バージョン2.2前期のアップデートが実施! ひゃっほう!

 皆さんこんにちは、ゴジラ太田です!

 ついに、バージョン2.2前期のアップデートが実施されましたね! まずは、大型アップデートのときには恒例となっている、職業間のバランス調整。今回のアップデートでは、以下のような調整が行われました。

■各特技などの調整
・早詠みの杖……効果持続時間を大幅アップ
・聖なる祈り……効果持続時間を大幅アップ
・魔力かくせい……効果持続時間を大幅アップ
・しんぴのさとり……効果持続時間を大幅アップ

 上記4つの特技は、すべて効果時間が2分に延長されているようでした。これで行動ターンに余裕ができるので、以前よりも呪文をたくさん使えて楽しくなりますね。そして、そのほかの特技に関する調整がコチラ。

・オノむそう……ダメージのランダム幅を大きく、効果範囲をやや狭く
・双竜打ち……消費MP 5 → 消費MP 8
・あんこくのきり……成功率アップ、幻惑効果の攻撃ミス確率アップ
・ゴッドジャグリング……成功率アップ
・フローズンバード……ダメージアップ
・チャージタックル……ダメージアップ、成功率アップ
・フォースブレイク……効果持続時間を半分に短縮
・スキルクラッシュ……ダメージアップ、成功率アップ
・メディカルデバイス……回復量固定→最大HPの割合に変更。チャージタイム60秒→90秒
・ホーリーライト……発動時間を大幅短縮し、ダメージもアップ。チャージタイム60秒→90秒

 この中で俺が気になったのが、オノむそうとフォースブレイクの調整。

 さっそくオノむそうを使ってみたところ、そこまで大幅に弱くなった印象はなく、ひと安心です。「これまでよりも若干当てにくいかな?」と思う程度で、下限のダメージでもそこまで弱くはなっていない感じでした。攻撃の主力となる蒼天魔斬は健在なので、オノはまだまだ大丈夫そうですね。

 一方のフォースブレイクは、成功時の効果時間が1分から30秒に短縮されました。これはある程度予想していましたが、調整されるのが早かったですね。

 人間って、どんなに便利なものも1度経験してしまうと、「それがふつう」、「それが当たり前」になってしまうものです。そして、その“ふつう”が失われると、とたんに不便さを感じるようになってしまうと思うのです。たとえば「携帯電話やスマートフォンがなかった時代に戻れるか?」と言われても、いまさら戻れないと思いますし(俺だけですかね? もしそうだったらゴメンナサイ)。なのでフォースブレイクに関しても、“効果は1分間”という感覚がすでにあるだけに、30秒だとどうしても「短いなあ」と感じてしまいますね。

 職業、装備、特技などのバランス調整で一喜一憂したり、それによってゲーム内でトレンドやムーブメントが起きたりするのは、オンラインゲームならではの醍醐味だと思います。しかし、オンラインゲーム全般の話として、わりと大きめな調整が頻繁に続くようだと、自分の好きな職業や特技が強化された際にうれしく思う一方で、「またすぐに調整されちゃうかも」という不安感も生まれてしまう気がするのです。

 『DQX』開発スタッフの皆さんも、デリケートなバランス調整にはいつも頭を悩ませていることだろうとお察しします。前バージョンまでのフォースブレイクは、確かに強すぎました。今回の調整も、やむを得ないところだったのでしょう。それでも個人的には、やっぱり残念に思う気持ちもありまして。複雑な心境ですね。

 ……と、なんだかんだ言っても、今後もひとりのプレイヤーとして素直に喜べて、素直に楽しめるアップデートが続くことを期待しています!

ピラミッドに“第七霊廟”が追加! さっそく挑戦しました!

 さて、バージョン2.2前期のアップデートで追加された要素のひとつである、ピラミッドの“第七霊廟”。“DQX TV”でもディレクターの齋藤力さん(りっきーさん)が「超強いです」と自信満々に話していたので、さっそく挑戦してきました!

『ドラゴンクエストX』プレイリポート その90_01
▲パーティ編成は、バトルマスター、どうぐ使い、賢者(俺)、僧侶です。

 第七霊廟には、光や炎属性に耐性を持っている敵が多く出現するので、流行りの“アポロンのオノ”とは相性がイマイチ。そこで、1回目の挑戦では攻撃役をバトルマスターにしてみました。

『ドラゴンクエストX』プレイリポート その90_02
▲状態異常攻撃がとても多いので、スティックの“キラキラポーン”(状態異常を防ぐ特技)が大活躍!

 俺は賢者で参加したのですが、僧侶が“キラキラポーン”を全員に配り終わるまでは、賢者がメインで回復。その後は、パーティのHP状況を見つつ、攻撃呪文を使ったり、“零の洗礼”で敵の強化状態を解除していきます。

『ドラゴンクエストX』プレイリポート その90_03
『ドラゴンクエストX』プレイリポート その90_04
▲秘宝の小悪魔(ベビーサタンみたいな魔物)が使う“ミステリーダンス”は要注意!

