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第16回：神凪とジールの花

カーくん「ノクトの……香り……」

プライナ「これでも嗅いでいなさい（ジールの花）」

アンブラ「ジールの花といえば、ルナフレーナが神凪に代々伝わるお庭で育てていたみたいだね」

プライナ「テネブラエのフェネスタラ宮殿ですね。ジールの花は、初代神凪のエイラ・ミルス・フルーレの愛したお花が神凪の象徴として受け継がれたと言われています。いまではテネブラエの人々が香水やポプリなどで香りを楽しむようになりました。ジールの花は色によっても花言葉が異なりますが、ルナフレーナを象徴する青い花は、“あきらめない心”、“誠実”などと言われています」

アンブラ「初代神凪のエイラもジールの花を育てるのが好きだったみたい。あとはソルハイム文明にも興味があって、遺跡巡りもよく行ってたんだって。苦手なものは、蛇と渋すぎる紅茶！」

プライナ「民の救済のために留守がちだったアーデンを待っている間に渋くなってしまった紅茶を見て内心寂しく思っていたとか……」

アンブラ「『EPISODE ARDYN』の前日譚を描いたアニメ『EPISODE ARDYN - PROLOGUE』でも、そんなエイラの気持ちがわかるシーンがあったよね」

カーくん「エピソード…アーデン……」

アンブラ「わー！　カーくんの目が血走ってる……！」

プライナ「ふふ、『EPISODE ARDYN』の配信が楽しみです」