- 『レインボーシックス シージ』ファミ通.com 特設サイト>
- esports>
- eスポーツディレクター、シニアeスポーツマネージャーインタビュー 「Tier1 eスポーツとして認識されたことを誇りに思う」
eスポーツディレクター、シニアeスポーツマネージャーインタビュー 「Tier1 eスポーツとして認識されたことを誇りに思う」
公開日時:2020-05-27 12:00:00
来季より新システムで行われるAPACリーグの詳細が発表。(記事はこちら)
本発表に合わせて、eスポーツディレクターFrançois-Xavier Dénièle氏とEMEA シニアeスポーツマネージャーJérémy Somville氏へメールインタビューを実施。
APACリーグに関する疑問や、2016年の最初の公式試合から長い道のりを辿ってきた本作のeスポーツについて今後の目標を伺った。
EMEA eスポーツディレクター |
EMEA シニアeスポーツマネージャー |
――南APACでさらにオセアニアサブリージョンと南アジアサブリージョンを作った経緯は?
Jérémy Somville サーバーからの地理的距離の課題が反映されているだけでなく、各サブリージョンに快適な環境とプレイヤーが最高レベルで戦うために必要なプログラムを提供できるという理由から、南APACにふたつのサブリージョンを作りました。
オセアニアはこれまでプロリーグで象徴的なインターナショナル・チームを育ててきましたので、新しいAPACプログラムはオセアニア・チームがインターナショナル・シーンで再び際立った活躍をする機会を提供することになると確信しています。
私たちはつねにRainbow Six esportsシーンを全世界で成長させるための手段を模索しています。草の根的取り組みをサポートすることでローカル・コミュニティーの進化を細かく追っていますが、その中で南アジア諸国での活発な動きに注目しました。新しいプログラムを始めるにあたり、南アジアを南APACの一部としてAPACリーグに統合することで次のレベルを目指すことにしたのです。
これによって南アジアのRainbow Sixコミュニティが国際舞台でその実力を示す素晴らしい機会が生まれると思います。
――北APACでサブリージョンを作らない理由は何でしょうか?
Jérémy Somville 北APACの日本、韓国、東南アジアのチームは、これらテリトリー間ではサーバーからの距離による制約がないため、ひとつのオンライン・リーグで対戦し、スキルを競うことができます。
北APACはファンを惹きつけて止まない強豪どうしがせめぎ合うリーグを展開することになると確信しています。北APACリーグに加えて、ファンは国内トーナメントも楽しむことができます。国内トーナメントは北APACリーグへのエントリー・ポイントとして、将来どんなストーリーが生まれるのか期待が高まりますね。
――北APACの参加枠に台湾ができましたね。
Jérémy Somville はい。前述しましたようにAPACを南北に分けたのは、サーバーからの地理的な距離のためです。これにより各サブリージョンに快適な環境と最高レベルで戦う必要のあるプログラムを提供できるようになります。
――先日Qconfirmが招待枠として参戦することが発表されましたが、経緯を教えてください。
Jérémy Somville 2020シーズン開始にあたって北APACに招待された6つのチームは、これまでのプロリーグおよびそれぞれのローカル・シーンでのパフォーマンスをベースに選ばれました。Qconfirmは過去のシーズンにおいて国内トーナメントで優秀な成績をおさめています。
――インド、パキスタン、スリランカ、バングラデシュ、ネパールなど南アジアが本格的に競技シーンに参加できるわけですが、何を期待しますか?
Jérémy Somville 南アジアが新たに加わり、予選にオープン・フォーマットを取り入れました。これによって新たに参加するチームが生まれ、サブリージョンのすぐれたチームが、南アジア・プレイオフとAPACリーグ・プレイオフを通じてRainbow Six exportsのインターナショナル・イベントに進出できる機会を広く提供することになると期待しています。
――Rainbow Six esportsの新たなスポンサーや視聴者を増やすために何をするべきか、企画やビジョンを持っていますか?
Jérémy Somville 新しいフォーマットは、南北APACを携えるAPACリージョンに非常によくマッチしていると思います。北APACは日本、韓国、東南アジアからなるもっとも成熟したAPACシーンがベスト3を輩出することになり、毎週ワクワクする試合が展開されるでしょう。そしてこれらの緊張感溢れる試合は、最新設備を持つパリのスタジオから全世界に英語で放送されます。
南APACではこれまででもっともすぐれた国内チャンピオンシップのひとつである、オセアニアおよびオセアニア・ナショナルズという成熟したコミュニティー、そして新進コミュニティーである南アジアというふたつのコミュニティーが統合されています。 2019年に初めてトーナメントが行われた南アジア・コミュニティーの活躍を見てきましたが、グローバル・エコシステムに参入する準備が整っていると思います。
――ESLが大会の運営から退きましたが、これらによる影響や変化は何かあるのでしょうか? ESLはSNSなどでミームをうまく活用して宣伝活動していたので、その文化は受け継がれてほしいと思っています。
François-Xavier Dénièle APACプログラムおよびイベントについて、ESL Asiaが担当します。APACシーンは成長のスピードが早いという理由から、これまでにほとんどの国やサブリージョンで活動し、いっしょに仕事をしてきたパートナーを選びました。また、オセアニック・ナショナルズなどの国内トーナメントでもESLと協力しています。
――新しいスタジオ、放送のリニューアルを行うそうですが、これらはまず英語圏からスタートするという認識でしょうか? いずれ日本を含むアジアでも放送のアップデートは行われるのでしょうか?
