ガードを揺さぶりやすい攻めの組み立て方†
本作では、多くのキャラクターが、中段攻撃から連続技に持ち込める。しかし、中段攻撃は、技の発生がそれほど早くないものが多く、熟練者になるほど警戒を強めている攻撃になっているため、安易に繰り出すだけではヒットさせることが難しい。そこで活用したいのが、見返りの大きい通常投げと、A攻撃を使った攻めの継続だ。中段攻撃を意識して、ガードを固めている相手には、ダッシュで踏み込んでから、投げと、先読み気味の投げ抜けに有効な通常技キャンセルからの投げを織り交ぜるといい。
また、中段攻撃と投げを、ジャンプバリアガードでしのごうとする相手には、下段攻撃に派生するリボルバーアクションを多めに使っていけば、連続技に持ち込むことも可能なので、上記の攻めとあわせて使い分けていこう。
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↑ラグナの6+Bやガントレットハーデスは、連続技へとつなげられるため、非常に強力な中段攻撃だが、攻撃の発生がやや遅い。こうしたガードの揺さぶりの選択肢を意識させたうえで、他の行動を織り交ぜていくのだ。
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↑隙の少ない通常技を持つキャラクターは、ガードに固まる相手に対して、A→ダッシュAなどで攻めを継続しつつ、動こうとするところを狙う戦術も強力だ。ダッシュからは投げも織り交ぜれば、相手のガードをより揺さぶりやすくなる。
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↑ガードを揺さぶる選択肢を警戒して、通常技で割り込もうとする相手には、連続ガードにならないようにリボルバーアクションを繰り出してカウンターを狙うのだ。
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相手を画面端に追い込め!†
画面端の連続技には、一部の技から追撃がかけやすくなるうえ、ダウンを奪ったあとに距離をとられにくくなるという利点がある。この利点を試合中に積極的に活かすことができれば、一度攻めに入ったときの期待値が格段に違ってくるので、攻める側は常に、相手を画面端へと追い込むことを意識してみよう。画面中央の連続技で相手を画面端へと追い込み、次の攻めで画面端限定の連続技を叩き込み、再び画面端でダウンを奪うという流れがひとつの理想形なので、まずはこの形を達成できるような攻めの組み立てを作り出すといい。画面中央で連続技を決めた場合には、相手を横方向に吹き飛ばしつつダウンを奪い、前方移動起き上がりをつぶすような攻めを仕掛けるという方針で動いていけば、相手を画面端に追い込む機会が増える。また、一度相手に触ったら、横方向に押していける連携を積極的に狙うというのも画面端を活かすための有効な戦術だ。
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画面端に相手を追い込むために、画面中央の連続技は、相手を吹き飛ばしつつダウンを奪う技や、位置が入れ替わらない技を締めにもってくるといい。
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画面端限定の連続技を決める際も、締めの技でそのまま端を維持できるように調整するといい。画面端に相手を追い込めば、後方ジャンプで逃げられにくいため、攻めをしのがれにくくなるのも強みだ。
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相手の攻めの起点をつぶす、対空攻撃†
本作は、一度相手に触れられてしまうと、強烈なガードの揺さぶりを仕掛けられてしまう。特に、ジャンプ攻撃や空中ダッシュ攻撃は攻めの起点として使われることが多いため、これらの行動を迎撃する「対空」を意識しつつキャラクターを操作するといい。基本的には、地上を移動しつつ、上方向に攻撃範囲の広い技や、相手のジャンプに一方的に打ち勝てる"頭属性無敵"の技を使って"対空"するのが本作のセオリーとなっている。
ただし、頭属性無敵の技は動作がやや大きいため、2段ジャンプで回避されたり、空中で起動を変更できる技で属性無敵発生前につぶされてしまうこともある。こうした行動を織り交ぜてくる相手には、先読み気味にジャンプAを繰り出すなどして、相手のジャンプ攻撃の発生前を狙うという対処法も混ぜていこう。
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頭属性無敵の技であれば、ジャンプ攻撃を一方的に避けつつ攻撃できるのが魅力だ。
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ジャンプAからの連続技が可能なキャラクターは多い。ジャンプAは、空振り時のリスクが小さいのも魅力だ。ヒット時は連続技に、ガード時はジャンプAからのリボルバーアクションで地上までひきずり降ろしてから、攻めの継続を図ろう。
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■キャラクター別の主な地上対空技
ラグナ:6+A
ジン:しゃがみC
ノエル:6+A
テイガー:しゃがみC
タオカカ:6+A
レイチェル:6+A
アラクネ:立ちC
バング:しゃがみD
ライチ:4+B
カルル:6+A、しゃがみC
ハクメン:6+A
ツバキ:しゃがみC
ハザマ:しゃがみC
マコト:6+A
ヴァルケンハイン:狼時B
プラチナ:6+A
レリウス:しゃがみC
アマネ:6+A
バレット:6+B
アズラエル:6+B
ニュー:6+A、しゃがみC
ミュー:6+A、しゃがみC
イザヨイ:イージスブレイド
テルミ:6+A
カグラ:龍刃翔
ココノエ:6+A
相手の攻めに対抗するための、防御手段アレコレ†
相手の攻めの起点となるジャンプ攻撃や地上技をガードさせられてしまった場合は、中段、下段、投げを使い分けた揺さぶりを凌ぐ必要がある。ただし、これらのガードを揺さぶる行動に対して、全て見てから対処するというのは現実的ではない。ガードで凌ぐ場合は、相手との距離が離れやすいバリアガードを活用し、相手の攻めが継続しないようにすることを意識しよう。また、相手の連係に隙間がありそうなときは、無敵時間のある必殺技(ラグナのCインフェルノディバイダーなど)や、コマンド入力完成直後に無敵があるバックステップでの割り込み、地上ガードから、斜め上方向を入れっぱなしにして空中バリアガードを貼るという対処法も使い分けるといい。
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斜め後ろ上方向を入れっぱなしにしたあと、すぐにA+Bを同時押しすることで、ジャンプ直後のバリアガードへと派生する。通称"いれっぱ"と呼ばれる防御手段だ。咄嗟のコマンド入力が苦手な人は、まずはこの“いれっぱ”を覚えよう。ただし、下段攻撃へ派生するリボルバーアクションや空中投げによる奇襲には相性が悪いことを覚えておきたい。
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ヒートゲージが50%以上ある場合は、無敵技にラピッドキャンセルをかけたり、カウンターアサルトを繰り出すことで、比較的ローリスクに相手の攻めから抜け出せる。ただし、ヒートゲージを防御にまわしすぎると、攻めのリターンが低下するため、状況に応じて使うかどうかを判断しよう。
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攻撃判定発生前にガードポイント判定を持つ技も防御手段として活用できる。バングは積極的に狙っていきたい。
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