代々木”。

 プロデューサー就任したてのぬるぽちゃん缶バッジをお土産として持参した(3月31日に行われた大会“PMC 2013”で就任を発表。詳しくはこちらの記事を参照)。

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▲主催のTonkatsuくんは配信&実況も担当。

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▲5人でチームを組んで爆破モードなどをプレイ。

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▲『ペーパーマン 4th Anniversary パピルス王国オフィシャルブック』のインタビューでお世話になったぴかちゅんくんも参加してた。

 ワイプ代々木さんはこういったイベントにすごく協力的。イベント終了後、遊び足りない人が多い場合はそのままアフターイベントになだれ込むこともある。PCでオンラインゲームをプレイしてもいいし、持参したボードゲームなどで遊んでもいい。もちろんUNOや紙相撲なんかをやってもいい。要は遊び場を提供してくれるのである。

 地区開発によって公園を失った子どもたちに遊園地を提供する大富豪みたいだ。

 PCには『League of Legends』や『PlanetSide 2』といった海外の基本プレイ無料オンラインゲームもインストール済み。『League of Legends』はMOBA系の金字塔で、『PlanetSide 2』はMMO-FPSという珍しいジャンル。

 帰国子女のスタッフさんが海外メーカーと直接交渉して、イベントで使う許可を得たとのこと。なんだそのアグレッシブさは。「興味はあるけど海外ゲームだから登録するのが怖い」という人は、一度スタッフさんに相談してみるのもいいかもしれない。

 上の文からは「すごく熱意のあるスタッフさんがいる」と読み取れると思うが、自分の好きなゲームをみんなで遊べる環境を作っただけという可能性もある。ナイス職権乱用。

 ぴかちゅんくんが参加していてくれたおかげで、スムーズに『ペーパーマン 4th Anniversary パピルス王国オフィシャルブック』の宣伝ができた。ありがとう。すてきな特典アイテムも付属しているので、みんな買おう!

ペーパーマン』公式サイトはこちら。

ワイプさんのイベントページはこちら。

★『サドンアタック』(会場:快活CLUB 池袋東口駅前店)

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▲実況担当はYukishiroさんで、解説はKmn-Gamingの紙投げくん。Yukishiroさんは年下なので、くん付けで呼んでいい気がするんだけど、なぜかさん付けしてしまう。

 ふたつ目の戦場は『サドンアタック』。会場は快活CLUB 池袋東口駅前店。

 以前、八王子にあった快活オンラインCAFEのオープンPC席を移転させ、4月18日(木)にオープンしたばかり。こけら落としイベントだ。

 “SANCC”という公式イベントということもあってか、参加者はかなりの大入り。熱気がすごい。ここはフェスの会場か。

 あとで人数を聞いたら、観戦者も含めて130人くらいいたみたいだった。多少の出入りがあるとはいえ、人口密度を考えたらフェス以上なんじゃないか。

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▲PC席周りは人がみっちり。

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▲PC席の横はダーツのスペースがある。今回はそこに配信席と待機場所が作られていた。

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▲NabDのMatchaくんがふらっと遊びに来ていた。立ち入り禁止。

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▲八王子店時代からお世話になっている元店長もいた。女子と話しているところを撮影。

 イベント後半には女子限定大会“SAGCC”もあったようなのだが、時間がなくて見学できず。残念。女子の本性の一端が見られるので、青少年は一度見ておくといい。勉強になるから。

サドンアタック』公式サイトはこちら。

快活CLUB 池袋東口駅前店 イベント情報ページはこちら。

★『Alliance of Valiant Arms』(会場:アイカフェAKIBAPLACE店)

 3つ目は『Alliance of Valiant Arms』のイベント“第6回アキアヴァ”。僕がよく顔を出しているイベントのひとつである。顔見知りも多い。参加者にとって、「よっ、ちゃんと勉強してるか?」と気さくに声をかけてくる近所のおじさんみたいな存在になれていたらうれしい。「悪い人じゃないんだけど、少しめんどくさいよね」くらいに思われていたらベストだ。

 会場内には5月3日の国際親善試合“AVAIFM”に出場するクランのメンバーもちらほら。奥の配信席にはGMのアヴァグリーンさんがいた。グリーンさんも仕事ではなくプライベートで遊びに来るタイプだ。

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▲緑色のアウターを着ているのがアヴァグリーンさん。ふつうに緑色が好きなのかキャラ作りなのかは不明。

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▲大人の力で抽選会用のグッズやデバイスを用意してくれることもある。

 たしかグリーンさんとはプライベートで遊びに行ったイベントで知り合った。付き合いはそこそこ長いのだが、仕事の話をしたことはほとんどない。ちゃんと名刺交換をしたのもつい最近だ。

 飲み屋でよく会うけど相手のことはあまり知らないおじさん同士、みたいな関係である。

 これがフィクションだったら、じつはグリーンさんが生き別れの兄だったり石油王だったりといったサプライズがあるところだが、さすがにそれはないだろう。

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▲みんなうまい。僕とは大違いだ。

FPSのイベントでは即席チームを組んで対戦することが多いが、アキアヴァには『AVA』のシステムを活かしたアトラクションもある。

 CPUを相手に爆破モードを疑似体験できるAIモードをクリアすると、1万ユーロ(ゲーム内マネー)をもらえるのだ。

 対戦待ちの空き時間に挑戦できるのがいい。

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▲アキアヴァに参加するとPCパーツショップのアークさんで使える割引ちらしがもらえる。なぜかすごくいい紙に印刷してあった。

Alliance of Valiant Arms』公式サイトはこちら。

アイカフェAKIBAPLACE店 イベントページはこちら。

★まとめ

 僕がアキアヴァ会場に到着したころには試合はほとんど終わっていたので、参加者と雑談している時間のほうが長かった。というか、ほかの2会場でも雑談しかしていない気がする。少しだらだらした時間を過ごせるのも小規模オフラインイベントの醍醐味だと思う。と、前向きにとらえる。

 この手のイベントは事前登録が必要なこともあるので、あらかじめ公式サイトなどで調べておいたほうがいい。

 あと、だいたいイベントをふたつくらい回ると微妙に興奮してきて「もう一軒いこ! もう一軒!」みたいな感じになる。行動原理は酔っ払いと大差ないということに気づいた。

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ファミ通グループでおもにPCのオンラインゲームを担当。企画記事を作るのが好き。
『まいにちがβテスト』は、ミス・ユースケがPCオンラインゲームで遊んだり考えたりしたことをテーマにしたブログです。タイトルには「つねにβテスト時のわくわく感を抱きながらゲームを遊び、実験的な企画もやっていきたい」という意味を込めていると、後付け設定的に考えました。

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