François-Xavier Dénièle 北APACの試合はこのスタジオだけでなく、全世界のTwitchとYouTube Rainbow Six Esports チャンネルからも放送されます。つまり世界中のファンが北APACの好きなチームをフォローして応援することができるわけです。
また、それぞれの地域では弊社のオフィスが国内向けに地域の言語で質の高い放送を提供すると思います。今後とも柔軟な姿勢を保持したいと考えていますし、新しいスタジオでの興味深いコンテンツの作成を行なっていきますが、現在はノース・ディビジョン・リーグ、ヨーロッピアン・リーグ、ヨーロッピアン・チャレンジャー・リーグの2020シーズン開始コンテンツのロンチにフォーカスしているところです。
――最終的にRainbow Six esportsはどういった形を目指しているのでしょうか?
François-Xavier Dénièle 私たちのesportsシーンは2016年の最初の公式試合から長い道のりを辿ってきました。全体としては、esportsを代表するもの、成熟した公正なesports環境を作りたいと思っています。
現在はThe Esports Observerから2020年Q1においてTier 1 esportsとして認識されたことを誇りに思っています。これはチームの仕事が評価されたということであり、新しいリージョン・プログラムとスタジオを得て、また新たなRainbow Six esports時代への第一歩を踏み出すことになるでしょう。これは競技シーンの当然の進化であると思います。しっかりとした“プロへの道”を核として保持し、地域の特異性にさらにフォーカスすることができるようになり、提供できるプログラムの選択肢も多様化していくと思います。
また、維持可能なesportsのビジョンの要としてフェーズ3を導入します。これはRainbow Sixプロ・シーンの関係各パートナーのために成熟した公正なesports環境を確保できるようにするとともにチーム、プレイヤー、タレントのためサポート体制を整えることを目指します。
各プロレベルのリージョナル・リーグに参加する全世界で最大44のオーガニゼーションを支えるべく構築されており、今後約4年間運用していきますので、Rainbow Six esports に関わる機関は長期展望を持つことができると考えています。
- 『レインボーシックス シージ』ファミ通.com 特設サイト>
- esports>
- eスポーツディレクター、シニアeスポーツマネージャーインタビュー 「Tier1 eスポーツとして認識されたことを誇りに思う」
この記事の個別URL
『レインボーシックス シージ』ファミ通.com 特設サイト
- ゲーム情報
- Year7シーズン1にて日本人防衛オペレーター“AZAMI”登場。投擲したクナイから壁に張り付く防弾バリアーを展開
- Year6シーズン4“High Calibre”情報が公開 一撃必殺の投擲デバイス持ち防衛オペレーター“Thorn”が登場
- Year6シーズン3アップデートまとめ 新登場の“OSA”は持ち運び可能なシールド持ちの攻撃側オペレーター
- Year6シーズン2アップデートまとめ 新オペレーター“THUNDERBIRD”は、味方のHPをブーストする防衛側オペレーター
- Year6シーズン1 “CRIMSON HEIST”アップデート内容まとめ オペレーター“FLORES”、 “国境”のリワーク、新サブウェポン“GONNE-6”など
- Year5シーズン4 “NEON DAWN”アップデート内容まとめ オペレーター“ARUNI”、 “高層ビル”のリワーク、HIBANAやJÄGERの調整など
- Y3S4“Operation Wind Bastion”パッチノートが公開 MUTEのSMG-11追加、ZOFIAのコンカッショングレネード減少
- Year3シーズン4新オペレーター“KAID”、“NOMAD”詳細情報【プレイ動画】
- Year3からはじめる『レインボーシックス シージ』初心者指南記事(by えれ子)
- 新マップ、マップバフ、新ルールでYear3シーズン2はこう変わる!(eiNs|ShiN選手)
- Year3シーズン2“Operation Para Bellum”は6月7日配信
- Y3S3新オペレーター“クラッシュ”、“マーベリック”詳細情報をプレイ動画とともに紹介
- Pick & Ban解説
- 新オペレーターAlibi、Maestroのプレイ動画と詳細情報をお届け ホログラム、レーザー搭載遠隔操作カメラが登場
- テストサーバーにて防衛オペレーター6名に“防弾カメラ”が実装へ、スモークが投擲されても敵をスキャン可能
- esports
- 『レインボーシックス シージ』世界大会“Six Major”、5月16日より米・ノースカロライナにて有観客開催が決定
- 『レインボーシックス シージ』世界大会"Six Invitational 2022"が開幕。2大会連続出場のCYCLOPS athlete gamingにミニインタビュー
- RJC 2代目王者はDONUTS USG! あのCAGを破っての優勝を成し遂げる
- 【RJL2021】 第14節(最終節)試合結果(9月25日・26日)
- 【RJL2021】CAGが全勝優勝でリーグ制覇の快挙を達成!
