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『KOF15』プロゲーマー・ラギア選手のインタビュー。勝利の秘訣は入念な“イメージトレーニング”
公開日時:2023-06-23 18:45:00
人気対戦格闘ゲーム『THE KING OF FIGHTERS XV』(以下、『KOF XV』)で活躍するトッププレイヤーのインタビュー企画第1弾は、プロゲーマーのラギア選手。兼業ながら若手プロ選手として活躍する同氏のインタビューをお届けする。
『KOF』Tシャツを着てきてくれたラギア選手。イベントで配布された限定のTシャツとのことで、『KOF』愛を感じる出で立ちだ。 |
EVO Japan 2023を振り返って†
※『KOF XV』優勝はシャオハイ選手。"勝利の鍵は京とクロ―ネン"! 激動の2日間を写真とともに振り返る
――まずは先日行われたEVO Japanの振り返りをお聞きしたのですが、振り返ってみていかがでしたか?
ラギア 結果としては、自分の目標を最低限ではありますが達成できています。自分は前回のEVO Japan2020が5位タイだったので、それ以上にはいきたいと思っていました。今回4位でしたから、ギリギリの目標達成ですね。本当はトップ3に行けるだろうという思いもあったから、そこはちょっと残念です。とはいえ大会で安定して勝つのは難しいので、前回よりは進歩したからよしとしましょうと。
――最低限とはいえ目標が達成できてよかったですね。
ラギア そうですね。うれしかったのは、4位が決まるところで当たったET選手との試合で勝てたことですね。前回のEVO Japan2020のときも同じところでET選手と当たって負けてしまったので、今回はちゃんと勝てたのでよかったかなと。2回同じところで同じ人に負けたくはないですからね。
大会前はかなりの人に勝ち越してはいたので自信はあったんですけど、やっぱり大会は難しいですね。力を出し切るのは難しいし、相手も大会用にいろいろ準備してきたりすることもありますから、そういったところで難しさを感じました。
――大会に向けた準備というと、何か特別なことをされているのですか?
ラギア たとえば、勝てない相手がいるときは「リプレイを研究して相手の手癖に気づいたとしても、大会までそこを突かないようにする」ことはありますね。ふだん勝っている側は、いつも通りやれば問題ないはずという前提がありますから、そこにつけ込むんです。一発ネタでもいいから当たるネタを用意して温存しておくということはあると思います。
――EVO Japanは久々のオフライン大会でしたが、空気感などはいかがでしたか?
ラギア EVO Japanは何回か参加していますが、今回は『KOFXV』になってから初めてのEVO Japanでした。壇上に行けたので、成績はある程度残せたと思っています。雰囲気としては、久しぶりにEVO Japanの会場に帰ってきたなという感じですね。
――オフライン大会で特別意識されていたことなどはありましたか?
ラギア オフラインで練習できるときはしていましたが、そこまでオフラインということは気にしていませんでした。ですから、ふだんの練習はオンラインでちょうどいいのかなと思っています。オンラインとオフラインで一部のキャラクターのコンボタイミングが変わるので、それを練習しておくくらいでいいと思います。
――EVO Japanが終わり、つぎの目標はありますか?
ラギア つぎはアメリカで開催される本家EVOですね。自分も参加予定です。それに向けた練習もしているのですが、本番前に1回調整が入るかもしれないので、ある程度練習をキープしつつ調整に対応できるようにしています。
――調整も考えると、少し気の休まる期間という感じですか?
ラギア EVO Japan前のような猛烈なペースではなく、基礎力が下がらない程度にペースを落としてやっています。6月終わりくらいまでに調整が入らなければいまのバージョンのままだと思うので、そこからペースを上げていく感じですかね。とはいえ、キャラクターを変える予定はないのでEVO Japanの延長戦みたいな感じになるかと思います。
イメージトレーニングを無意識に行っている†
――ふだんはどういった練習をされているのでしょうか?
