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E35M1: 『魂斗羅』超リスペクトなアクション『Super Cyborg』で撃ちまくり
公開日時:2016-02-04 07:02:00
ドモー、年末年始は色々とクソ忙しくてしんどかったBRZRKです。そういや、お雑煮とか餅を食べる機会がなかったのが残念。
さて、今回取り扱うのは突然担当編集者のミル☆吉村氏から送りつけられた『Super Cyborg』というアクションゲーム。どういったゲームなのかというと、早い話がコナミさんの『魂斗羅』シリーズに強く影響を受けた精神的後継作といった感じ。
作ったのはArtur Gamesという初耳なスタジオで、公式サイト(http://ar2rgames.blogspot.jp/)を覗くとロシア圏に見られるキリル文字をメインに英語を併記しているので、恐らくロシア界隈の人たちが制作しているんじゃないかな?(よく見るとドメインがjpだったりするけど)
で、いざゲームを遊んでみるとこれがまたよく出来ている。まず、ゲーム画面はファミコンとスーパーファミコンの中間ぐらいの感じで、枚数の少ないアニメーションパターンで構成されている敵や、同じ見た目の凹凸が延々と続く岩場で跳びはねるプレイヤーキャラクターを操作していると、世代的にノスタルジックな気持ちにさせられてしまう。動作は60fpsで、ヌルヌルとした描写。面白いことにオプション画面から50fps表示にすることも可能だったりする。(編注:さらにオプションでスプライトの半透明処理や回転処理などをオンオフできる。オンにすると綺麗で今っぽい感じの処理で、オフにすると「当時あったような」擬似表現に。こまけー)
っつーか、現在リリースされているバージョンの主人公は『メトロイド』風なんだけど、昔のデモを見るとモロ『魂斗羅』。まぁ、さすがにそのまんまはマズイわな。
ストーリーに関しては正直わからないんだけど、まぁそういう小難しい話はおいといて、見た目の気持ち悪いクリーチャーとかをバシバシ撃ち倒していく感じはまさに魂斗羅。
そして、ゲームを彩る要素として重要なBGMに関しては、ロシア在住のバンドマンDarkman007氏が手がけている。氏の公式サイト(https://darkman007.bandcamp.com/)を見てみると、かなりのゲームミュージックファンであることが伺え、様々なゲームのアレンジやカバーを聞くことができる(オリジナルもあるよ!)。個人的にはバーチャファイター3tbのオープニングのリマスターがオススメ。
『Super Cyborg』では、ゲーム自体のコンセプトが魂斗羅クローンということもあり、古くからコナミ作品のBGMを手がけた村岡一樹氏や、コナミ矩形波倶楽部、前沢秀憲氏といったコナミのオールドスクールなゲームミュージック調の楽曲もいくつかあり、やっぱりなんか懐かしい。
そんな感じの本作なんだけど、ゲームとしての難易度はかなり高い。ファミコンの魂斗羅よりも若干キツイんじゃねーかという難しさで、難度EASYでも正直キツ目。
ただ、中ボスやステージボスに関してはパターンがほぼ決まっていることもあり、一度覚えてしまえば楽々クリアできる。ただまぁ、そこに至るまでの戦闘が厳しくて、何度も挫折してしまったわけだけど(編注:ステージ頭からコンティニューは可能)。
本作『Super Cyborg』はSteamで現在絶賛発売中で、30代40代過ぎのファミコン世代直撃だった人には是非とも遊んでもらい、その難度で悶絶していただきたいところ。かくいうBRZRKもステージ4がしんどくてハゲ散らかしそう。
一応、ローカルでのマルチプレイには対応しているけど、残念なことにオンラインを介しての協力プレイには非対応。そのうち対応してくれたら嬉しいなぁ……。それでも500円という低価格で買えるタイトルなんで、気になる人は遊んでみてはどうだろうか?
著者近況:唐突に初代ときメモが遊びたくなった
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