E39M1: おそロシア! ドーピングと変態だらけのベルトスクロールアクション『Mother Russia Bleeds』

公開日時:2016-09-06 06:26:00

 ドモー、BRZRKです。9月から年末にかけて色々なゲームが発売されるのだけど、消化しきれるかを考えると不安でしかない。心置きなくゲームだけをプレイできる人生が欲しいなぁと思うわけですが、どなたか石油王のかた、養って下さい。


 さて、今回取り扱うのはLe Cartel Studioが開発し、Devolver Digitalが発売した『Mother Russia Bleeds』(公式サイト)。どんなゲームかと言えば、ひたすら血みどろでブルータルなベルトスクロールアクション。

 舞台は史実とは異なるもうひとつのソヴィエト連邦。仲間の裏切りで薬漬けになった主人公たちが恨みを晴らすべく、拳を武器に語り合うハードコアなゲームだ。もう、グッチャグチャですわ。

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 ゲームの進行はベルトスクロールアクションの定番であるステージ形式で進む。チュートリアル含めて全9ステージ構成で、最初は刑務所というか人体実験施設のような収容所から始まり、シベリア鉄道(?)に乗ったりナイトクラブ(主にSM系)で暴れながらモスクワを目指すことになる。

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 道中は小汚いオッサンとかチンピラ的な敵や、武装した軍人までバラエティー豊か。SMクラブのようなステージではラバースーツで体を覆った変態や、動物のマスクを被った小太りのオッサンなどが登場。もうなんつーか、全体的に出てくるキャラクターが臭そう。

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 でまぁ、こういったゲームでステージの終わりを飾るのがボス戦だ。ベルトスクロールアクションのボス戦と言えば、行動パターンを把握するまでが大変で、試行錯誤を繰り返した人も少なくないだろう。

 本作もその様式美を踏襲していて、ボスによっては何度もリトライを繰り返すことになるが、画面上にヒントが多数ちりばめられているため、撃破する方法が割と思い浮かびやすい。そのいくつかの例を挙げてみよう。

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 ちなみにボス戦で倒されても、直前からリスタートできるので根気があれば割となんとかなる。ただ、ステージが進めば進むほど当然難度もあがるので厳しい戦いにはなるのけどね。


 ちなみに本作はベルトスクロールアクションの定番とも言えるHP回復アイテム(チキンとか骨付き肉のアレ)が存在しない。じゃぁ、減ってしまった体力をどうするのかというと、「倒した敵の体内から無理やり注射器で薬物を抽出し、それを体に射つ」という常軌を逸したやり方で回復する。しかも、味方の回復もできる優れもの! って、ただのオーバードーズじゃねぇか!!

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 こんな本作だけど、ローカルプレイなら4人までのマルチプレイに対応している。ただ、4人も人を集めるのは難しいなぁという人向けに、AIが制御する味方のBOTを追加することも可能だ。

 実際に筆者も試してみたのだけど、これがもう画面上がひたすら忙しく動いているために、何が起きているのか全然わからなくなる。画面上に表示されるキャラクターの数が多くなるから、自分のキャラクターを見失ったりするね。
 なお、参加人数を増やすと問答無用で難度も跳ね上がるので、初回のプレイはソロで遊び、2周目以降を遊ぶときに増やすと良いだろう。

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 半日もあればクリアできてしまうけど、ソフトだけなら1500円以下で買えるお手頃な価格のゲーム(編注:Steamでは1480円)。難度も難しすぎず、簡単すぎずという丁度いいバランスなので、是非遊んでみて欲しいかな。


著者近況:Steamでも『マブラヴ』を買いました。万歳。

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BRZRK
週刊ファミ通やファミ通Xboxに“スオミ松崎”名義で執筆していたFPS歴15年のフリーライター。現在は他媒体でも使用しているBRZRK(バーサーク)名義に変更し、執筆活動のほかにゲーム大会の実況・解説やインターネット番組に出演したりしなかったり。まぁ、そんな感じでイロイロやってます!

BRZRKの「うるせー洋ゲーこれをやれ」(仮)