ゲーマーモデル初音さんのがんばる姿を見て感動(前編)『サドンアタック』

公開日時:2014-02-03 00:00:00

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▲女子たちの戦いを見守る。

 ゲーマーモデルの初音さんがオンラインFPS『サドンアタック』をがんばる企画“SAブートキャンプ30DAY!!”。個人的に動向が気になっていて、これまでに2回このブログで取り上げた。

初音さんの活躍次第でMatchaくんがTGCデビューする可能性が浮上『サドンアタック』

かわいい女子が30日間がんばる配信企画に注目したい『サドンアタック』

 去る1月18日、その特訓の成果を見せるネットカフェ大会“SAGCC(女子オンリーの大会)”が開催された。

 ちゃんと活躍できるのか、ユーザーの輪に入って仲よく遊べるのか。はらはらする。

 姪っ子の運動会を見守る叔父さん感覚で応援に行った。僕は初音さんよりひと回りくらい年上なので、自然とこういう目線になる。

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▲みんな楽しんでいるみたいでおじさん嬉しいよ。

★SANCCには講師陣も参加

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▲実況のyukishiroさん(左)と解説のMatchaくん(右)。

 SAGCCはSANCC(男女混成で行われる通常のネットカフェ大会)と共催。講師として『サドンアタック』の基礎を初音さんに叩き込んだプレイヤー陣も多く参加していた。

 講師を務めた紙投げくん、kinkoくん、Slyd1niくんの3人は“めざせゆーしょー!”というチームを組んで参戦。3人とも、わりと僕と仲よくしてくれる。

 紙投げくんとkinkoくんのふたりはKmn-Gamingというクランのメンバー。もともとはSlyd1niくんもKmn-Gaming所属だったが、いまはAdult.Vというクランに移籍している。

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▲紙投げくん(左)、Slyd1niくん(中)、kinkoくん(首だけ出してる人)。

 Kmn-Gamingは『サドンアタック』の強豪クランのひとつだけど、あと一歩のところで勝ちきれずに3位に終わることが多い。“ブロンズコレクター”なんて不名誉な名前で呼ばれていたりもする。

 Slyd1niくんは「1位になりたいから」という理由でAdult.Vに移った。とはいえ、3人とも仲がいいので、今回はこうしてチームを組んだというわけである。

 なお、結果は。

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▲3位でした。

 3位が嫌だからクランを抜けて、戻ってきたらまた3位。きみたち呪われてるんじゃないか。

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▲3人ともKmn-Gamingのパーカーを着ていた。アイロンかけなさいよ。

 初音さんの配信に出させてもらったとき、お守りとしてMatchaくん缶バッジをプレゼントした。ニコ生でも「ほしい」というコメントが多かったので気をよくして増産。

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▲会場の隅で仕上げ作業をしてたらスタッフさんが手伝ってくれた。ついでにSlyd1niくん缶バッジも作った。

 Matchaくん缶バッジにはSACTL2013表彰式の写真のほか、よくネタに使われる丸坊主の写真もネクソンさんから取り寄せて使用。坊主+笑顔。ご利益がありそうだ。

 取り寄せた写真は、そのままだと解像度がもの足りなかったので、ひと手間加えることにした。

 前日の深夜に終電を気にしながら写真を加工&調整。しかもそれがMatchaくんの顔写真である。僕は前世でどんな罪を犯したのだろう。

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▲大好評だったので苦労が報われた。

 当日、紙投げくんに配布をお願いしたら10分くらいでなくなってしまった。写真入りグッズが即配布終了。アイドルみたいだ。

 これまでにもいろいろな人の写真で缶バッジを作ってきたが、どういう意味で需要があるかいまいちわかっていない。

 僕から缶バッジをもらったことがある人、何に使っているか教えてください(おしゃれ、お守り、魔よけ、ストレス解消、仏壇へのお供えなど、用途はいろいろあると思う)。

 なお、Matchaくんからは「(坊主写真はだいぶ前から使われてるから)そろそろお金が発生してもいいころだと思いますよ」と言われた。

 請求はネクソンさんにお願いします。

★強豪女子ひしめくSAGCC

 SAGCCには7チームがエントリー。オフラインイベント常連のプレイヤーも多い。

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▲GCCのトーナメント表。チームN、ホテルゴリラの夢、チーム名募集、バレンタインにはチョコほしい、ちゅねきち(初音さんのチーム)、Hな雌ゴリラ、女子力AIM。7分の2がゴリラ。ゴリラ率が高い。

 初音さんは大会どころかオフラインイベントにも初参加。“緊張”と“プレイ環境の違い”が大きな障害となるはずだ。こればかりは慣れるしかない。

 とはいえ、初音さんはモデルとして大舞台も経験しているだろう。職業柄、人に見られるのは得意なはずなので、「人に見られながらゲームやるの最高!」と新しい自分に気づくかもしれない。

 そう、ネオ初音誕生の瞬間である。こんにちは、新しい私。さようなら、昨日までの私。

 青春映画の1シーン、もしくはファッションブランドのキャッチコピーみたいになってきた。

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▲左から、ちぃさん、初音さん、ひなきさん。写真を見るかぎり楽しそうだけど、後で話を聞いたらめちゃくちゃ緊張していたみたい。

