▲前にも書いたけど、こういうマスクが好きなんです。

　仮面を着けたキャラはミステリアスでかっこいい。素顔を隠して戦場を舞い、弱気を助け、強気をくじく。まるで子どものころに憧れたスーパーヒーロー（ヒロイン）のようだ。

　数あるマスクのなかでも、いちばんミステリアスなのは仮面舞踏会マスク（正確にはヴェネチアンマスク）だろう。妖艶、そして謎めき。

　ここ最近で、いちばん仮面舞踏会マスクが似合うと感じたのは、『C9（Continent of the Ninth）』の“ナイトストーカー”。ウィッチブレイドから転職できる新2次クラスだ。2013年5月30日（木）に実装される。なんと明日である。

▲ゲームオンさんから事前にもらっていたプレスリリースにはこのシルエット。マスクがすごく似合いそうじゃないですか？

　『C9』に仮面舞踏会マスクみたいな装備があるかどうかはわからない。だけど、第一印象で似合いそうだなと思ってしまった。

　僕のイメージどおりのキャラかどうか、早く確認したい。というわけで、5月26日（日）に先行体験会の会場であるネットカフェ・快活クラブ池袋東口駅前店に向かった。

▲このお姉さんがナイトストーカー。美人。

★ナイトストーカー体験会†

▲かっこいいお姉さんに興味津々のユーザーたち。

　会場に行ってみると、入場待ちのユーザーがたくさん。約1年ぶりの新クラス実装ということもあり、やっぱりみんな注目しているのだ。期待が高まる。

　ナイトストーカーの体験会は運営プロデューサーの中川さん、公認ナビゲーターの松井さんによって進行。その様子は“フライデーC9 ナイトストーカー徹底解剖スペシャル”で放送された。

▲日曜日に開催されても番組名は“フライデーC9”。左がプロデューサーの中川敬順さん、右が公認ナビゲーターの松井悠さん。

▲来場者と名刺カードを交換する中川さん。

▲体験会には1部、2部あわせて約130名が来場。Ustream配信の視聴者数は約4000人とのこと。

▲ひとりあたり10分ほどナイトストーカーを体験できた。

▲チェーンブレイドは射程距離が長め。

　武器は刃の部分が蛇腹状になっているチェーンブレイドを使用する。伸縮自在で鞭のようにしなる剣だ。おもに中長距離戦で力を発揮する。

　スキル面ではサーヴァント召喚が特徴的。敵を自動的に攻撃するサーヴァントを呼び出すことで、ひとりでもパーティープレイのような戦いが楽しめる。

　ナイトストーカーの防具は基本的にはウィッチブレイドと共通で、ボディーラインが出るタイトなデザインがほとんど。少し照れる。

　鞭のような武器を持ってサーヴァント（日本語で召使い）を従え、ボディーラインがくっきり出る衣装を着用。これでマスクを着けたら正義のヒロインというより女王様なんじゃないか。