ラギア 基本的に対戦するのがいちばんいいんですけど、自分の場合は練習というよりイメージトレーニングをやっています。脳内対戦という感じでしょうか。「この場面でこういう選択肢をとられたというのをイメージしながら頭の中で対戦して、対応策が思いついたら実際にトレーニングモードで試す」という感じですね。
――頭の中での対戦というのは、ゲームのことをすべて理解しているからこそできることなのでしょうか?
ラギア そうですね。相手の行動に対して、自分の取れる選択肢が知識としてあるからできると思います。『KOFXV』が発売された当初はイメトレができなかったんですよ。相手の選択肢も自分の対応策もわかりませんから。ですが、いまでは発売から1年たって、ある程度知識がついたから結構イメトレができるようになりました。
――ラギアさんがゲームをやり込む流れとしては、まずは知識をきっちりつけることが大切なんですか?
ラギア そうですね。まずはトレーニングモードで調べます。ですが、それだけで全キャラクターの性能をすべてチェックするのは難しいですし、実戦で使ってみないと強さがわからない技もありますから対戦もしてみます。
実際に対戦して、そのキャラクターがどういう試合作りをするキャラクターなのかを見つつ、それを前提知識とした調べものが必要だと思います。たとえば、この技はこの距離では使いづらいということがわかったら、間合いを測ることもやりやすくなります。
――『KOF』は3キャラクターによる先鋒、中堅、大将制ですが、どこで出てくるかによってキャラクターの戦略に変化があったりもするのでしょうか?
ラギア そうですね。『KOF』は先鋒、中堅、大将で、ゲージの使用量やMAX発動したときに使えるゲージ量が変わりますので、コンボの構成が変わったり、クイック発動時のコンボダメージなどが変化します。大将のほうがゲージが多いので、残り体力6、7割はワンコンボで即死ということも多いです。何が当たっても勝負が決まるということが多くなりますので、どのキャラクターでも大将はお互いに慎重になることが多くなりますね。ですから、それを前提に考えて対策を立てます。
たとえば、一部のキャラクターは先鋒だとコンボに行ける技のリーチが短かったりするんですけど、大将だったら弱キックからクイック発動で大ダメージコンボに行ける場合があります。そういったキャラクターは先鋒で出てくるケースを考えなくてよく、逆に大将や中堅が多いという前提で考えます。大将だったら一発ももらえないから隙のある行動を控えるといった読み合いが出てきます。
――先鋒か大将かなど、キャラクターによって警戒すべきポジションがあるんですね。
ラギア ポジションはある程度予想がつくので、そこまで意表を突かれることはありません。強いて言うならEX必殺技が強いククリなどは先鋒と大将ではガラッとキャラクター性が変わります。
――なるほど。そこまで深く考えているんですね。ちなみに練習は一日何時間くらいやっているのでしょうか?
ラギア やるときは深夜まで4、5時間やるなんてことはありますね。逆に対戦をやらない日でも脳内対戦はしています。ある程度まで行くとひたすら対戦してもあまり効果がないと言いますか、きちんと脳内で整理をつけて自分の選択肢を増やしたほうがいいと思っています。やらない日は頭できちんと考えて、新しいことを発想できたら試して是非を確かめるのが重要です。
――イメージトレーニングは時間でいうとどれくらいやられていますか?
ラギア 無意識にやっています(笑)。電車での移動時間などもつねに考えていて、何も考えていないと勝手に始まってることが多いですね。EVO Japanが終わってある程度は頻度が下がってきているんですけど、開催前は頭が痛くなるくらいやっていました(笑)。寝ようと思って横になっても布団の中で考えてしまって眠れないこともありました。
――大会前は対戦相手をより具体的にイメージしてトレーニングしているのでしょうか?
ラギア ふだんから具体的に考えるようにしていますが、大会を想定して癖や傾向を押さえています。その場面での強い行動を相手別に用意したり、立ち回りで相手が狙ってくることを意識しておこうという感じですね。
――癖や傾向を考えるときにメモを取ったりしていますか?
