前編はこちら。

　昨日の更新では、2013年4月14日（日）に行われた4つのオフラインイベントのうち、『モンスターハンター フロンティアＧ』と『タワー オブ アイオン』のイベントリポートを書いた。ここからは後半戦。ゲーム好きなおじさんがオフラインイベントではしゃぐ様子をお楽しみください。

★『スペシャルフォース2』（会場：アイカフェAKIBAPLACE店）†

▲ズラッと並ぶ『ALIENWARE』。圧巻。

　『タワー オブ アイオン』のイベントが開かれていたベルサール秋葉原から歩いてすぐのネットカフェ“アイカフェAKIBAPLACE店”に移動。店内にはデルのゲーミングPC『ALIENWARE』が40台ほど設置された“ALIENWARE ARENA”というスペースがあり、頻繁にPCオンラインゲームのイベントが開かれている。

　取材とプライベートで通っているうちに店長と仲よくなり、ここ最近では勝手にコーヒーが出てくるようになった。そろそろ僕専用の席ができるころじゃないかと思っている。

　この日はオンラインFPS『SF2』の店舗主催大会が開かれていた。PCオンラインゲーム業界では、ユーザーと店舗が協力してオフラインイベントを運営することがよくある（とくにFPSが多い）。大規模イベントよりもアットホームで、しかもゲーム内アイテムがもらえたりするので、近くのネットカフェでの開催時は、ぜひ遊びに行ってみてほしい。で、僕と友だちになってほしい。

▲右端の席にいるのは【GM】SHEEPさん、ユーザーに混じって『SF2』を満喫。友だちか。

　大会では参加者で5人ひと組のチームを作り、爆破モードで対戦を行っていた。店内をふらふらしていたら、ふつうに『SF2』運営チームの【GM】SHEEPさんがいた。完全にプライベート。ゲーム運営スタッフとフランクに接することができるのも、小規模イベントの醍醐味だ。なお、東京近郊のイベントの場合、佐野さん（『SF2』運営プロデューサー）や【GM】SHEEPさんは高確率で出没する。

　【GM】SHEEPさんと雑談していたら、「僕も缶バッジを作ってください」と言われた。大半の人は缶バッジを作られるのを恥ずかしがるのだが、この人は違う。自分は男前であると自覚があるのかもしれない。悔しいので、過去のイベント取材写真を見返して、変な顔の写真があったら作ろうと思う。

▲公式大会出場経験も豊富な実力派プレイヤー、StanSmithさんもいた。前にPC用メガネ『JINS PC』のWebサイトでインタビューを受けていた。みんなもJINS PCで目を守ろう！

『SF2』公式メンバーズサイトはこちら

★『マビノギ』（会場：JPタワーホール）†

▲完全招待制で、席はサーバーごとに分かれていた。交流しやすい。

　この日ラストのイベントは、東京駅からほど近いJPタワーホールで開催されていた“マビノギ 8周年オフラインイベント”。場所はいわゆる丸の内。おしゃれなオーラがすごい。休日ということもあり、丸の内OLたちの姿は見当たらなかった。

　事前にもらったタイムスケジュールを見ると、16：15からコスプレコンテストが開かれるようだ。『マビノギ』のオフラインイベントでは2011年頃からコスプレコンテストを開催しており、今回も力を入れているのは間違いない。僕もコスプレイヤーの端くれなので、すごく興味がある。

　東京駅に着いたのは15：50頃だった。時間がないのでかっこいい駅舎の横を小走りで抜ける。もう必死である。会場に入ったときは、サーバー対抗クイズ大会予選の真っ最中。ぎりぎりセーフだ。会場の中心にはコンテストの参加者がパフォーマンスをするためのキャットウォークが設けられていて驚く。

▲MCは左から広告宣伝チームの伊藤裕之さん、ゲーム運用チームの糸井詩織さん、声優の磯村知美さん。糸井さんはキホール、磯村さんは自身が演じているロナのコスプレで登壇。

　プレス席に着席し、撮影の準備を始める。前のふたつのイベントでは、時間の関係で、あまりユーザーに話しかけられなかった。“マビノギ 8周年オフラインイベント”はユーザー同士の交流や参加型イベントに重きを置いているので、チャンスは十二分にあるはずだ。

　ほかのメディアの記者さんたちがアップデート情報を優先するなか、僕の脳内ではユーザーに話しかけるシミュレーションが何度も行われていた。

　クイズ大会の予選が終了し、コスプレコンテストがスタート。コンテスト出場者は12名（6サーバー2名ずつ）。司会者の磯村知美さんが読み上げる口上を背にキャットウォークを歩き、先端でポーズを決める。会場とニコニコ生放送での投票で入賞者が決まるため、アピールが重要だ。