　僕が好きなのは女王様なのかもしれない。思いがけず自分の本心に気づいてしまった。

★サーヴァント＝やり手の同僚説†

▲フリッカースタンスにチェンジすると攻撃速度や射程が変化。

　ナイトストーカーにはチェーンブレイドを使った攻撃スキルもあるが、サーヴァントを使わないと力を発揮できないらしい。中川さんが言っていた。

　やりたいことはたくさんあるものの、同僚の力を借りないとおもしろい記事を作れない僕と同じだ。親近感が湧く。

　では、頼りになる同僚、ではなくサーヴァントの特徴をチェックしてみよう。

　なお、体験できたのは開発中のバージョンだったので、性能は変更になる可能性が高い。参考程度にしておいてください。

【ミュー】
小悪魔のような外見のサーヴァント。プレイヤーを追従するので、子犬みたいでかわいい。さらにこいつは火を噴いて敵を攻撃する。

子犬のかわいさに火を噴くかっこよさがプラス。とりあえず召喚して愛でたいサーヴァントである。

▲体験会の時点ではミューに当たり判定がなかった。PvPなどでも便利そう。

【ディアボリックウルフ】
こちらには子犬的なかわいさはなく、ひたすら強そうな外見。名前を和訳すると“悪魔的な狼”だもんな。

鋭い爪での一撃や回転しながらの突進攻撃を得意とし、ダメージも高めなので頼りになる。自宅の番犬としてほしい。

▲がおー。

【ティタニア＆バンシィ】
その場に留まって近づく敵を攻撃する固定砲台のようなタイプ。ティタニアは氷系、バンシィは炎系の攻撃を放つ。

ティタニアは回復スキルも使ってくれる。ピンチを打破できる可能性も秘めたサーヴァントだ。

どちらも女性型で、なかなかの美人。バンシィは口元を覆うマスクをしているので、僕はバンシィのほうが好きです。

▲左がティタニアで右がバンシィ。足元の陣が攻撃範囲の目安。

【スカルジェイク-S】
すごくアグレッシブに動き回って攻撃してくれるサーヴァント。動きが速すぎて何度も置き去りにされてしまった。僕がポロっと言ったネタを翌日には形にしてくれる同僚を思わせるアクティブさだ。

放送を見ていたユーザーからの「スカルジェイク-SのSは何？」という質問に対し、中川さんの回答は「みなさんのご想像にお任せします」。それを受けた松井さんは「スーパーとか。ストッキングとか」と言っていたが、僕は“佐藤”だと思う。

スカルジェイク佐藤。プロレスラーみたいだ。

▲どすどす走るので威圧感がすごい。

【マグネティックグラヴィト】
中川さんいわく“翼の生えた美少年”。ほかのサーヴァントとは異なり、召喚すると3つの強力な攻撃を連続して放ち、短時間で消滅する。一般的なスキルと比べて攻撃開始までの隙は大きいが、それを補って余りある威力を誇る。

長髪の美少年ではあるが、体型はかなり骨ばっている。

▲ぶわっと魔力のエフェクトが出て、

▲召喚した直後に、

▲強力な攻撃3連発。

【特殊なスキル：サーヴァントイーター】
ディアボリックウルフ、ティタニア、バンシィを専用スキルで吸収してフリッカースタンスという構えを取ることで、特殊なスキルを使えるようになる。

そのスキル名は“サーヴァントイーター”。サーヴァントを食べちゃうのである。肉食女子とはこのことか。

▲ティタニアを召喚して、

▲しゅぱっと吸収して、

▲サーヴァントイーター：氷牙、どーん！

★伝承スキル：暗黒のエシュメド†

　ナイトストーカーからさらに上位のクラス“レネレティカ”に転職すると、伝承スキル“暗黒のエシュメド”を習得できる。

　かっこいい演出とともに召喚した“暗黒のエシュメド”は自分で操作可能（効果時間中は自キャラは無敵状態に）。

　歩き回って敵を踏み潰したり、炎で焼き払ったり、もうやりたい放題である。召喚時間が終わると上空に飛び上がり、地上に向かって急降下。大爆発を起こして還っていく。

▲空中から炎の弾をばら撒く。

▲上空に飛び上がって、

▲どーん！

　かなり爽快な伝承スキルではあるが、スキル情報が書かれたウィンドーに気になる点を発見した。

▲暗黒のエシュメドのスキル情報ウィンドーの、

▲ここ！

　暗黒のエシュメドはミューの最終進化形態だというのだ。ショック。小さいころは懐いてくれた親戚の子どもが成長したら荒くれ者になってしまった、みたいな気持ちである。

▲ビフォー。かわいい。

▲アフター。ごつい。すごく頼りになるから、見た目は怖いけど中身はいいやつなんだと思う。

★かっこいい彼女には仮面舞踏会マスクがよく似合う。†

　ナイトストーカーが複数のサーヴァントを同時に従えている姿を眺めていたら、彼女の顔に仮面舞踏会マスクが浮かんできたような気がする。僕の心のなかでは確かに見えたのだ。

　前述したように、『C9』にそういう装備があるかどうかはわからない。仮面舞踏会マスクはみんなの心のなかにあるのである。

　じつは、体験会から少し間が空いてしまったので、せっかくだから明日のナイトストーカー実装に合わせて記事を公開しようと思っていた。

　でも、スカルジェイク佐藤のくだりを思いついたら我慢できなくなって、つい原稿を書いてしまった。

　本稿を読んでナイトストーカーに興味を持ったそこのきみ！　2013年5月30日から、1アカウントつき1キャラだけ作成した瞬間にLv20になるイベントが開催されるので、まずは試してみよう。ウィッチブレイドを作成すれば、すぐにナイトストーカーになれるぞ。

▲ものすごく強引な締めになってしまいました。

『C9』公式サイトはこちら。

『フライデーC9』アーカイブページはこちら。

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