ラギア 自分は、メモは取らない派ですね。メモがあまり好きじゃない理由は、メモに頼ってしまうと未知の強豪と当たったときに対処できないからです。ですから基礎力を上げる方向性で自分はやっています。もうひとつの理由としては、ふだんから相手の癖を突く勝ちかたをしても意味がないので、自分の基礎力を高めて相手のどんな行動も通さないというのがいちばんいいと思っています。
『KOF』力がつくクローネン同キャラ戦†
――大会で競技シーンでは珍しいキャラクターを使われたときはどうしていますか?
ラギア たとえば、ZJZ選手のナコルルやDirty1m選手のギースやクラークは、TOP8で見ることが想定外なキャラクターだったので予想しにくくはありました。ですが、対戦経験はあったのでそこまで対策漏れということはないと思います。
――基本的には全キャラクターの対策が積んであるということでしょうか?
ラギア ある程度は積んでありますけど、たとえばラモンや覇王丸みたいに使い手が少ないキャラクターは存在するので、見たことないネタまでカバーすることはできない点が怖いですね。キャラ性能で負けていてもそういったネタの研究をがんばっているということだと思うので、負けてもそれはしょうがないと思います。
――キャラクターが非常に多い本作ですべて対策するのはたいへんですよね。
ラギア 最初からキャラクターが多かったですからね(笑)。全キャラクターをカバーするのは無理なので、ある程度割り切るしかないと思います。そのかわり3キャラクター使えるゲームなので、ネタでひとり倒されてもまだふたりいるのは安心ですね。ほかの1on1の格闘ゲームだったらラウンドを取られたらおしまいですが、『KOF』なら与えたダメージは引き継ぐので、ネタだけで勝つことは難しいんです。
――たしかにがんばってダメージを与えておけば、続けて負けにくいというのはありますよね。
ラギア チーム戦のよさではありますが、その分弱いと言われているキャラクターがより活躍しにくい環境になってますよね。たとえば、アンヘルが先鋒でパーフェクト勝利をしても、ネタだけでふたり抜きするのは難しいですからね。先鋒戦でネタ勝ちしてもその後に中堅のキャラクターにふつうに負けちゃったらイーブンですからね。
――そう考えると、3キャラクターの総合力で戦う感じになるのでしょうか。
ラギア そうだと思います。だから、1キャラクターでも活躍しないキャラクターがいるとそこが穴になってしまうんですよ。ハマったら強いキャラクターは2回キレイにハマらないと勝てない。せめて2人目相手にもリードが取れないといけないですね。
――総合力が重要なゆえに、競技シーンだと強いキャラクターで固めることが多くなるということですか?
ラギア システム的にそうなってしまうんですよね。このゲームのいい部分でもあり悪い部分でもあると思います。ですから、キャラクター選択で妥協はしづらいですね。1on1のゲームであれば多少キャラクターパワーで負けていても、よっぽど相性が悪くない限りやりようがあるんですよね。でも『KOF』だと“そこそこ行ける”じゃ厳しいイメージがあります。
――もともとラギア選手は女性キャラクターをおもに使われていたということですが、その理由は?
ラギア 単純にカワイイからです!(キッパリ)。似たような性能で男性キャラクターと女性キャラクターがいたら女性を使うと思います。ただ、男性キャラクターでも性能が好きなキャラクターはいて、たとえばクローネンの性能はすごく好きで、なんならクローネンの同キャラクター戦だけずっとやりたいくらいです。シンプルで硬派な戦いでおもしろいと思っています。
――たしかに硬派な戦いになりそうですね。
ラギア じつは、クローネン使いでクローネンの同キャラ戦が楽しいという人は意外と多いんですよ。選択肢が多いのですが特別なことは何もしていなくて、純粋な『KOF』の戦い方を超ハイスペックなキャラクターでやっているという感じですね。
シルヴィの同キャラ戦も近い印象を受けました。対空からの火力も高かったり、強攻撃のリーチが長かったりとか。クローネンは近距離Dが中段ですが、シルヴィにはコマンド投げがあるのでガードを崩す方法もきちんとあります。
――ハイスペックなところはありつつも、やっていることは“『KOF』のキホン”ということですか。
ラギア そういう印象です。とくにうまい人とやると『KOF』力がメチャクチャつくと思います。うまい人とやると、試合はお互いに触れなくなってくるんです。走ったら止められるし、飛んだら対空されるし。そうなったときにジリジリした緊張感のある試合が楽しめます。変なところからダメージを取られることはないので、クローネンの同キャラ戦はそれが際立っている印象です。
M´選手と切磋琢磨して成長†
――『KOF』を初めて触ったのはいつごろですか?
