レベルカンスト後の戦闘にも意味ができた!
皆さんこんにちは、ゴジラ太田です!
前回、魔法戦士がレベル60に到達したとお伝えしました。2012年末の大型アップデート以前は、レベル上限に達したあとは経験値稼ぎに行っても意味がありませんでした。しかし現在は“特訓スタンプ”を集められるので、レベル上限になったあとでも、強敵相手に魔法戦士でのバトルを楽しんでいます!
ちなみに“特訓スタンプ”とは、大型アップデートで追加された要素のひとつです。グレン城で受けられるクエスト“鬼教官の特訓!”をクリアーすると、自分のキャラクターを“特訓モード”に設定できるようになります。その状態で自分よりも格上のモンスターを倒すと、1回の戦闘につき特訓スタンプが1個獲得できます。これを100個、200個、300個、400個(合計で1000個)集めると、それぞれスキルポイントが1ポイントもらえるのです。つまり、スタンプを1000個集めるとスキルポイントが4ポイントもらえるわけですね。
魔法戦士は、両手杖を装備してMPパサーを使うことで、MP切れの心配がほぼなくなるので、サポート仲間を連れて、いろいろなモンスターの100体討伐を狙うときに便利ですね~。
ただ、現状ではモンスターが何体出てきても、1回の戦闘で特訓スタンプは1個しかもらえません。「倒したモンスターの数に応じた特訓スタンプが獲得できるようにならないかな~」と思ったりもしています。そうでないと、スタンプ集めを目的として戦闘する場合、“必ず1体で出現する強敵”を倒すのが手っ取り早いということになり、結果として狩り場が集中しちゃうかも? と思いました。
魔法戦士の専用装備を集めよう!
魔法戦士の専用装備がもらえる職業クエストが配信されたので、さっそくプレイしてみました。魔法戦士の職業クエストは、ヴェリナードを中心に、カミハルムイやメギストリスなど、いろいろな場所へ移動することが多くなります。ひとまずヴェリナードに飛べるルーラストーンを用意しておくと便利でしょう。
ちなみに、魔法戦士の職業クエストを第3話までクリアーすれば、報酬として魔法戦士専用の防具一式を揃えられます。ただし、第1話から第3話まで、いずれもボス戦がありますので要注意。俺はレベル60の状態で挑んだので、クリアーに手こずりはしませんでしたが、敵はザキの呪文を使ってきたので、もし高レベルであっても蘇生呪文を使えるサポート仲間は用意しておくと安全かもしれません。
そして、続く職業クエストの第4話、第5話では、いよいよ必殺技と“まほうせんしの証”を獲得できます! このリポートを書いている現在は、まだ第4話と第5話の配信前なので詳細を伝えられないのですが、まほうせんしの証の効果だけは、“目覚めし冒険者の広場”のデータベースで確認できました。
その説明文には、「攻撃すると時々MP回復する魔法戦士のメダル」と書かれています。ここで気になるのが、通常攻撃のみが対象なのか、攻撃系の特技でもMPを回復できるのか、という点。もし、攻撃系の特技でもMPが回復できるとなれば、弓スキルの“さみだれうち”で大ダメージを与えつつ、MPも回復できるようになるので、主力武器として役立ちそうです。逆に通常攻撃のみが対象だった場合は、1ターンで2回攻撃できるはやぶさの剣を装備するのが、MPを回復するという点では相性がよさそうですね。
と、ここで予想をしても、このリポートが読まれるころにはすでに効果が判明しているはずなので、あまりいろいろ書かないようにしておきます(笑)。どちらにしても楽しみです!
永遠の疑問! はやぶさの剣の錬金効果は、攻撃力と会心率のどちらがいいの?
さてここからは、ややマニアックなお話をしたいと思います。
読み飛ばされる方も多くいることかと思いますが、そうだったとしても、どうしても語っておきたいことがあるのです!
まほうせんしの証の実装後、注目を集めそうなはやぶさの剣についてですが、「錬金効果として付加するのは、攻撃力アップと会心率アップのどちらがいいのか?」という疑問をよく耳にします。そこで、どちらの錬金効果がより効果的なのかを、独自に調査してみました!