- 【RJL2021】 第13節 試合結果(9月11日・12日)
- 【RJL2021】 第12節 試合結果(7月24日・25日)
- 【RJL2021】 第11節 試合結果(7月17日・18日)
- 【RJL2021】 第10節 試合結果!(7月3日・4日)
- 【RJL2021】 第9節 試合結果!(6月19日・20日)
- 【RJL2021】 第8節 試合結果!(6月12日・13日)
- 【RJL2021】 第7節 試合結果!(6月5日・6日)
- CYCLOPS athlete gamingインタビュー。世界と戦って見えたもの
- “Six Invitational 2021“栄冠をつかんだのはNinjas in pyjamas ラテンアメリカ地域が上位を独占する快挙を達成
- Six Invitational 2021本戦が5月19日よりスタート。CAGは世界を相手に健闘するも敗退
- 『レインボーシックス シージ』世界大会"Six Invitational 2021"が開幕。日本からはCYCLOPS athlete gamingが参戦!
- 【RJL2021】 第6節 試合結果!(4月17日・18日)
- 【RJL2021】 第5節 試合結果!(4月10日・11日)
- 【RJL2021】 第4節 試合結果!(4月3日・4日)
- 【RJL2021】 第3節 試合結果!(3月27日・28日)
- 【RJL2021】 第2節 試合結果!(3月20日・21日)
- 【RJL2021】 第1節 試合結果!(3月13日・14日)
- “Rainbow Six Japan League 2021”が3月13日よりいよいよ開幕! 日本一の座に輝くチームは!?
- 国内最高峰リーグ“Rainbow Six Japan League”が発足! 賞金総額3200万円、選手の給与保証など『シージ』国内競技シーンが大きく変化
- “APACファイナル”リポート Cloud9が2020シーズンのAPAC North Division チャンピオンに
- “Six November Major”が終了。Giants GamingがAPAC Northの王者に!
- “Six November 2020 Major” APAC大会 CAGは一歩およばず、Cloud9が決勝に進出
- “Six November 2020 Major” APACの頂点を決める大会が開幕!
- レインボーシックス Japan Championship 2020。FAVとCAGが決勝へ進出。3位に輝いたのはGUTS Gaming
- “レインボーシックス World Cup”の開催が発表! 世界各国から20チームが2021年夏のファイナルステージへ進出。
- “Six August 2020 Major” North Division1位は韓国Cloud9に、MVPはSyAIL選手
- “Six August 2020 Major” North Division決勝はGiants Gaming対Cloud9に決定
- “Six August 2020 Major”North Division準々決勝が終了。明日の準決勝はGiants、Xavier、CAG、C9が出場へ
- “Six August 2020 Major”APAC大会が、本日8月4日より開始!
- eスポーツディレクター、シニアeスポーツマネージャーインタビュー 「Tier1 eスポーツとして認識されたことを誇りに思う」
- APAC North出場12チームが決定 North・South各リーグシステムなどAPACリーグ詳細情報まとめ
- APAC North入りを決めたCYCLOPS athlete gamingが初代王者に! ALIENWARE ジャパンリーグ チャンピオンシップ FINALリポート
- CYCLOPS athlete gamingインタビュー 「Six Majorはベスト4を目指したい」
- CYCLOPS athlete gaming、Six Major 2019出場が決定!
- シーズン10 Finalsは日本で開催!! 愛知県に11月9日~10日に世界のトッププレイヤーが集結
- 野良連合、準決勝進出決定 CAGはFNATICに2-0で敗れるも善戦を見せる【S9 APAC Finals】
- Six Invitational 2019を写真で振り返る【フォトリポ―ト】
- 【レインボーシックス シージ】世界大会‟Six Invitational”APAC 一般予選は12月8日にスタート PLチームを含めたClosed予選は12月15日より実施
- 【esports変更点まとめ】プロチームユニフォームがゲーム内で発売決定 7ラウンド先制への変更やLION使用禁止、Six Invitational賞金について
- “プロリーグ シーズン8ファイナル”Day2が開幕 準決勝 野良連合 vs FaZe Clanを見逃すな‼︎
- 野良連合、Rogueを破り準決勝進出を決める APACチームはNAチームを破る快挙!
