グループステージDay1 CAG vs G2戦リポート、試合後インタビュー【Six Major Raleigh】

公開日時:2019-08-13 19:09:00

 ユービーアイソフトのタクティカルシューター『レインボーシックス シージ』世界大会“Six Major Raleigh 2019”グループステージが、アメリカ・ノースカロライナ州で開幕した。現地時間8月12日(月)~8月18日(日)となる。

 本大会は、北アメリカ、ラテンアメリカ、ヨーロッパ、APACの4つのリージョンから、予選を勝ち抜いた16チームが参戦。2019シーズン折り返し時点での世界一を決めると言ったもので、賞金総額は約5000万円だ。

CAG vs G2

 さて、8月12日(月)夜〜13日朝にかけて行われたグループステージ Day1では、日本プロリーグ1位で快進撃がとまらないCYCLOPS athlete gaming 対、メジャー大会3連覇を達成しているG2 Esportsの試合があった。

※関連記事:CAG、野良連合にグループ予選突破の意気込みを聞く【Six Major Raleigh】

 結果を先にお伝えすると、第1マップ ヴィラは7−1、第2マップ カフェも7−3で破れ2−0で敗北。CYCLOPS athlete gaming(以下、CAG)は、続くRogueとのルーザーズマッチに進むことに。飛ぶ鳥を落とす勢いのCAGで、プロリーグそしてAPAC予選からの快進撃を続けて欲しいところだったが、世界王者を何度も勝ち取っているG2 Esportsは甘くなかった。

 個々の撃ち合いのスキル、柔軟性が売りのCAGだが、とくにカフェでは撃ち合いに持っていくことすらできないほど、G2に抑えられる。
 一方、第2マップのカフェでは、3階防衛を3回目で通せ、そこから3ラウンド連続勝利。CAGのピックマップで、Anitun選手が大事な場面でキルをもぎ取る活躍も見られたが、やはりG2が一枚上手だった印象を受けた。

 CAGも、本来のやりたいことをやらせてもらえないような結果に終わってしまったが、まだグループステージは終わりではない。本日23時からは、アメリカ・RogueとのElimination Matchが待っている。この戦いに勝ち、Decider Matchも勝てば、プレイオフ出場だ。CAGが、またファンを沸かせるようなあつい試合を見せてくれることに期待したい。

CAG 試合後インタビュー「緊張よりもビビってしまっていた」

――やはり一筋縄ではいかず、G2は強かったですね。

BlackRay 強かったですね。

Anitun 上手い、すべてが上手いです。ピークのタイミングとか、カバーの早さとかも。

――1マップ目のヴィラは、撃ち合いにすら行けない場面も多く見られた気がします。印象としてはどうでしたか?

gatorade いつも通りやるのが難しいなと思いました。

Shokei 少しビビっていたんですよね。

gatorade 緊張っていうよりはビビってたに近いですね。「強すぎ……」みたいな。元世界王者の圧というか、ね。

――昨日のインタビューでは、「俺たちが最強っていう気持ちで挑みたい」っていう話も出ていましたが。

Anitun “俺は最強”っていう思考はずっと変わらないです。だからそういう言葉もバンバン言えるし、プレイ中もリスキルとか飛び出しちゃうんですけど。

gatorade あのリスキルのアクションの後の動きは、チームとしてはまだ良かったんじゃないかなと思います。

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――ちなみに2マップ目では、防衛を3ラウンド取りました。あの時もチームの雰囲気は良かったんですか?

XQQ そうですね、ある程度、相手の攻め方とどうやって攻めたらいいかが前の2ラウンドでわかってきて、リスキルしたりピークしたり動けたのが良かったのかなと思います。

――なるほど。実際に2マップ戦ってみて、G2で誰が一番きつかったですか?

Shokei 1マップ目がUUNOで、2マップ目がGogaかな。

SuzuC 俺もGoga。

gatorade Penguですかね。

BlackRay 正直、誰が何をしてたか、あんまり覚えてないです。誰にキルされたかって、あんまり見なくない?

Anitun まあね。俺はやっぱりUUNOです。

――確かに、スコア的にはUUNOが爆発してましたね。でも一方で、全体を通しての敗因を挙げるとしたら何かありますか?

Anitun 対策されていて、そのまた対策ができなかったことかな。

Shokei 対策っていうよりは、いつもはトップのフラッガー(Anitun、gatorada)が穴を開けてくれて、そこに行くっていう感じだったんですけど、今回はG2の中ごもりやピークのタイミングが上手で、攻めるルートも限られていました。G2にはそこをちゃんと対策されていたと感じです。

BlackRay でも、次のRogue戦に向けて、連携とか戦術の幅とかも得られるものはたくさんありました。

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XQQ コミュニケーションエラーとかも含めて、いろいろと混雑しすぎてしまったのはあると思います。目の前の物事に対して集中しすぎて、逆にそれで視野が狭くなってしまったみたいな。

――焦りとかではなく?

XQQ 焦りもあったのかもしれないですが……。まあ1回経験して、みんな若いので吸収も早いはずなので、次やってもらいたいですね。

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タイトル:レインボーシックス シージ
メーカー:ユービーアイソフト
対応機種:プレイステーション4、Xbox One、PC

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