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『KOF15』池澤春菜さん(アテナ役)とブリドカットセーラ恵美さん(ブルー・マリー役)に“SNK特番! Road to EVO Japan”の感想から収録秘話までを聞いてみた
公開日時:2023-03-14 18:45:00
EVO Japan2023のSNKブース情報や国内トッププレイヤーによる『KOF XV』のエキシビションマッチが行われた“SNK特番! Road to EVO Japan”。 同番組に出演した麻宮アテナ役の池澤春菜さんとブルー・マリー役のブリドカットセーラ恵美さんのおふたりに、番組の感想をお伺いした。
SNK特番! Road to EVO Japan
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出演者による記念撮影。 |
――SNK特番に出演されていかがでしたか?
セーラ もともと格闘ゲームの大会を観戦したことはあったんですけど、オンライン大会とはいえこういった現場から大会を観戦するのは初めてでした。その場にいるかのような熱気を感じられて、こんなに鳥肌が立つものなのかと。トーナメントを勝ち上がる人たちのすごさも実感しましたし、どうやったらあんなうまくなれるのでしょう?と素直に思いました(笑)。あれだけキャラクターを自由に動かせたら楽しいだろうし、ステキですよね。
――今日はブルー・マリーも活躍していました。
セーラ ブルー・マリーを使っていただいた少年さんとラギアさんには、本当に感謝しかないです。マリーを使っていただけるだけでもうれしかったのに、あれだけの大活躍をしてくださって、感激しちゃって泣かないようにするのに一生懸命でした(笑)。
――とくにラギアさんはブルー・マリーをチームに入れて優勝しましたもんね。
セーラ 自分でプレイするとうまく技を出せないので、こうやって実戦で使われてるんだというのが見られてよかったです。放送中に池澤さんがおっしゃっていたんですけど、改めてキャラクターに魂が入った感じだと思いました。
――収録のときは映像を見ながらではないんですね。
池澤 時々モーションを見せていただくこともありましたけど、収録の時点ではない映像もあるので、基本的にはこのくらいの尺で声を当ててくださいという指示があるだけで、ほとんどテキストだけですね(笑)。
セーラ そうなんですよ。とくに映像があるわけではないのですごく無機質な収録です(笑)。
――池澤さんは番組に出演してみていかがでしたか?
池澤 エキシビションマッチでうまい人のプレイを見ていると、自分もうまく使えそうな気になってきちゃいますよね。絶対無理だけど(笑)。選手の皆さんそれぞれがメインで使っているキャラクターに思入れがあるのがよかったですね。みんなが使う安全牌的なキャラクターを入れてあったとしても、最後に勝つのは思い入れのある魂のキャラクターだったりして、100人いたら100通りの戦い方があって、すごい世界だと思いました。
――アテナはもりもっちさんが使っていましたね。
池澤 画面端で“ピー!ピー!ピー!”とやっていて見ているほうはおもしろいけど、対戦相手に嫌われないかなって心配になりました(笑)。
アテナは超能力で戦うので、すごく力を込めるというよりはヒョイッっと軽い感じの技の出しかたをするんですけど、重量感のあるハイデルンとかと戦うと、セリフの質の違いがわかっておもしろいですね。収録はひとりでやるから自分のキャラしかわからないので、こういう風になるんだって(笑)。やっぱり対戦を観戦してみるものだなと思いました。
――声の演技の話が出たところで、セーラさんは『KOF XIV』、『KOF XV』でブルー・マリーを演じましたが、どんなところを意識しましたか?
セーラ ブルー・マリーは『KOF XIV』のときにオーディションを受けて選んでいただいたんですけど、そのときに以前のマリーの声をとにかく聴き込んだんです。当時の事務所のマネージャーさんがものすごく『KOF』が大好きで、「私に任せて!」ということで、いっしょにサンプルを作って提出したら選んでいただけました。
――オーディションを受けてのブルー・マリー役だったんですね。
セーラ もともと知っていたキャラクターだったので、オーディションを受けて決まってから最初の収録はものすごいプレッシャーでした。でもスタッフの方に「以前のマリーを踏襲してほしい部分もありますけど、基本的にはセーラさんのマリーを新たに作っていってください」とおっしゃっていただけたので、以前の発音を踏襲しつつも自分らしさを入れていこうと。
『KOF XIV』では「自分らしく英語もネイティブ寄りにして良いですよ」とのご指示をいただき、戦闘時はハイテンションで英語で戦闘を楽しむマリー・マリーと、エージェントモードになる日本語時には冷静でカッコいい女性のブルー・マリーという部分を意識して演じました。ブルー・マリーを演じることによってほどよく緊張が解けてきた『KOF XV』では、ハイテンションな英語の部分もより楽しんで演じることができました!
