シリーズの歴史をプレイバック! 『KOF』ヒストリーその1 オロチ編

対戦格闘ゲーム『ザ・キング・オブ・ファイターズ』のナンバリングタイトルで展開したおもなエピソードをスクリーンショットとともに紹介する。

公開日時:2021-11-12 13:00:00

 『ザ・キング・オブ・ファイターズ』では、タイトルを横断して草薙京、K´、アッシュを主人公としたエピソードが展開。現在は『KOF XIV』からの主人公、シュンエイを中心としたストーリーが進行中だ。

 ファミ通.comでは、これまでに展開してきた『KOF』のナンバリングタイトルのストーリーをプレイバック! 本稿では、『KOF ’94』のプロローグ、『KOF ’95 』〜『KOF ’97』までの“オロチ編”について、ゲーム画面とともにストーリーを紹介していく。

 最新作『KOF XV』の登場前に柱となるエピソードを知れば、キャラクターたちや『KOF』の世界がより深く楽しめるはずだ。

※各タイトルのシナリオは、とくに指定がない場合は主人公チームのストーリーを紹介します。なお、この記事は編集部調べによるものです。

ザ・キング・オブ・ファイターズ '94

 時は1994年。世界中の格闘家のもとに、“R”という人物から格闘大会“ザ・キング・オブ・ファイターズ”の招待状が届く。差出人はギースでもクラウザーでもないはず。では、いったい誰が……。

 日本チームには、古に伝わる紅蓮の炎を操る武術“草薙流古武術”を使う青年、草薙京が選ばれた。さらに、その前年の全日本異種格闘技戦の準決勝、決勝でともに京と闘い、互いの強さを認め合った格闘家、大門五郎、二階堂紅丸が加わり、この3人で“ザ・キング・オブ・ファイターズ”に挑むこととなった。

a01
a02

 格闘界のスーパースターが前代未聞の3vs3ルールで激突するこの大会。観客の期待と盛り上がりは最高潮に達しようとしていた。そして迎えた開幕。日本チームは順調に勝ち進み、優勝を果たした。その直後、主催者の秘書を名乗る女性が現れた。主催者が「3人に会いたい」と言っているらしく、3人は拠点のある空母へ招待された。

a03
a04
a05

 行ってみるとそこにはなんと京の父親、草薙柴舟が倒れていた。柴舟はルガールの不穏な企みを事前に察知、単身乗り込んで闘いを挑んだが「奴は強すぎた」と言い、力尽きる。その姿の奥には無数の格闘家の像に囲まれた主催者、“R”ことルガール・バーンシュタインがいた。この像はルガールに挑み、敗れた者の成れの果ての姿。大会を開催した目的も、このコレクション収集にあったようだ。

 そして“ザ・キング・オブ・ファイターズ”は、最後の決戦へ……。

a06
a07
a08
a09
a10

 闘いに敗れて進退窮まったルガールは、周りを道連れにして空母を自爆するという暴挙に出た。京たちはギリギリのところで脱出に成功。ルガールのその後を知るものは誰ひとりいない……。

a11
a12
a13

●ボス紹介
ラスボス:ルガール・バーンシュタイン

 おなじみのルガールも本作がデビュー作! 一度倒すと上着を脱いだ本気モードへ突入。後世に語り継がれる伝説の凶悪必殺技、ジェノサイドカッターで泣かされた人も多いはず。

a14
a16

ザ・キング・オブ・ファイターズ '95

 またもや世界中の強豪宛に、“R”という差出人から“ザ・キング・オブ・ファイターズ”の招待状が届く。ルガールは前年の大会で空母とともに自爆したはずだが……。

 前回の大会のあと、日本を離れ修行の旅に出ていた草薙京が帰国するという情報を聞きつけた紅丸と大門。ふたりは京を迎えに港にいた。京が姿を現したそのとき、仮面をかぶった影が襲いかかった。その刹那、京の炎が仮面をかすめる。割れた仮面から現れたのは、前年の大会で京たちをルガールのもとへと案内した秘書の姿だった。秘書は懐から1通の招待状を取り出し、京に差し出した。あの秘書がいるということは、ルガールが復活したのか……? 3人はふたたび大会の参加を決意した。

