『レインボーシックス シージ』シーズン8よりプロリーグフォーマット変更が発表 入れ替え戦、Pick & Ban、BO1などを採用

2018年5月19日~5月20日に実施されたPC版『レインボーシックス シージ』“シーズン7 プロリーググローファイナル”。同イベントにて発表された、プロリーグ シーズン8でのフォーマット変更について紹介する。

 2018年5月19日~5月20日に実施されたPC版『レインボーシックス シージ』“シーズン7 プロリーググローファイナル”。同イベントにて発表された、プロリーグ シーズン8でのフォーマット変更について紹介する。

 シーズン8では、2月に発表されたPick & Banが導入され、攻守交代での試合進行も廃止される。とくにPick & Banシステムにより、大々的な戦略変更が必要になるだろう。

※Pick & Ban
最大2名の攻撃側と2名の防御側のオペレーターをそのマッチの間使えなくすることができるシステム。Banされたオペレーターは、そのマッチが終わるまではどちらのチームも使うことができない。なお、選択フェーズが終わると、両サイドのチームに全員のオペレーターが公開される。全員のオペレーターが公開されたあと、それぞれのチームはオペレーターをひとりだけ選択しなおせる“第6の選択”が与えられる。

開発者ブログ:「Pick & Ban」について:https://ubiblog-jp.com/2018/05/11/r6s_pick_and_ban/


プロリーグ・フォーマットの変更点

 6月よりスタートするプロリーグ シーズン8からは、6ヵ月の期間で実施される(6ヵ月間の間に、プロリーグ、8月にSix Major Paris、11月にプロリーグファイナルが実施予定)。これまでのブラケット・フォーマットではなくダブルラウンド・アプローチに変更され、全チームが総当たり戦を2回行う。これによってチームの価値を証明しやすくなり、以前に比べてずっとフェアなシステムに。すべてのチームの試合を毎週観戦できるので、どう適応し成長しているかが顕著に表れるようになる。もし1戦目で負けてしまっても、2戦目では前回の試合の反省を活かして対策ができるので、よりおもしろい試合を見せてくれるだろう。ファンにとっても毎週チームの試合を観戦できるのは、うれしいことだ。

 また、レギュラーシーズンはこれまではBO3だったが、BO1になり、最初の5ラウンドは同じ防御/攻撃サイドを連続で戦い、ハーフタイムを挟んで攻守を交代する。全部で10ラウンドをプレイし、6ラウンドを先取したチームが勝利となる。仮に、5-5になった場合はタイ(引き分け)で終わるそうだ。合わせて、シーズン8からは2月に発表されたようにPick & Banが公式フォーマットになる。

 なお、レギュラーシーズンは上記のフォーマットになるが、グローバルファイナルではBO3方式になり(防御/攻撃サイドを連続でプレイするフォーマットは変わらない)、引き分けになった場合はタイブレークでラウンドごとにサイドを交代。最初に2ラウンドを取ったチームが勝者となる。

PLAY DAY フォーマット

PLAY OFF フォーマット

チャレンジャーリーグ

 現在、各リージョンから2チームが参戦するプロリーグが行われているが、プロリーグの下層にTier2リーグとなるチャレンジャーリーグが本格始動する。チャレンジャーリーグに参戦するには、誰でも参加可能なオープントーナメントで上位に入ることが条件。オープントーナメントはチーム数の上限が設けられないため、ブラジルやヨーロッパリージョンでは、かなりの数のチームが応募するだろう。

 チャレンジャーリーグでは、1位チームは自動的にプロリーグへと昇格される。2位のチームはプロリーグ7位のチームと昇格戦を行うことになる。3位と4位はチャレンジャーリーグに残留できるが、5位以降は排除対象になる。

 これにより、プロリーグでも入れ替えが発生する。プロリーグ予選の上位1位~2位はプロリーグファイナルでと駒を進めることができる。3位~6位はプロリーグ残留、7位はチャレンジャーリーグ2位のチームと入れ替え戦を行うことに。そして最下位の8位はチャレンジャーリーグへ降格する。

マッチフォーマット

 BO1に加えて、5ラウンド続けて同じサイドをプレイする方式、そしてPick & Banはなぜ取り入れたのだろうか。これらについて運営側は「Pick & Banはチームがさらに上の戦略を立てるために採用した」、「よりクリエイティブになってほしいし、ゲームプレイに多様性を持たせたい」と言う。
 オペレーターをBAN(使用禁止)すると、自チームもBANをしたオペレーターが使えないため、非常に困難な選択になるのは目に見えて分かる。マップで必要なオペレーターをBANする以外にも、強いプレイヤーがよく使うオペレーターをBANすることだってあり得る。今後、このシステムをプロチームがどのように使いこなすのか、ぜひ注目したいところ。

 また防衛側は、防御成功時に選んだポイントを、3ラウンド後まで再度ポイントに指定できない。これらのようにたくさんの変更があるが、「バラバラとやるより一度に導入するのがいい」と決断したそうだ。

Six Major Parisについて

 Six Major Parisは、Six Invitational 2018のチャンピオン(Penta Sports)、シーズン7 グローバルファイナル参加チーム、Dreamhack バレンシアで行われるトーナメントの勝者、オンライン予選を勝ち抜いた各リージョンから1チーム+オンライン予選でもっともよいパフォーマンスをした1チームの計5チーム、そしてホスト国であるフランスの招待チームが参戦する。計16チームが、8月にパリに集結する一大トーナメントだ。
 ということで、野良連合はSix Major Paris参加資格を獲得。APACは残り1チームが参加できるので、オンライン予選を勝ち抜けば日本からもう1チームがSix Major Parisに出場することだって夢ではない。

 なお、Penta Sportsはシーズン7 グローバルファイナル参加チームと、Six Invitational 2018チャンピオンの2スロットで参加資格を獲得しているため、1スロットはEUオンライン予選に回されるそうだ。

 2018年6月からは、プロリーグとチャレンジャーリーグ、そしてSix Major Paris予選が同時進行する。オンラインでは“Go4”と呼ばれるトーナメントも随時開催されており、『レインボーシックス シージ』esportsシーンは今後かなり賑わいを見せるようだ。