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- E59M1: シベリアで傭兵スナイパー稼業! オープンマップを動き回って標的を仕留めにいくFPS『スナイパー ゴーストウォリアー コントラクト』
E59M1: シベリアで傭兵スナイパー稼業! オープンマップを動き回って標的を仕留めにいくFPS『スナイパー ゴーストウォリアー コントラクト』
公開日時:2020-03-26 13:30:00
ドモー、世界情勢が早く落ち着いてほしいなと思うBRZRKです。
今回紹介するのは、日本でH2 InteractiveからPS4版が発売された『Sniper Ghost Warrior Contracts』(公式サイト)。(※編注:PC英語版はGOG.comなどから入手可能)
簡単に本作を説明すると、“シーカー”と呼ばれる傭兵のスナイパーとなり、シベリアを舞台とするオープンな作りのマップを縦横無尽に動き回ってガジェットなどの装備も駆使しながら、標的であるワルどもをひたすら暗殺していくという内容だ。
●いかに標的を仕留める狙撃ポイントにたどり着き、離脱するか?†
暗殺すべきターゲットは軍のお偉方(悪いことをしてる)だったり、裏社会と繋がっている連中だったりとロクなやつがいない。ただ、こういった連中は金を持っているため、周りを兵士で固めたり防衛体制の整った施設に隠れていたりとガチガチに身辺強化をしている。
谷間の秘密施設といった感じの場所。 |
となると、いくら主人公が有能だからといってランボーよろしくアサルトライフルを撃ちまくるような暴れん坊スタイルをしていると敵に囲まれて痛い目にあうのがオチだ。
……というかそういうスタイルもできなくもないけど、スナイパーのゲームなのでスナイパーらしくプレイした方がいいし、その方が実際やりやすい。なので、スニーキングしながら敵を狙撃できる場所を探し、速やかに目標を達成して脱出というのが基本的なスタイルとなる。
スナイパーライフルから放った弾が、スローモーションで標的に突き刺さる。 |
さてミッションが始まると、プレイヤーは作戦を行う場所を指示され、そこで行うべきメインの目標とサブ目標が提示される。このメインの目標はクリアに必須な条件であり、サブ目標は必ずしも達成する必要はない。ただし、達成しておくと追加で報酬がもらえる。また、ミッションの途中でライバルスナイパーがやってきたり追加目標が提示されることもある。
すべてが繋がったフルオープンワールドではなく、ミニオープンワールド的なマップが複数収録されているといった感じ。 |
では現地で実際どんな感じに作戦が進んでいくのか見ていこう。いざ作戦地域に降り立つと、そこは結構な広さを持つエリアとなっている。ターゲットが居る範囲はマップに赤枠で表示されているのでひと目でわかるが、マップ自体が1平方キロメートルぐらいあったりもするので、そこにたどり着くまでが結構難しい。
というのも、歩哨がかなりの数ウロウロしていたり、プレイヤーが気付きにくいような場所に敵スナイパーが潜んでいることがある。そのため、周回ルートの把握やクリアリングを徹底しないとシーカーの存在が露見してしまう。
そして本作は狙撃時に弾道が引力や風向きなどに大きく影響を受ける。ゲーム側で風向きなどを考慮した照準を出してくれたりもするが、あまり狙撃を失敗していると敵に察知されてしまい、アラートが発せられて捜索部隊がやってくる……なんてことも。それにしても、弾道を正確に読み取り遠距離からの狙撃を成功させると本当に気持ちいい。
●装備を強化してよりテクニカルな狙撃を†
なおプレイヤーキャラクターは初期装備のままでも十分に敵と戦うことはできるが、ミッションを通じて得られた報酬をもとにシーカーの能力や銃火器、ガジェットなどの装備類を強化することが可能になる。中でも重要になるのがメインとして使用するスナイパーライフルの強化と高性能マスクのカスタマイズだ。
装備のロードアウト(セットアップ) |
スナイパーライフルの強化・買い替えは大事で、初期装備の状態だと重装甲の兵士を倒すのに数発の弾薬を消費しなければならず、敵にアラートを生じさせるスキを与えかねないが、ダメージ力の高い銃を用いれば一撃で排除できるようになる。これは非常に大きなアドバンテージと言えるだろう。
また、強化することで使用可能になる弾丸は通常弾や徹甲弾以外に、電子製品を無効にするEMP効果の弾や、音を発して見張りを誘導する弾、ビーコンのように周囲の敵を検出してくれるなどの特殊弾薬がある。
作戦中に携行できる数は決して多くないのだが、敵へのタグ付けを妨害してくるレーダー機器やシーカーを察知すると自動で攻撃を仕掛けてくるセントリーガンを無効化できるEMP弾は使用頻度が高いので、利用できるようにしておくといいだろう。
そのほかにもマガジンサイズを変更したり、バイポッドを装着してライフルの安定性を確保したりといったカスタムが可能だ。
暗殺で稼いでカネで、武器を買い替え・強化……。 |
そしてマスクやスーツの強化を行うと、シーカーの迷彩柄を変更することができたり、移動や狙撃時の息止めに大きな影響をもたらすスタミナの増加といった直接な恩恵を得られる。中でも迷彩柄は敵からの視認性に影響がでるため、プレイするマップに合わせて切り替えられるようにしておきたい。
ステルス性能やPerk的な能力強化が可能。 |
基本的にスニーキングしながらの地味なプレイで難度はちょいと高めで人によっては思った通りのプレイができないかもしれない。まぁそこは狙撃手ってそんなもんでしょと納得してもらうしかないかな。
個人的にはトライ・アンド・エラーを繰り返しながら効率的な動き方を見つけるのが楽しいと感じている。原稿執筆時点で7割方のミッションを終えたところなので、今週末にでもゆっくり時間をかけて残りを攻略したいと思う。
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著者近況:PCエンジンmini買いました。やっぱときメモはイイねぇ。
編集者近況:磯野、こんな時だからゲームやろうぜ
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