▲ルエリサーバー代表。	▲キホールサーバー代表。

▲トリアナサーバー代表。	▲マリーサーバー代表。

▲モリアンサーバー代表。	▲タルラークサーバー代表。

　結果は、

▲3位　モンスター・ゴブリン。表皮が硬そうだけど、柔らかいウレタン系の素材なので安全。

▲2位　NPC・エレモン。装飾や模様が細かくて好印象。作るの難しそう。

　そして栄冠を勝ち取ったのは、

▲1位　モンスター・ブルーガスト。何も言うまい。

　きみたち、色モノ好きすぎるだろ。1位のブルーガストさんはトークとパフォーマンスで会場の空気をすべて持っていった。恐るべし。ブルーガストさんを中心に、来場者の心がひとつに。イッツ ア ピースフルワールド。

　近年、コスプレイヤーに優しいタイトル、メーカーさんが増えている。メーカーがこういうファン活動を後押ししてくれるのは、個人的にうれしい。

▲左は前回優勝者のよづさん。ブルーガストさんはすごく気さくなお姉さんでした。

　今回のイベントではクイズ大会やコスプレコンテストの成績でサーバーごとの順位を決定し、成績に順位に応じてプレゼントがもらえた。ゲームの最新情報を発表するのもいいが、こういった形でコミュニケーションや協力の場を提供するイベントはどんどん増えてほしい。僕も取材なんて投げ出して参加したい。いっしょにキャッキャしたい。

▲クイズの問題は全体的にかなりマニアックだった。

▲公式サイトで配布されていたテンプレートをアレンジ。

　イベントはマリーサーバーの優勝で幕を下ろした。ここからは約1時間の交流タイムだ。参加者と仲よくするため、自己紹介用カードも用意した。

　コスプレイヤーさんに写真を撮らせてもらったり、このブログのことをこっそり宣伝したり、楽しい時間。掲載許可をくれたコスプレイヤーさん、ありがとうございました。ほかのメディアの人たちはイベント本編が終わったら引き上げていった。残っているのは僕だけ。みんなもっとユーザーと話したらいいのに。

▲楽しそうに撮影しているところに便乗。	▲長身でかっこいいお姉さん。「すごい美人がいるね！」と女性広報さんも大興奮。

▲男子もぱちり。後ろにイスが入ってしまった。ごめんなさい。

▲コンパニオンさんはナオとサキュバスという『マビノギ』を代表するキャラのコスプレ。

▲登壇者＆コンパニオンさん全員集合。今度は伊藤さんの顔写真で缶バッジを作ろう。

　さて、遊んでばかりというのも少し気が引けるので、『マビノギ』の今後の話も少しだけ。つぎの大きな動きとしては、ストーリーを重視した“DRAMA”が4月23日からスタートする。ストーリーは全10話構成で、毎週のようにコンテンツが追加されていく。イメージソングも制作中とのことで、イメージはまさに連続ドラマである。

　さらに、新形式のクエストとして“ドラゴンレイド”が発表された。プレイヤーは攻撃や支援、援護といった役割に分かれて巨大なドラゴンと戦い、貢献度に応じて報酬を入手できる。

　新発表の職業は、2丁拳銃を操る“シューター”。スタイリッシュな戦いかたができるようだが、詳細はまだ明かされていない。シルエットを見る限り、唇がセクシーなキャラのようである。

▲シャマラとミリアというふたりを中心とした物語が語られる。

▲誰でも参加できるように設計されているようなので、わりと参加のハードルは低いのかも。

▲いろんなタイプのドラゴンがいるみたい。これはシルエットが馬に近い。

▲唇もいいけど腰つきもセクシー。

『マビノギ』公式サイトはこちら

★まとめ†

　休日にイベントに行くと「いつも大変ですね」と労ってもらえる。好きで遊びに行ってるだけなのに。小さい子がたくさんご飯を食べると「いっぱい食べて偉いね」と褒めてもらえるのと同じだ。今後もイベントには行き続けるし、なにかあったらこのブログで報告することにする。やっと仕事っぽい体裁が整った。

▲みんなもオフラインイベントに行こうぜ。

　本ブログのタイトルは『まいにちがβテスト』だが、この名前になる前には別の候補もあった。個人的には『ジュディのPCオンラインゲームブログ・略してジュディオング』という名前が気に入っていたのだが、担当編集者に却下された。理由は「ジュディが何者なのかわからない」から。至極まっとうな指摘である。

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