b01
b02

 京たちは、本大会でも並み居る強豪を倒し、大会を制覇。だが、謎の催眠ガスを吸わされて意識を失ってしまう。目が覚めたときそこには、あの男がいた。古より伝わる禁忌の力、“オロチ”の力を手中にしたルガールが、“オメガ・ルガール”と名を変え復活したのだ。そして、さらには死んだはずの柴舟の姿も! 柴舟はルガールの手によって洗脳されてしまったのだ。

 柴舟、ルガールとの決戦が始まる!

b03
b04
b05
b06
b07
b08

 激闘の末、柴舟は正気を取り戻した。そしてルガールは、制御しきれないオロチの力によって、みずからの身を滅ぼすことに。断末魔の叫びを上げながらルガールは最期のときを迎えたのだった。

b10
b11
b12
b13
b14
b15

●ボス紹介
中ボス:草薙柴舟

 前作では最終ステージ前デモのみの出演だった京の父親、草薙柴舟が中ボスとして登場。のちの『KOF ’98』では、タクマ・サカザキ、ハイデルンとともに、おやじチームを結成。晴れて正式に大会への参戦を果たしている。

b16

ラスボス:オメガ・ルガール

 前作で死んだはずのルガールが名前を改め、ふたたびラスボスとして“ザ・キング・オブ・ファイターズ”へ! 凶悪さは前作以上。『KOF ’95 』独自の、避けからのカウンター攻撃で相手の体力を一気に削る闘いかたが有効だ。

b17
b18_

ザ・キング・オブ・ファイターズ '96

 草薙京は大会を控えての修行の最中、何者かに急襲され重症を負う。そんな不穏な出来事の後に、今回も“ザ・キング・オブ・ファイターズ”が開幕を迎えた。これまでのような謎めいた大会ではなく、巨大企業のスポンサードのもと、世界規模の大イベントとして開催されることになった。世界各地の予選会を勝ち抜いた強豪のなかには、日本チームの姿もあった。

 古の時代――1800年前にオロチを倒しながらも、後に敵であるオロチと血の契約を結んだ一族の末裔、八神庵。彼は、ルガールの元秘書マチュアとバイスを率いた不穏なチームで参戦する。

c01
c02

 決勝後、今大会の主催者である女性、神楽ちづるが姿を現す。彼女は古より草薙、八尺瓊(「やさかに」。のちの八神)とともに“三種の神器”を継承し、オロチの力の封印を護る一族の末裔だ。

 前回の大会で、オロチの力を手にしたルガールを倒した草薙京。今回の大会は、彼らの実力を知るために開いたものだという。ちづるはみずから闘いを挑み、草薙京たち日本チームが、オロチの力に立ち向かえるだけの実力を持つかどうかを試すことに。

c03
c04

激しい戦いの末、日本チームはちづるを下す。力を認めたちづるは、草薙の血を受け継ぐ京に力を貸してほしいという。封印を解かれたオロチを再び封じることができる時間は、残りわずかだと言うのだ。

c05
c06
c07

 そのとき、一陣の風とともにゲーニッツが乱入。彼はオロチに仕える眷属“オロチ八傑集”のひとり。大会前に修行中の京を襲った男こそ、ゲーニッツだった。ゲーニッツは“三種の神器”を継承する京の殺害を企んだが失敗。しかし一方で、ちづるの双子の姉、マキを殺害。このことにより、オロチの力の解放に成功したのだ。

