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E58M1: 見た目は地味だがズブズブやっちゃうタワーディフェンス系ゲーム『Mindustry』
公開日時:2020-01-10 11:15:00
ドモー、『シェンムー3』が楽しくて「バッカーになったかいがあったなぁ」としみじみ感じたBRZRKです。あのグラフィックで横須賀とかクーロン、ワンチャイを歩けたらなぁなんて思ったりも。まぁまず無理だろうけどね。
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今回紹介するのは、なんとなく買ったけど想定よりも面白かったタワーディフェンスの『Mindustry』(公式サイト)。制作はAnukenDevという独創的なゲームを多数排出しているデベロッパーだ。
さて本作の目的は、タワーディフェンスでひたすら敵の波状攻撃をしのぎつつ、マップ上にある資源を採掘・加工をして拠点へと搬入し、最終的に収集した資源を手に脱出するというシンプルなもの。
集めた資源を収める施設と、少数の資源採取用ユニットが配置された状態でゲームはスタートする。入手した資源を元に施設を増設しながら進めていくんだけど、一定時間が経過すると敵のユニットが登場し、プレイヤーの拠点を攻撃すべく侵攻してくる。
このとき、最初からある資源収集用の施設を破壊されると敗北となるため、今度は防衛用のユニットも配置していかなければならない。
防衛用のユニットは射程距離に入った敵を自動で攻撃してくれるが、設置にかかる費用(資源)が少々高い。また、攻撃に使用するための弾薬も補給しなければならず、それぞれの防衛ユニットに対して必要な資源の獲得と、その運搬ルートを別途構築しなければならない。
しかし、弾薬用に気前よく資源を割いていくと本来の資源回収&脱出プランが影響を受けるわけで、バランスをしっかり考えなければダメ。しかし、ウェーブが進み防衛施設を増やすと弾薬もかかるし……といった悩みとの戦いとも言える。
最初のマップはチュートリアルステージの延長線上といった感じで守りやすく、大掛かりな施設は不要だ。しかしステージを進めていくと前のステージでは手に入らなかった資源が登場しはじめ、その新資源を元にテックツリーから新たに防衛ユニットや発電施設、インフラなどを解除できるようになる。
ステージのクリア条件はどうなっているかというと、実はクリアーで終わりという概念が本作には存在しない。というのも、特定のウェーブのタイミングでステージからの離脱が可能となり、プレイヤー自身がもういいやと思ったら、そこで脱出して終えるだけといった感じなのだ。
そのため、やろうとすれば終わることなく同じステージで遊び続けることが可能で、上手なプレイヤーともなれば終盤のステージで数百ウェーブを軽く超えることもあるのだが、決して無限地獄に耐えるだけのゲームというわけではないので、面倒であれば10ウェーブや20ウェーブくらいでサクッと止めるのも全然あり。
ちなみに、回収した手持ちの資源を別ステージに持ち込むことが出来るようになったりもするので、より多くのウェーブを耐えて資源を獲得することにもちゃんと意味がある。具体的には、資源が思ったよりも少ないステージで序盤での建設が難しそうだったユニットなどを早足で用意できたりするのだ。なので、引くタイミングをしっかりと考えて遊ぶ必要があるという感じ。
ちなみに、Youtubeなどには数百ウェーブを耐えながら雑談しているプレイ動画もあったりするので、いちど見てみると面白いだろう。実際、遊んでいると時間を完全に忘れて没頭してしまいがちで、気付けば2時間が経過なんてことも多々ある。正直スゲェ面白いのでタワーディフェンス系が好きな人でもそうでない人にもオススメできるタイトルだ。
なお、本作はPC版がSteam(製品ページ)で620円という低価格で販売されているのだが、AnukenDevの公式サイトを覗いてみると、Windows・Mac・Linux向けの無料版や(itch.ioの製品ページ)、iOS(App Store/英語版)とAndroid版(Google Play)なども公開されている。
無料と有料の違いは、実績やシームレスなマルチプレイ、Steam Workshopなどの対応とのこと。まぁ600円ちょいの値段なので、ぜひ購入して開発者を支援してほしいなと思う次第。マルチプレイについてはフレンドに持っている人がいないので試せていないのだが、色々な人にオススメしてプレイしてみたいと思う。
(※編注:プラットフォームにより価格や日本語対応の有無も異なっていたりするので、導入時に確認されたし)
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著者近況:唐揚げ食いたい
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