――『KOF XIV』と『KOF XV』でセリフはすべて録り直したんですか?
セーラ 流用はしていなくて、全部録り直しました。
池澤 アテナも作品ごとに録り直しているので、サイコボールも毎回少しずつ違うんですよ。
――そうなんですね。池澤さんと言えば、『KOF '98』からアテナを担当されていますが、作品ごとに収録しているということは演技も変えているんですか?
池澤 アテナはセーラー服系だったり、チャイナ服系だったりと、作品によって衣装や雰囲気がガラっと変わるじゃないですか。毎回楽しみなんですよね。今年はどういうアテナになるんだろうなと。
だから、そのときの表情だったり、動きだったり、衣装だったり、その時代、そのときの『KOF』のストーリーの関係性だったりとか、そういうもの意識して少しずつ変えています。
――『KOF XV』ではどういったところを変えたのでしょうか?
池澤 『KOF XV』は、顔を攻めてきたな、ファンの心をつかみにきたなという印象で驚きました。衣装はすごくアテナという感じなんですけど、モデルの作り方が進化したなって。
これだけかわいくなったので、かわいさを全面に出すときは少しあざといくらいにやったほうがハマるんじゃないかなと思ったので、今回はわりと振り切っちゃいました。
――EVO Japan 2023ではSNKブースでおふたりのトークショーもありますね。
セーラ EVO Japan 2023にはお仕事で行くんですけど、ファンとして試合を見たいですし、会場の熱気を体感したいですね。
池澤 あれがリアルのラギアさん!という感じで選手がどんな人なのかも見たいですよね。今日のインタビューですごく落ち着いた感じだったので、実際はどんな方なのかなと気になりました(笑)。1日目と2日目は入場無料ですし、たくさんの方に来ていただいて盛り上がってほしいですね。あの会場にいるだけですごくテンションが上がって元気になれる気がする。
――それでは最後にファンのみなさんにメッセージをいただけますか。
セーラ 正直、私は格闘ゲーマーとしてはすごくへたっぴですけど、ゲームに対する想いや愛というのはみんな平等だと思うんですよね。その中で、より頂点を競い合っていくというのは並大抵の精神力じゃできないと思っています。それをドンドン勝ち上がって頂点を目指す大会を間近で見られると思うと楽しみです。
今回は参加するだけでも特典がもらえるので、開催は3年ぶりということですし、どんな人でも楽しめる場になるんじゃないかなと思うので、自分はライトユーザーだからとか思わず、ヘビーユーザーでもライトユーザーでも格ゲーが好きならぜひ遊びに来てほしいと思います。その中で、ぜひトークショウも覗いてもらえたらうれしいので、ぜひ現地で楽しんでください。
池澤 「(アテナの声で)みんな3年間よくがんばった」。人と会いたかったりいっしょに遊びたかったりしたけど、できなかった3年間があって、そこをがんばったから今回のお祭りがあるんですよね。久しぶりにそこに人がいる喜びだったり、目の前の人と話せる喜びだったり、みんなでひとつのものを見て盛り上がるとか、そういう日常に戻っていくきっかけのお祝いみたいな気持ちでお祭りを楽しみに来てくれたらいいなと思います。
自分はゲームがそんなにうまくないかもしれないけど、あの場所に行って応援したり、熱気の一員になりたいとか、そういう気持ちで来てくれたら十分うれしいですし、そこからまたつぎの新しい流れだったりとか、つぎの楽しみだったりとか、つぎのゲームの勢いだったりエネルギーみたいなものがドンドン生まれていくんじゃないかなと。「(アテナ風)みんなお帰りなさいですね」。
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