- “プロリーグ シーズン8ファイナル”間も無く開幕 Rogue vs 野良連合の再戦は要注目
- 【シーズン8 APAC Final Tokyo】野良連合、Fnaticが準決勝進出 SGexは善戦するも2-1で敗退へ【インタビュー】
- esportsドキュメンタリー映像“Another Mindset”20分に渡る本編が公開、G2 Esports(旧Penta)の強さが明かされる
- 【Six Major Paris】野良連合の活躍を見続けて思ったことほか、プロ選手や会場の様子をフォトリポート
- どのチームのスキンを買う? スキン・チャームの売り上げがチーム収益およびSix Invitational賞金となるパイロットプログラム
- 【Six Major Paris】「罵り合うのではなくチームで話し合って解決策を見つけ出せるように成長した」優勝チーム‟G2 Esports”Fabian、Kantorakettiインタビュー
- 【Six Major Paris】プレイオフ1日目が終了 準決勝に進むG2 Pengu、Team Secretインタビュー
- 【Six Major Paris】プレイオフは本日8月17日20時より開始、プロプレイヤーたちのスーパープレイを見逃すな
- 【Six Major Paris】野良連合、善戦むなしく惜敗 試合後のObey Alliance、野良連合Meriuex、キャスターのENCE Willkeyを直撃
- 【Six Major Paris】本戦出場をかけた野良連合 vs Obey Allianceの再戦は本日8月15日16時より開始
- 【Six Major Paris】野良連合、Obey Allianceを破る! グループステージ2戦目Team Vitality戦は本日16時よりスタート
- 【Six Major Paris】“野良連合”出場世界大会“SIX MAJOR PARIS” 注目選手、注目チームはこれ! 大会実況キャスターふり~だが解説
- チームを設立する? それとも加入する? ゲームでのチーム活動について (text by えれ子)
- “ESPORTS AWARDS 2018”Winner of the june Play of the Month(月間MVP)を野良連合Wokka選手が獲得、日本人プレイヤー初快挙
- 世界大会“SIX MAJOR PARIS”日本予選は6月24日よりスタート
- 野良連合、Six Major Parisメンバーを発表 メンバーにShiN選手の名前も
- プロリーグ シーズン7グローバルファイナル“野良連合”密着ドキュメンタリー映像(後編)
- プロリーグ シーズン7グローバルファイナル“野良連合”密着ドキュメンタリー映像(前編)
- プロリーグ APACリージョンの競技フォーマット、マッププレイリストについて紹介
- 【シーズン7】熱狂的EGファンほか、選手陣や試合会場をフォトリポート “プロリーグ シーズン7グローバルファイナル”
- 【シーズン7】野良連合、アメリカ1位通過“Rogue”に善戦するも一歩及ばず敗退。 プロリーグ シーズン7グローバルファイナルをリポート
- 【シーズン7】このチーム、選手に注目! シーズン7 グローバルファイナルの見どころを父ノ背中‟きんち”が解説
- シーズン8よりプロリーグフォーマット変更が発表 入れ替え戦、Pick & Ban、BO1などを採用
- 【シーズン7】野良連合は世界でも勝てるのか? シーズン7 グローバルファイナルが間もなく開幕
- 世界大会“SIX MAJOR PARIS”は8月13~19日に開催 世界のトップ16チームが激突
- Y5S3
- Y5S1
- Six Major Raleigh 2019
- インタビュー
- Y4S2
- Y4S1
- トピックス
- Y4S3
- Y5S2
- プロリーグ結果まとめ
- Y4S4
- “レインボーシックス Japan Championship 2020”優勝はCYCLOPS athlete gaming! 優勝賞金1000万円を獲得
- プロリーグ シーズン10ファイナル Day1勝者DarkZero、NAVI、Aero、Recインタビュー&リポート
- 『レインボーシックス シージ』とは?
- 準備、突入、制圧、3つのステップでわかりやすいシステム
- 部隊(オペレーター)解説[前編]
- 部隊(オペレーター)解説[後編]
- オープンβテストプレイリポート
- 日本語版(PS4)プレイリポート[前編]
- 日本語版(PS4)プレイリポート[後編]
- オススメオペレーターでの立ち回りかた[攻撃編]
- オススメオペレーターでの立ち回りかた[防衛編]
タイトル:レインボーシックス シージ
メーカー:ユービーアイソフト
対応機種:プレイステーション4、Xbox One、PC
©2018 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Tom Clancy’s, Rainbow Six, The Soldier Icon, Ubisoft and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the U.S. and/or other countries.