【RJL2021】 第2節 試合結果!(3月20日・21日)

“Rainbow Six Japan League 2021”第2節の試合結果を掲載。
文:takatoko

公開日時:2021-03-23 09:15:00

サムネ

 NTTドコモが新たに設立したeスポーツリーグブランド“X-MOMENT”において、PC版『レインボーシックス シージ』の国内eスポーツ大会“Rainbow Six Japan League 2021(以下、RJL2021)”が、2021年3月13日に開幕。

 3月20日・21日には第2節の試合が開催された。本稿では第2節の結果をお届けする。

第2節

 新シーズン“CRIMSON HEIST”が始まったことに伴い、第2節からは防衛側のオペレーターにARUNI、TACHANKAの解禁、攻撃側は新サブウェポンとしてGONNE-6が追加された。第2節ではTACHANKAの登場はなかったが、ARUNIやGONNE-6は使用されており、新たな環境となったといえる。

■順位表(第2節終了時点)
1位 CYCLOPS athlete gaming
2位 Sengoku Gaming
3位 GUTS Gaming
4位 REJECT
5位 Team Northeption
6位 FAV gaming
7位 Crest Gaming Lst
8位 EVA:e

順位表

第1試合

Sengoku Gaming 2-0 NORTHEPTION

1マップ目:クラブハウス7-3(戦国ピック)
2マップ目:オレゴン7-5(Nthピック)

 前節で大方の予想を裏切りNorth APAC出場チームを下したNORTHEPTION(以下、Nth)とSengoku Gaiming(以下、戦国)による注目の試合。APAC North出場のため首位を目指す両チームとしては負けられない試合となった。

 一点突破を狙った激しいガンファイト戦術を武器に前節では見事勝利したNORTHEPTIONであったが、今節ではSengoku Gamingの対応力に軍配が上がった。とくに1マップ目のクラブハウスではNORTHEPTIONは攻撃を1本も通すことができず、Sengoku Gamingによるチーム研究の精度の高さがうかがえた。

 NORTHEPTIONは、第1節ではセオリーを崩した攻め方によって相手の予想を裏切ることができていた。しかし、偏った戦術であるがゆえに対策もされやすい。リーグ戦では敵の対策をどのように乗り越えるのかという点も大切である。今後のNORTHEPTIONの戦い方の変化に期待したい。また、柔軟な対応力を持つSengoku Gamingは2連勝と好スタートを切った。

第2試合

FAV Gaming 2-1 Crest Gaming Lst

1マップ目:クラブハウス2-7(CGLピック)
2マップ目:海岸線7-2(FAVピック)
3マップ目:カフェ7-5

 前節では国内王者のCAGからあと一歩で1マップ獲得というところまで追いつめることができたCrest Gaming Lst(以下、CGL)は、今節でもAPAC North出場中のFAV Gamingを追いつめる。1マップ目のクラブハウスではCGLは0-2から7連続ラウンド獲得に成功し、7-2と1マップ目を獲得。2マップ目の海岸線ではFAV Gamingが7-2と勝利し、互いにピックしたマップの獲得に成功する。

 最終マップのカフェでは前半は防衛スタートのCGLペースで試合が進み、5-1での折り返しとなる。しかし、攻守交代後は6ラウンド連続でFAVが獲得し、見事にFAVの逆転勝利となった。前節で敗れてしまったFAVは、ここから持ち直してトップ争いに入っていきたいところだ。

一方でCGLはRJL開幕からAPAC North出場組との2連戦と厳しい戦いを強いられた。しかし、勝ち切ることはできなくとも、あと一歩となるような善戦を続けている。とくに撃ち合いでは勝っている部分も多いため、次節以降も勝ち点3の獲得を目指してほしい。

第3試合

CYCLOPS athlete gaming 2-0 EVA:e

1マップ目:カフェ7-2(EVA:eピック)
2マップ目:オレゴン7-1(CAGピック)

 昨年の10月に行われたJapan Championship 2020以来のマッチアップ。Japan Championship 2020では、EVA:eはCAGから1マップ獲得できたものの、今回は1マップも取らせることのないCAGの圧勝となった。とくにCAGの攻撃をEVA:eは止めることができず、なんとCAGはすべての攻撃ラウンドを獲得。また、CAGはすべてのラウンドでYINGを使用しており、YINGを軸にしたセットプレーにEVA:eは苦戦を強いられた。

 国内王者として期待のかかるCAGは勝ち点6となり、現在首位となっている。一方でEVA:eはまだポイントを獲得できていない。とはいえ、14節あるうちの2節とリーグ序盤であるため、今後の巻き返しに期待したい。

第4試合

Guts Gaming 2-0 REJECT

1マップ目:クラブハウス(Guts Gamingピック)
2マップ目;オレゴン(REJECTピック)

 1マップ目のクラブハウスでは、Guts Gamingが得意とする堅実な攻めによってラウンドを重ねる。ラウンドの終盤まで5vs5という局面が多く、一見時間の少ない攻め手のGuts Gamingが不利のようにも見えた。ただ、Guts Gamingは多方面から同時進行して防衛拠点を一気に攻め込む、理想的な連係プレーによってラウンドの獲得につなげている。

 クラブハウスを攻撃スタートしたGuts Gamingは4-2で折り返し、そのまま7-3で1マップ目を獲得。2マップ目のオレゴンでは防衛スタートのGuts Gamingが前半5-1と、1マップ目と同様にGuts Gaming優勢で試合が進行する。攻守交代後はREJECTも猛追し、一時は5-5とイーブンまで持ち直すものの、最終ラウンドとなった12ラウンド目ではLily選手が1vs2クラッチを決め、Guts Gamingが勝利し勝ち点3を手に入れた。

次節の見どころ

第3節の試合は以下の通りになっている。

■3月27日(土)
第1試合目 Sengoku Gaming vs REJECT
第2試合目 Guts Gaming vs CYCLOPS athlete gaming

■3月28日(日)
第3試合目 Crest Gaming Lst vs NORTHEPTION
第4試合目 EVA:e vs FAV Gaming

 第3節ではAPAC North DivisionではおなじみのCAGとGUTSによる試合が行われる。また、現在APAC North Divisionに出場していないチームの中での上位2チームであるSengoku GamingとREJECTの対決も見どころだ。Sengoku Gamingはこのまま無敗のまま進められるのか、REJECTが上位争いに名乗りを上げるのか要チェック。

この記事の関連URL

この記事の個別URL

『レインボーシックス シージ』ファミ通.com 特設サイト

タイトル:レインボーシックス シージ
メーカー:ユービーアイソフト
対応機種:プレイステーション4、Xbox One、PC

©2018 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Tom Clancy’s, Rainbow Six, The Soldier Icon, Ubisoft and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the U.S. and/or other countries.