ラギア 最初に触ったのは子供のころ、中国にまだ住んでいたときに『KOF'97』を触りました。ゲームコーナーに置いてあって、やっている人も多かったので流行っているゲームなんだなぁと。そのときはキャラクターを動かして楽しんでいるだけという感じですね。そこからしばらくやっていなくて、日本に移って高校生くらいのときに、家の近くにあったゲームセンターに『KOF2002UM』があって、「いまはこんな『KOF』が出ているんだ」と思って遊んでました。いま考えると、そのときも出てから数年たっているので“いま”じゃないんですけどね。
――最初は『KOF'97』だったんですね。
ラギア そもそも格闘ゲーム=『KOF』だと思っていました(笑)。実際、中国では盛り上がっていましたが、日本に来てからの同級生は『KOF』のことを知らない人ばかりでしたね。
――ということは、当時中国にはあちこちに『KOF』があったのでしょうか?
ラギア たとえば、デパートのゲームコーナーみたいなところにも置いてありました。まだ小さかったため、さすがにゲームセンターに行ったことはなかったのでわかりませんが、僕が行っていたデパートのコーナーは盛り上がっていました。カジュアルにいろんな層の人が遊んでいるゲームでしたね。
そういう意味では、高校生で『KOF2002UM』を触り始めたくらいが格闘ゲームとしてプレイし始めた時期ですかね。ちゃんとコンボ練習をしながら、M´選手の動画を何回も見ていました。
――そのときはゲームセンターでプレイをしていたんですか?
ラギア たまに来た人と対戦するくらいで、基本はCPU戦ですね。本格的に対人戦を始めたのは『KOF XIV』からになります。
――『KOF '97』から『KOF 2002 UM』までの間は格闘ゲームをプレイされていなかったんですか?
ラギア ほとんど触っていなかったですね。たまに遊ぶくらいでした。そもそも格闘ゲームをちゃんとやろうという気持ちも当時はなかったです。大学のときに東京に引っ越してきてからオンライン対戦をやったり、都心なのでオフライン対戦も多かったのでいろいろできるようになったのが大きいです。
――最初はオンライン対戦を中心にプレイしたんですか? それともオフライン対戦?
ラギア 『KOF』の知り合いがいなかったので黙々とオンライン対戦に明け暮れていました。そこで培ったものが、後に参加するオフライン大会での成績につながったんだと思います。
――誰かに教わるということはなく、独学で強くなったということですか?
ラギア 教えてもらうことはあまりなかったですね。オンラインで強い人が頻繁に対戦募集をしていたので、そこでボコボコにされながらうまくなりました。あとはオフライン対戦をするようになって、M´選手に長時間対戦に付き合ってもらうようになりました。だから彼には感謝の念が絶えないです。
――対戦を通して成長したんですね。
ラギア M´選手はすごく強い選手ですが口下手な人なので、攻略の話をしてくれないし、聞きに行ってもうまく説明できなかったりするので、自分で考えるようになりました。それでイメトレをするようになったのかもしれません(笑)。
――M´選手はいっしょに成長していったライバルなんですね。昔は動画を見ていた側だったと思いますが、同じ舞台に並び立つようになったときはどういう気持ちでしたか?