 “ミステリーダンス”は、食らうとMPをゴッソリと減らされてしまいます。

『ドラゴンクエストX』プレイリポート その90_05
『ドラゴンクエストX』プレイリポート その90_06
▲画面に出ている紫色の数字や、どうぐ使いのMPを見比べてもらえばわかると思いますが、MPが150ほど減らされています。

 “ミステリーダンス”は、敵が構えに入ってから離れれば避けられますが、混戦状態でそれを完璧にこなすのは難しいです。なので、どうぐ使いが“どうぐ倍化術”、“どうぐ範囲化術”を使いつつ、まほうのせいすいなどでMPを補給していくと楽だと感じました。

『ドラゴンクエストX』プレイリポート その90_07
▲秘宝の魔兵はバイキルトを使ってくるので、“零の洗礼”で消しておくといいでしょう。

 さて、ここまではそれほど危険な状況にもならず、無事にボスまではたどり着けました。ですが、このボス戦で驚愕することに……。

『ドラゴンクエストX』プレイリポート その90_08
『ドラゴンクエストX』プレイリポート その90_09
『ドラゴンクエストX』プレイリポート その90_10
▲ファラオ・ヘッド、ファラオの右手、ファラオの左手が同時に出現します。

 単体の攻撃が強力なうえ、さらに……

『ドラゴンクエストX』プレイリポート その90_11
『ドラゴンクエストX』プレイリポート その90_12
『ドラゴンクエストX』プレイリポート その90_13
▲ファラオの右手が、“ファラオの呪い”でプレイヤーをミイラ男に変えてきます。

 “ファラオの呪い”を食らってミイラ男になると、移動以外は何も行動できない状態になります。回復担当の職業がこれを食らうと、回復が間に合わなくなって、じわじわと追いつめられていき……。

『ドラゴンクエストX』プレイリポート その90_14
▲うん、確かにこれは強いです……!

 何度か挑戦してみたものの、ボス戦の突破口が見つけられずに負けてしまったので、少しパーティ編成を変えることにしました。

 新たなパーティ編成は、戦士(俺)、どうぐ使い、賢者、僧侶です。バトルマスターを戦士に変えただけですが、戦士は耐久力の高さに加えて“やいばくだき”も使えるので、被ダメージをかなり抑えられるのではないか、という考えです。

 ちなみに、前述したように“アポロンのオノ”を装備していると与えられるダメージが落ちてしまうので、新武器の“デュークアックス”を購入しました。

『ドラゴンクエストX』プレイリポート その90_15
▲とりあえずお試しということで、安価なデュークアックスを買ってみました。

 デュークアックスは、“MP消費しない+4%”、“あくま系にダメージ10%アップ”という基本効果が付いています。ピラミッド、とくに第七霊廟に出現する敵は、ほとんどがあくま系。まさに、「デュークアックス使ってね!」と言わんばかりの性能なんですね。

『ドラゴンクエストX』プレイリポート その90_16
『ドラゴンクエストX』プレイリポート その90_17
▲“蒼天魔斬”、“オノむそう”、ともにピラミッドでは相性バツグン!

 このパーティ編成でも、ボス戦までは問題なく進めました。

『ドラゴンクエストX』プレイリポート その90_18
▲リベンジです!

 まずは、3体に“やいばくだき”を入れて攻撃力を低下させます。あとは、1体を集中攻撃して、とにかく頭数を減らそうという作戦。

『ドラゴンクエストX』プレイリポート その90_19
『ドラゴンクエストX』プレイリポート その90_20
▲“鉄甲斬”を入れたら、“蒼天魔斬”でダメージを与えていきます。

 やはり“やいばくだき”は便利ですね! 被ダメージを抑えられたおかげか、かなり安定しました。あとは“チャージタックル”も比較的効いたので、チャージが完了したらとりあえず使っておくといいかもです。

『ドラゴンクエストX』プレイリポート その90_21
▲そんな感じで、無事にファラオの左手を撃破!

 1体倒せば、かなり戦いやすくなります。ここからは油断せずに右手→顔と順番に攻撃していき……。

『ドラゴンクエストX』プレイリポート その90_22
『ドラゴンクエストX』プレイリポート その90_23
▲クリアー! 称号ももらえました!

 久々に手ごたえのある戦闘を楽しめた気がします! 苦労してゲットした “黄金の秘宝”を鑑定したところ、破片2個でした(笑)。ちなみにアクセサリーや破片のドロップ率は“第一霊廟”から“第七霊廟”まで変わらないので、無理して“第七霊廟”に挑戦しなくてもいいと思います。自分の力試しという意味で楽しんでみてはいかがでしょうか?

 そのほかの新要素については、次回リポートしていきます。それではまた!

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ドラゴンクエストX
メーカー スクウェア・エニックス
対応機種 Wii UWii U / WiiWii / PCWindows
発売日 サービス中
価格 30日間1000円[税込] ※ソフト価格は備考欄参照
ジャンル RPG / 冒険・ファンタジー
備考 ●ネットワーク対応 ●Wii UベーシックセットまたはWiiで遊ぶ場合は16GB以上のUSBメモリー必須 ●バージョン1『目覚めし五つの種族』、バージョン2『眠れる勇者と導きの盟友』ともに各3800円[税抜](4104円[税込])(※Wii版はパッケージ版のみ)●『ドラゴンクエストX オールインワンパッケージ』は2014年8月7日発売予定、4800円[税抜](5184円[税込])(※Wii U版とWii版はパッケージ版のみ)●バージョン2『眠れる勇者と導きの盟友』をプレイするには、バージョン1『目覚めし五つの種族』のソフトおよびプレイ用レジストレーションコードが必要です ●製作・開発:スクウェア・エニックス、ゼネラルディレクター:堀井雄二、キャラクターデザイン:鳥山明、音楽:すぎやまこういち、プロデューサー:齊藤陽介、ディレクター:藤澤仁、齋藤力