E13M1: 研究ノートは出せませんが、俺ウィルスで人類滅亡。『Plague Inc: Evolved』

公開日時:2014-05-12 00:00:00

 ドモー、BRZRKです。ココ数日でフランスの研究所だかでSARSコロナウイルスのサンプルが入った試験管2349本を紛失した事件が発覚したらしいね。2002年に大量の死者を出したウイルスが紛失とか恐ろしいなぁなんて思っていたのだけど、そういやウイルスとかを使ったゲームがあったなぁと思いだした次第。
 その名も『Plague Inc: Evolved』(公式サイト)。ピンと来た人も居るかもしれないけど、このゲームはiPhoneやAndroidで人気を博した『Plague Inc. -伝染病株式会社-』のPC移植版。

 具体的にどういうゲームかと言うと、「細菌やウイルスを使って人類を絶滅させるのが目的」。なんとも言えぬ末恐ろしい目的ではあるものの、なんというか人類の滅亡を狙う悪の組織にでもなった気分になれる不思議なゲーム。まぁとりあえずトレイラーでも見てくださいな。


 さて、どうやって遊ぶかというと、プレイヤーが最初に使用できるのはバクテリアのみ。で、難度を選択するのだけど、ここはしばらくカジュアルで遊ぶことをオススメ。なんでかというと、難度ごとにこんな感じで違いが有る。

○CASUAL
・誰も手を洗わない
・研究医が働かない
・病人がハグする

○NORMAL
・67.3%の人が手を洗う
・研究医は週3日働く
・病人は相手にされない

○Brutal
・みんな何かに取り憑かれたかのように手を洗う
・研究医は帰宅せずに労働する
・病人は牢屋に入れられる

○Mega Brutal
・遺伝的浮動により進化に影響を与える
・研究医が研究所に投資
・ランダムで健康診断を行う

 といった感じ。で、カジュアルなら比較的簡単に人類を絶滅させられるんだけど、絶滅に成功するとバクテリアを拡張することができる。この拡張の中には「治癒を難しく」することができる物もあるので、根気よくクリアを目指すといいかもしれない。

 でまぁ、あとはバクテリアの発生源である国を選んだら、ポップアップするバルーンを潰しつつDNAポイントを稼ぐ。
 そしてDNAポイントを稼いだら、次はバクテリアの伝達方法を決めたりしつつバクテリアを世界中に広げていく。で、世界中にバクテリアが広がったところで性質を変化させて人が死ぬようにする。

 なんでこんな方法を取るかというと、世界中にバクテリアが広まる前に死亡者を出してしまうと研究医が治癒方法を探そうとしだすから。これが結構メンドイので出来るだけ潜伏させておいて、世界中に広まってから暗黒面を発動させて人類を絶滅させるといった感じ。感染力は鳥を媒介させたり水や風邪で広げることが可能なんだけど、気候に対応できるように変化させたりと結構難しい。

 で、バクテリアのノーマルをクリアすると、次にウイルスを用いたゲームプレイが解禁される。まぁここからは是非自分で実際に遊んでみて欲しい。とりあえず、バクテリアでプレイしたときの動画を撮影したのでドゾ。

 まぁ、この動画の段階では凄くテキトーにプレイしているんだけど、難度を上げると当然のごとく感染させにくくなる。医療が進んでいるエリアで感染を拡大させるために薬物に対しての耐性を上げたりしつつ、少しずつジワジワと感染地域を広げなければならない。

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 また、研究医に動かれないよう、症状が出るようになったら速攻でバクテリアを退化させたり、結構忙しい。なんつーか、RTSのゲームを遊んでるみたいな感覚かなぁ。

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 ちなみに、このPlagueは現在はSteam上で約15ドルで販売中。当然だけど、スマホ版よりゴージャスになっていて、フルHDにも当然対応。まだまだ開発初期版としてのリリースということもあり、シナリオモードが完成していなかったりするけど、時間を潰すのに最適なのでオススメ。
 そういや、ファミ通appにPlagueの開発者へのインタビュー記事があるので見てみるといいかも。影響を受けたタイトルとか色々と突っ込んだ話をしているのでぜひぜひ。


 とまぁ、こんな感じてタイムリーってことで今回はPlague.incを紹介したわけだけど、今後の予定を軽く紹介。

・One Unit Whole Blood(Blood)
・Redneck Rampage
・SWAT4
・QUAKE2
・DECENT
・DUKE NUKEM 3D
・DOOM

といった感じのタイトルの下準備中。チョイチョイ忙しいので手が止まってたりするけど、次回からはコアなのをまたガッツリやっていこうと思うんでヨロシク!

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BRZRK
週刊ファミ通やファミ通Xboxに“スオミ松崎”名義で執筆していたFPS歴15年のフリーライター。現在は他媒体でも使用しているBRZRK(バーサーク)名義に変更し、執筆活動のほかにゲーム大会の実況・解説やインターネット番組に出演したりしなかったり。まぁ、そんな感じでイロイロやってます!

BRZRKの「うるせー洋ゲーこれをやれ」(仮)