と、その前に、まずは敵に与える物理ダメージの基本計算式を考えてみます。
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「自分の攻撃力÷2」-「敵の守備力÷4」という計算で出る答えが、通常攻撃で敵に与えられるダメージの目安となっているようです。
たとえば、自分の攻撃力が250で、敵の守備力が200だった場合は、
250÷2-200÷4=125-50=75
つまり、75前後のダメージを与えられるというわけです。
ちなみに、はやぶさの剣の2撃目のダメージは、1撃目の70%ほどになります。1撃目で75ダメージを与えた場合、2撃目は52ダメージ前後になるということです。
また、会心の一撃のダメージは、攻撃力の数値とほぼ同等になります。はやぶさの剣の2撃目が会心の一撃になった場合、70%にはならず、1撃目と同じダメージが出るという特徴もあります。
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さて、ここからが本題の、はやぶさの剣の錬金効果について。攻撃力を上げれば一撃のダメージがわずかに上がりますが、会心の一撃は、敵の守備力に関係なく、自分の攻撃力前後のダメージを与えられるというメリットがあります。
最大の疑問は、「攻撃力アップの錬金と、会心率アップの錬金では、どちらのほうが総合的に与えるダメージが多くなるのか?」という点です。
例として“上級錬金を3個成功させたはやぶさの剣”で考えてみましょう。この場合、攻撃力アップを付けた場合は18、会心率アップを付けた場合は4.2%の上昇になります。
■攻撃力アップの錬金効果を付けた場合
攻撃力アップを付けた場合(攻撃力+18の場合)は、1撃目のダメージが9前後、2撃目のダメージが6前後上昇します。つまり、1ターンの攻撃で合計15ダメージほど上がることになります。補足ですが、バイシオンやバイキルトは、錬金効果で付けた攻撃力と、武器スキルで上昇する攻撃力には効果が及びません。なので、バイキルトをかけても、錬金効果で増える合計15ダメージに変わりはないということです。
■会心率アップの錬金効果を付けた場合
会心率を上げた場合(会心率+4.2%の場合)は、単純に約4%と考えれば、100ターン中4回ほど、つまり25ターンに1回は会心の一撃が出ることになります。しかも、はやぶさの剣は2回攻撃なので、上記の期待値は2倍。会心の一撃は12.5ターンに1回出ることになります。(ここでは13ターンに1回としておきます)
会心の一撃のダメージは、攻撃力とほぼ同じダメージになるので、攻撃力がどのくらいあるかで、大きく変わってくることになりますね。
■まとめ
錬金で攻撃力を上げた場合は、1ターンで増えるダメージが15ほど。つまり13回攻撃した場合は、195ダメージ分が錬金効果によるダメージとなります。ということは、会心の一撃で195ダメージを出せる状態(=攻撃力195)ならば、どちらの錬金でも大差はない、ということになります。
片手剣のスキルを伸ばしての攻撃力アップ、“常時ちから+”のスキル効果、アクセサリーなどを併用すれば、はやぶさの剣を装備して攻撃力を195以上確保することは、それほど難しくありません。なので、総合的に見たら会心率アップのほうが若干強いのでは……と個人的に思います。通常攻撃では1ダメージとかになってしまう強敵でも、会心の一撃が出れば大ダメージを与えられる、というメリットも見逃せないところです。
しかし、必ずしも上記の計算通り、というわけではないはず。なにより、会心の一撃は運に左右されるところが大きいと思います。出るときは連発して出るし、出ないときはさっぱり出ませんから……。
さらに言えば、現状では何十ターンも続くような長期戦になる状況は限られているので、数ターンのあいだに会心の一撃が出るかどうかで、結果は簡単にひっくり返ってしまいます。
あとは、フォースの存在も忘れてはいけません。バイキルトなどで攻撃力を上昇させた場合、通常攻撃のダメージは上昇しますが、会心の一撃のダメージは上昇しません。しかし、フォースをかけた場合は、通常攻撃に加え会心の一撃のダメージも上昇するのです。会心率を限界まで高めてフォースを使えば、とんでもないダメージが! ……なんて夢も。
また今後のことも考えると、追加職業やレベル上限解放により、全体的に攻撃力の数値はどんどん上がっていくのではと予想されます。そうなると、確実に会心率アップの錬金効果のほうが恩恵は大きくなるかも? と個人的に考えています。
さて……。いろいろと小難しいことを書いてしまいましたが、フォースを使った場合のダメージ差なども考慮すると、もっと語らないといけないことがたくさんあります。でも、読んでいる皆さんに飽きられてしまうのと、俺自身も頭がこんがらがってきたので、ここまでにしておきます。
と、こんなに長々と書いてきてアレですが、至極簡単に結論を言えば、「堅実派は攻撃力アップ、ロマン派は会心率アップにすればいいんじゃないかな!」ということです(笑)。お好みでいいかと!
ちなみに、俺は会心率アップの錬金効果が付いたはやぶさの剣を購入しました。やっぱり会心の一撃がバシバシ出ると、気持ちいいです!
ここまでを自分で読み返してみましたが、待望の魔法戦士が追加されたことで、ちょっとマニアックな話で熱くなってしまったようです。必殺技と証の性能次第で、魔法戦士よりも本業の盗賊の出番が多くなるかもしれませんが、どちらにしろ次回からは、マニアックな話は抑えるように気をつけます!
それではまた次回!
■過去のプレイリポートはコチラ
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その13 その14 その15 その16 その17 その18 その19 その20
その21
ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン
メーカー | スクウェア・エニックス |
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対応機種 | WiiWii / Wii UWii U |
発売日 | WiiU版:2013年春発売予定 Wii版:2012年8月2日発売 |
価格 | Wii U版:6980円[税込] Wii版:通常版は6980円[税込]、Wii USBメモリー同梱版は8980円[税込] |
ジャンル | 冒険・ファンタジー RPG |
備考 | ネットワーク対応、USBメモリー16GB以上必須 製作・開発:スクウェア・エニックス、ゼネラルディレクター:堀井雄二、キャラクターデザイン:鳥山明、音楽:すぎやまこういち、プロデューサー:齊藤陽介、ディレクター:藤澤仁 |