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▲講師陣のプレイを見て勉強。

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▲真面目な顔で作戦会議。

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▲「…………」

 本番が近づくにつれて緊張が高まり、真顔の時間が増えている気がする。

 緊張で実力を発揮できないのは困るが、女子の真剣な眼差しの写真は需要が多いと思うので記事を書く側としては助かる。

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▲SANCCが終了し、とうとうSAGCCがスタート。

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▲写真が華やかでいいですね。

 不安と緊張を抱えたままSAGCCが始まった。

 一見するとおしゃれなお嬢さんたちが、すごい勢いで敵を撃ち抜いていく。ふわふわなファッションとスピーディーなマウスさばきのコラボレーション。やっぱりみんなうまい。

 しばらく初音さんたちの姿が見えないなと思っていたら、

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▲SAOMTオリジナルTシャツに着替えてた。

 ユニフォームに着替えて気合を入れていた。初音さんの胸元には僕があげた缶バッジがきらりと輝いている。

 気分は手作りお守りをチームメイトに託す高校野球のマネージャーだ。ベンチには入れないけど、わたしもいっしょに戦いたいの!

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▲僕のつぎにSlyd1niくんが写真を撮ってた。

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▲こいつ何やってんだ?

 Slyd1niくんがいろいろなポーズを要求するたびに、ちゅねきちの3人は笑っていた。きっとSlyd1niくんは緊張をほぐすためにカメラを向けたのだ。ただちゃらいだけの男じゃない。

 このとき、kinkoくんは感情の一切こもっていない目でSlyd1niくんを見ていた。

 直前の試合が終わり、ついにちゅねきちの出番がやってきた。気持ちを落ち着けてデバイスをセットする。さぁ試合開始だ。

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▲Slyd1niくんとkinkoくんは心配だったらしく、ずっと対戦席の後ろで観戦していた。基本的にふたりとも面倒見がいいのだ。下心はない。たぶん。

★ちゅねきち VS Hな雌ゴリラ(Hなチェリーガールと読むみたい)

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▲かっこいい目つき。

 ちゅねきちの記念すべき初陣が始まった。使用マップは“スネイク”。配信でSlyd1niくんがポイントをきっちり解説したマップだ。

 序盤の初音さんはとにかく動きが固かった。突っ込むわけでも引くわけでもない中途半端な位置で、いいように狙い撃たれてしまう。

 緊張のあまり、どう動いていいかわからなくなったのだと思う。

 お互いのキル数が20を超えて中盤に差し掛かったころ、初音さんもエンジンがかかってきた。前線に出る仲間をしっかりカバーし、徐々にキルを重ねていく。

 ちぃさんとひなきさんはとても強いのだから無理をすることはない。自分から率先してキルを取りに行くのではなく、仲間のデスを減らすことに専念すれば、結果はついてくる。

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▲講師ふたりは初音さんがキルを取ったときに「当てますなぁ~」と言う係。

 スネイクは地下の使いかたがポイントとなるマップだ。うまくキープできれば相手を落ち着いて迎え撃てる。

 Hな雌ゴリラチームは3人そろって地下に攻め込むなど、手馴れた連携を見せた。一方のちゅねきちは地下を占拠してもすぐに空けてしまう傾向にあった。さすがに経験の差が出ている。

 なお、この辺から僕は写真を撮るのを忘れ、ふつうにSlyd1niくんの隣りに座って観戦していた。

 試合は終盤まで一進一退の攻防が続き、ポイントは58対58に。SAGCCは60ポイント先取なので、あと2ポイントで勝敗が決する。大胆に突っ込むか慎重に行くか、迷うところだ。

 こう着状態のなか、それまで34キルと圧倒的な活躍を見せていたひなきさんが倒され、58対59に。ピンチ。

 人数不利の状況で打ち合っては分が悪い。ひなきさんのリスポーン(復活)を待ってから賭けに出るという手もあったが、焦りから初音さんの悪い癖が出てしまった。

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 混乱すると、つい“W”キーを押して前に進んでしまうのだ。前日までの配信でも、たびたびそういう場面があった。

 無防備に前進する敵をHな雌ゴリラが見逃すはずもなく、キルを取られてゲームセット。58対60でHな雌ゴリラの勝利となった。

【ちゅねきちの戦績】
ひなきさん 34キル/22デス
ちぃさん 17キル/20デス
初音さん 7キル/18デス

 僕の作ったMatchaくん&Slyd1niくん缶バッジが悪影響を及ぼしたのだとしたら、申し訳ない気持ちでいっぱいである。

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▲ぎゃー!

 気づいたらすごく長くなってしまっていたので前後編に分けることにした。

 後日公開予定の後編は関係者に聞いた感想が中心。うっかり感動的な話になってしまい、動揺している。

<後編はこちらです>

『サドンアタック』公式サイト
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ファミ通グループでおもにPCのオンラインゲームを担当。企画記事を作るのが好き。
『まいにちがβテスト』は、ミス・ユースケがPCオンラインゲームで遊んだり考えたりしたことをテーマにしたブログです。タイトルには「つねにβテスト時のわくわく感を抱きながらゲームを遊び、実験的な企画もやっていきたい」という意味を込めていると、後付け設定的に考えました。

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