E12M1: プレイヤーキャラの状態切替だけで進む不思議なパズルアクション『ELEMENT4L』

公開日時:2014-05-09 00:00:00

 ドモー、BRZRKです。このブログでは比較的古いタイトルばかりを扱って来たわけなんですが、今回はちょっと趣を変えて、ちょっと新し目のタイトルを扱おうと思う。そのタイトルの名は『ELEMENT4L』。
 現在Steamなどで約10ドルで売っているインディータイトルで、制作したのはI-Illusionというスタジオ。どうもスタジオとしてはまだまだ若いらしく、どういったメンバーで開発しているか不明だったので少々探してみたところ、3人の開発者によるプロジェクトの模様。外注や短期契約が多いらしい海外のクリエイターが求職の傍ら、サイドビジネスとして制作したという感じなのだろうか? うーん、謎。

 でまぁ、そんな感じ(?)の人たちが作っている本作なんだけど。
NO ENEMIES, NO GUNS, NOT EVEN SAMURAI SWORDS
(敵がいない、銃がない、サムライソードも出てこない)
をテーマというかモットーに、非攻撃的で平和な世界観を構築しているタイトル。プレイヤーは4つのエレメンタルを駆使してスタート地点からゴール地点を目指すというスゲェ単純なルール。使用するボタンは4つのエレメンタルに対応したボタンだけで、いわゆる移動キーが存在しないという男らしさ。とりあえず、筆者がプレイしてみた動画をご覧あれ。


 どんな感じのゲームか掴めたと思うけど、プレイヤーが操作するキャラクターを4つのエレメンタルに適時切り替えて遊ぶといった感じのゲーム。で、実際に使用できるエレメンタルはこんな感じ。

GZX9AGxcIz2b5U1392O5aCJ7RZE2vVD2
JwNodlx3w43r4yo6KxXl1PAOBY5kBok6
Sty7111z6N5BhgUNi24Hc59jlPVo3V6n
Pe5mu7O29ZKxiRB9w7p9fcT8BOidER1x

 といった感じ。んでまぁ、エレメンタルを切り替えながら進むのだけど、序盤のステージは本当に簡単というか、チュートリアルを兼ねているのでポンポン進むものの、ステージ2あたりからは割と頭を使うゲームへと変貌する。丁度いい動画が制作スタジオのHPにあったので、そちらを紹介。


 はい。ちなみにこのプレイはメチャクチャ上手いので、実際のプレイはこんなにサクサクいかない。ずーっとトライ・アンド・エラーをくり返すマゾゲーといった感じ。思い通りにプレイできなければ結構イライラするんだけど、見事クリアできれば妙にスーッとした気持ちになり、次のステージで再度イライラしながらといった感じでダラダラとね。
 ちなみに、本作はUnityで制作されていて多少スペックが低いPCでも動作はサクサク。ゆったりとした雰囲気でチョイとイライラするものの、思い出した時になんとなく遊ぶのに適したタイトルじゃなかろうか。普段、このブログで紹介しているハードコアなタイトルとはちょっと毛色が違うけど、steamでの販売価格は約10ドルと安めでコストパフォーマンスは割といい感じでオススメしておきますわ。

 また機会があれば、軽めというかゆる~い感じのインディータイトルを紹介してみたいと思う次第。でわでわ。

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BRZRK
週刊ファミ通やファミ通Xboxに“スオミ松崎”名義で執筆していたFPS歴15年のフリーライター。現在は他媒体でも使用しているBRZRK(バーサーク)名義に変更し、執筆活動のほかにゲーム大会の実況・解説やインターネット番組に出演したりしなかったり。まぁ、そんな感じでイロイロやってます!

BRZRKの「うるせー洋ゲーこれをやれ」(仮)