ラギア 最初は雲の上の人だと思っていました。でもオフライン大会である程度勝てるようになってくると欲が出るじゃないですか。もっと結果を残したくなるんですよ。そうなるとM´選手はぶつかる壁に変わってくるので、それに勝ちたいならがんばるしかないと思ってたくさん練習していました。いまでこそ勝負になりますけど、『KOF XIV』のころは長い間ぜんぜん勝てなかったです。最後のほうでやっといい勝負ができるようになった印象ですね。
――『KOF XV』になってからの戦績はどうですか?
ラギア 場合によりますね。最近の勝率は五分近くかなと思っています。やはりM´選手もそんなに甘くないということですかね。勝ち越せたと思ってもつぎにやったら負けたりしますし、対応が早い印象です。ちょっとずつ強くなっていくしかないので、そういう風に競っていくのがいいかなと。
ラギアから見たシャオハイ†
――ライバルというとEVO Japan 2023で優勝したシャオハイ選手が絶対的な強者という印象ですが、ラギア選手から見てシャオハイ選手の実力はどうですか?
ラギア 難しいですが、天と地ほどの差はないとは思っています。でも差は確かにあると思いますね。トップがシャオハイ選手だとしたらそこから2、3段階離れて我々が並んでいる印象です。それくらいシャオハイ選手は強いですね。
――シャオハイ選手の強さはどこにあると思いますか?
ラギア うまい人はみんなそうだと思いますが、勘がいいと言いますか。相手のやりたいことを察知する能力が高いし、察知したことに瞬時に対応してくるのがすごいですね。明らかに対空を意識していなかったのに対空してくるみたいなシーンがあります。直前の動きである程度何を考えているかはわかりますが、「明らかに意識してなかったじゃん!」と驚きますね。カバー範囲が広いというか、ふつうの人の倍くらいいろいろなことに対応してこようとしてくる印象を受けます。そういう相手に勝つには同じくらいできないと勝てないな、と思います。
――そういった人に追いつけるものなのでしょうか?
ラギア やっぱり人間なので追いつけると思います。たとえば、シャオハイ選手も長期戦の序盤でこちらが勝つと委縮してくれるんですよ。そうなるとふだん通らない選択肢も通ってきます。そこが狙い目というか。自信がついたシャオハイ選手はヤバいです。心に余裕があると全部返されてしまうので、最初にリードしてちょっとビビらせないといけないですよね。でもそれが難しいんですけど(笑)。
――EVO Japanでシャオハイ選手が来日した際に大会以外でも対戦しましたか?
ラギア ちょっとやりましたよ。オンラインと印象はそんなに変わらなかったです。いろんなことを精度高くやってくる感じです。シンプルに勝てない(笑)。
シャオハイ選手がプレイする『KOF』には感動します。「そこまでできるんだ」ということを身をもって教えてくれるというか、このゲームまだまだやれることがあるんだなと思わせてくれます。
――EVO Japanのときにシャオハイ選手にも聞いたんですが、参戦してほしいキャラクターはいますか?
ラギア 『KOF XIV』のときに使っていたアリスを使ってみたいですね。あのキャラクターは……よかったですね……! そういう意味だと自分が一番やったシリーズは『KOF XIV』になるので、そこで最後までお世話になったアリスが『KOF XV』で出たらうれしいと思います。『KOF XV』は人気キャラクターを出してくれていますし、自分が好きなキャラクターも多いので出てほしいというとアリスぐらいかなーと。
――シャオハイ選手はオズワルドやセスを挙げていましたが……。
ラギア ええっ、セス!? え、そうなんですか……! あまり好きそうじゃない印象でしたけど、セスかぁ……。確かにラモンとヴァネッサはいるのにセスがいないのはちょっと可哀そうですね(笑)。そういう意味では、ネルソンなど『KOF XIV』からの新キャラクターなんかがもっと出てくるとうれしいですね。
――ちなみに、歴代の『KOF』でもっとも好きな女性キャラクターは誰ですか?
ラギア 性能を度外視するならクーラがいちばん好きですね。性能がちょっと合わないんですけど、でもキャラクターはメチャクチャ好きです。性能で言うならアリスですかね。
世界を見据えるプロゲーマー・ラギア†
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