投げ抜けを覚えて防御力アップ!†
相手に投げられた瞬間、「!」マークが表示されている間に、B+Cボタン同時押しでこちらも投げを入力すると、投げ抜けをすることができる。
「!」マークには、通常状態を投げられた時の緑色と、ガード硬直中やのけぞり中に投げられた時の紫色の2種類がある。緑色は投げ抜けを入力する時間の猶予が短く、紫色はかなり長め。それぞれ「緑投げ」「紫投げ」と呼ばれている。
相手に攻められているとき、緑投げでも咄嗟に反応して投げ抜けすることができるようになれば、ダメージを受ける頻度はぐっと減るはずだ。もちろん、空中投げも投げ抜けすることができる。
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▲空中連続技の途中で紫投げを狙われることもある。連続技をくらっている最中でも気は抜けないぞ。
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▲相手の攻撃がカウンターヒットになるタイミングで投げられると「スローカウンター」になってしまう。「!」マークに×印が付いて、投げ抜けをすることができない。
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奥が深い! 投げ抜けをめぐる攻防†
緑投げ抜けは素早い反応が求められるため、あらかじめ投げ抜けに意識を向けなければならないが、投げられる前にうっかりB+Cボタンを同時押しするとこちらの投げが暴発してしまい、手痛いダメージをもらってしまうハメになる。
そこで役に立つのが、ガードしながらA+B+Cボタン同時押しで使える「投げ抜け仕込みバリアガード」だ。これは入力した時に投げられていれば投げ抜けが、そうではない場合はバリアガードが出る、安全な防御テクニックだ。相手に固められている最中だけではなく、ダウンから緊急受身を取った瞬間に入力しておくと、相手の投げ重ねから逃げることができるぞ。
ただし、投げ抜け仕込みバリアガードは、投げ抜け猶予が短いことに注意。また、一度B+Cを入力してしまうと、その後少しの間、相手の投げに×マークがついて投げ抜けできなくなってしまう。便利だからといって何度も使っていると、タイミングをずらされた投げに一方的に潰されてしまうのだ。
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▲空中判定になって投げをスカせるジンの6+Bは、相手の投げ抜けを誘って潰すにはうってつけの技だ。強力な固めから、相手のガード硬直が解けて緑投げできるタイミングまで待って6Bを出すとカウンターになりやすい。
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▲A攻撃を一発当ててからキャンセルで投げを入力すると、相手の投げ抜けのタイミングをずらしやすい。紫投げになるが、相手が慌てて投げ抜けを入力していた場合、スローリジェクトミス(投げ抜け不能状態を投げられる)になるのだ。相手が投げ抜けを狙っていると思ったらこの連携を仕掛けてみよう。
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受け身の種類を覚えて、起き攻めを回避しよう†
本作の起き上がりは全部で4種類ある。それぞれの特徴を覚えて使い分けよう。
■緊急受身・ニュートラル起き上がり
ダウン直前にAorBorCボタンを押すことで、その場で白く光りながら小さく跳ねる緊急受身になる。また、ダウン中にボタンを押すとニュートラル起き上がりになるが、名前とタイミングが違うだけで両者に性能の違いはない。やられ中にボタンを押しっぱなしにする「押しっぱ受身」を入力したまま着地しても、この受身になる。
動作中は完全に無敵状態で、安全に起き上がることができるものの、その場に着地してしまうため、相手の次の攻めを簡単に許してしまうことになる。
■後転
ダウン中に後ろ方向+AorBorCボタンを押すことで後方に移動しながら起き上がることができる。相手から距離を取ることができるぞ。
後転は動作の最初に長めの無敵時間がある。無敵時間が終わってしまうと、動作中に攻撃を受けた場合は空中ヒットになってしまう。目の前の相手から逃げることはできるが、画面端を背負いやすくなってしまう点に注意だ。
■前転
ダウン中に前方向+AorBorCボタンを押すことで前方に移動しながら起き上がることができる。追撃に来る相手をすり抜けて反対側に回り込むことができるぞ。
画面端から逃げられるなど強力ではあるのだが、後転に比べると動作の無敵時間が非常に短く、相手に向かって移動するため、潰されやすい。相手の攻撃は空中ヒットになるので、そこから空中連続技で再びダウンを奪われることも。
上記の4種類のほかに“起き上がらずにしばらくダウンしたままでいる”という選択肢もある。これは、こちらの受身に合わせて技を重ねてくる相手に対する戦法。ダウンしたまま直前にくらった連続技の持続が途切れていなければ、相手が重ねる技が連続技としてつながってしまい、通常よりも早く空中受身が取れるようになるのだ。
ただ、直前の連続技の持続が途切れてしまっていた場合、また最初から連続技をくらってしまう可能性があるので、受身を取るタイミングもきちんと計るようにしよう。
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▲緊急受身は起き上がるまでは安全だが、直後に相手の厳しい攻めが待っている。ただし、受身の直後に無敵技などで切り返しをすることは可能だ。
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▲前転は脱出には便利だが、無敵時間が少ない。攻めを継続しながら前転を狩ることができるキャラクターもいるため、頼りすぎるのは危険だ。
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▲その場起き上がりは見た目が分かりにくいため、前転や緊急受身を警戒して様子を見ている相手への不意打ちとしても利用できる。
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