E27M1: 世界の匠たちと中世の城を作る。城クラフトゲー『Medieval Engineers』

公開日時:2015-03-27 00:00:00

 ドモー、4月に公開されるという噂の『Star Wars Battlefront』が気になって仕方がないBRZRKです。AT-STに乗りたい!
 今回取り扱うのは、Steamでアーリーアルファバージョンがリリースされている『Medieval Engineers』(公式サイト)。どういったゲームかといえば、中世版マインクラフトといった感じのタイトル。どんな感じかは、下の動画を見て貰えれば分かるはずだ。


 前述した通り現在はアーリーアルファなので、扱えるブロックのタイプが少なかったり、色々足りてない部分が多い。だが、余程のことが無ければ少しずつ拡充されていくはずなのがアーリーアルファ。じゃないと困る。
 ゲームはいたって簡単で、資材を既に持った状態でスタートするので、あとは好き勝手に並べたり積んだりするだけでオーケー。マインクラフトのように伐採したり採石したりといった作業要らずなのでラクチン。浮遊しながらブロックを積んだりできるので、マインクラフトで言うクリエーターモードでダラダラと遊ぶことが可能だ。それにしても、浮遊している様子が妙に間が抜けていて面白い。

 さて、マインクラフトでは結構でたらめにブロックを積もうがどうしようが、思い思いの空間を作ることが可能だった。しかし、本作はブロックごとに強度が設定されており、実際の建物のように負荷を分散させて建築しなければ建物が崩壊する物理演算も搭載。建築時に支えとなる柱やパーツを設置しないと突然崩壊して大惨事に(※編注:動画のように砲弾の影響も受けるので、「実用性」も考えると中々奥が深い)。

 俺の考えた最強のお城! という感じであまり考えずに無理矢理ブロックを積み上げようとして、途中で瞬く間に崩壊していくブロックを見て頭が真っ白になることも多々。まぁ、ここが本作を遊ぶ上で一番難しいポイントなんだよね。あ、負荷のかかり具合を視覚化することも可能なので、そのモードを使うと多少建築しやすいかも(動画はこちら)。


 そこでどうすれば上手に建築が出来るか頭を悩ましながらプレイするのも一興なんだけど、どういうパーツをどう使えばいいのかが最初は分かりにくい。そこで便利なのがSteam Workshopだ。

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 Steam Workshopには既に建築された様々な城塞が投稿されていて、気に入った建築物をダウンロードをSteam上でダウンロードして読み込むことができる。中には城塞都市を建築したプレイヤーも居たりして、それらを眺めているだけでも結構楽しい。そこで、筆者BRZRKがすげぇなと思った建築物をちょっと動画で撮影してきたので、サラッとではあるが見てほしい。

 そんな感じでまだまだアーリーアルファ状態な『Medieval Engineers』なんだけど、デベロッパーが定期的にYoutubeの公式チャンネルでアップデートや新要素の情報を公開している。
 このように結構活動的なので、恐らくではあるけど突然更新を停止して逃げてしまうということも早々ないんじゃないかなと思う(とはいえ、アーリーは突如として終了する可能性も含んでいるが)。

 Steam Workshopでほかのプレイヤーが作った渾身の城塞をカタパルトでぶっ壊すもよし、自分で考えた最強のお城を作り上げるもよしな『Medieval Engineers』。約2000円という金額が安いか高いかは判断が難しいところだけど、先行投資してみるのもアリじゃないだろうか? あ、Youtubeで本作の動画を検索すると、結構面白い動画が多いので見てみるといいかもね。


著者近況:『World of Warships』が楽しすぎ

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BRZRK
週刊ファミ通やファミ通Xboxに“スオミ松崎”名義で執筆していたFPS歴15年のフリーライター。現在は他媒体でも使用しているBRZRK(バーサーク)名義に変更し、執筆活動のほかにゲーム大会の実況・解説やインターネット番組に出演したりしなかったり。まぁ、そんな感じでイロイロやってます!

BRZRKの「うるせー洋ゲーこれをやれ」(仮)