c08
c09
c10

 しかし、ゲーニッツの野望は復讐に燃える京の拳により、潰えることとなった。

c11
c12
c13
c14
c15
c16
c17
c18
c19
c20

●ボス紹介
中ボス:神楽ちづる

 神楽流古武術という技を使い、残像で相手を戸惑わせる。のちにプレイヤーキャラクターとしても参戦することとなる。

c21

●ラスボス:ゲーニッツ

 近接攻撃を拒み、ほとんどの飛び道具を消す竜巻(技名:よのかぜ)を、(いい意味でも悪い意味でも)思い出のボス技に挙げる人は多い!? 「ここですか?」のボイスが頭に残る。

c22
c23

ザ・キング・オブ・ファイターズ '97

 決勝戦直後のハプニングで幕を閉じた前大会。ハプニング自体は何者かによるテロ行為とそれに付随する事故とだけ発表され、その真相は深く追及されることはなく処理された。

 しかし、こうした事件にも関わらず、“ザ・キング・オブ・ファイターズ”の人気はさらに加熱。この年もさらに規模を増しての開催となった。

d01
d02

 順調に大会を勝ち進む日本チーム。だが、オロチの力が解放された事実は“オロチ八傑集”をはじめ、オロチ一族の血を引く者を呼び起こすことになった。決勝戦後、オロチの血を引く八神庵、レオナ(父親のガイデルがオロチ八傑集のひとり)がオロチの力との共鳴により覚醒。暴走して襲いかかるが、これは後に起こる出来事の序幕にすぎなかった。

d03
d04

 京たちの前に立ちはだかったのは七枷社、シェルミー、クリスの3人。彼らは“ザ・キング・オブ・ファイターズ”で激しくぶつかり合う格闘家のエネルギーを利用して、地球意思の思念体であるオロチを完全覚醒させることを目論んでいた。京たちは彼らとの闘いに勝利するものの、戦闘で生じた莫大なエネルギーがクリスを媒体にしてオロチを呼び起こすこととなってしまった。

d06
d08
d09
d10
d11
d12
d13
d14

 人類を自然と敵対する存在とみなして、世界を無に帰すことを至上の目的とするオロチ。力を封印された積年の怨念をぶつけるが如く、荒ぶる。

d15
d16

 しかし、京たちによる決死の闘いにオロチは敗北。ふたたび眠りにつくと、みずからの身を無の世界へと置いた。「これから何千年か先に、ふたたび相まみえることがあるだろうか? 楽しみだ……」と最期の言葉を残して……。

d17
d18
d19
d20
d21
d22
d23
d24
d25
d27
d28
d29

●ボス紹介
中ボス:ツキノヨルオロチノチニクルフイオリ/ヤミノナカオロチノチニメザメルレオナ

 通称“暴走庵/覚醒レオナ”。CPU戦では条件によってどちらかが出現する。後述のオロチチームと同様に隠しコマンドを用いることでプレイヤーキャラクターとして選べるが、桁違いの性能によって猛威をふるったため、一部ゲームセンターでは使用禁止になったことも!?

d30
d31.jpg

●中ボス:オロチチーム

 オロチ八傑集(同時にオロチ四天王)として登場するときの正しい名称は、“乾いた大地の社”、“炎のさだめのクリス”、“荒れ狂う稲光のシェルミー”となる。

D32

●ラスボス:オロチ

 人類との相克の末に、果てしなき負の意識を蓄積する存在。まばゆい後光を放つ超必殺技(名称なし)は画面一面に攻撃判定があるシリーズ屈指の極悪技だ。

D33

●EXTRA EVENT:八神庵

 京でオロチを倒すと、通常のエンディングの後に庵との決戦が始まる!

d34
d35
d36

この記事の個別URL

THE KING OF FIGHTERS XV特設サイト

THE KING OF FIGHTERS XV特設サイト

タイトル
THE KING OF FIGHTERS XV
メーカー
SNK
ハード
PS5/PS4/Xbox X|S/PC
発売日
2022年2月17日発売予定
価格
各7920円[税込]
ジャンル
対戦格闘
CERO
15歳以上対象
備考
『Deluxe Edition』は各10890円[税込]

© SNK CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED.

『THE KING OF FIGHTERS XV』公式サイト