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第7回： エイゲル先生の研究者魂

プライナ「イオスのカエルは野獣から小さくてカワイイものまで、その多様性が特徴ですね。サニア・エイゲルはこのカエルの特徴に目をつけて、各地の種類を研究しているんです」

アンブラ「世界が夜になる変化に、一番最初にたどり着いた一般人でもあるんだよね。カエル以外のことにも詳しいんだ？」

プライナ「サニアはカエルの権威ではありますが、カエルに特別な思い入れがあるわけではないようですよ。彼女は世界のさまざまな神秘に興味を持つ、好奇心の塊のような人ですから」

アンブラ「研究のためにひとりで危険な僻地に行って、野獣をギタンギタンにしてるって聞いたよ……。」

プライナ「ハンター達からは“恐怖の赤帽子”として、怪談のように語り継がれているようですね。祖父の冒険家シルベスタ・エイゲルから、冒険のエピソードや世界に潜むロマンを聞いて育った影響もあって、相当変わり者の学者になりましたから……」

アンブラ「ん？あの赤帽子は……ギャー！プライナ！うしろうしろーーー！！！！」