2017年9月21日~24日まで、千葉・幕張メッセにて開催中の東京ゲームショウ2017(21日・22日はビジネスデイ)。3日目となる23日、スクウェア・エニックスブースでは、“『ファイナルファンタジーXV』アクティブ・タイム・リポート TGS2017出張版(仮)”のステージが開催。ここでは、その模様をリポートしよう。
なお、画像はニコニコ生放送をキャプチャーしたもの。後ほど、現地写真をアップします。
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▲MCは、お馴染みのマーケティング部 大藤昭夫氏と田畑端ディレクター……ではなく、関本なこさん。
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最大4人で同時プレイが可能なオンライン拡張パック『FFXV オンライン拡張パック:戦友』の最新情報パートでは、同コンテンツのディレクターを務める高橋和也氏が登場。 本コンテンツでは、ルシスの世界が闇に包まれ、クエストで発電や送電を行って、ルシスの街に光を届けることで、行動範囲が広がっていくことなどが明かされた。
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クエストは多数用意されており、やり込める内容のものも。武器は素材を組み合わせてカスタマイズが可能で、本編よりも自由に武器が作れるようになるという。
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▲シングルプレイクエストも。
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歴代13人のルシス王からひとり選んで、特定のアビリティが得られる“王の加護”(下画面)。選んだ王によって、挑発や回復などのアビリティが使えるようになるという。つまり、“王を選ぶ=ロールを選ぶ”イメージ。
4人による実機プレイもお披露目され、それぞれがタンク役や回復役などを務め、『FFXI』や『FFXIV』といったMMORPGのような感覚でバトルできるような印象。
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▲タンク役は“挑発”アビリティで、仲間に向けられていた敵のターゲットをこちらに向かせる。
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同コンテンツの主題歌『Choosing Hope』の作曲を手掛けた植松伸夫氏と歌を担当した鈴木瑛美子さんからはビデオメッセージが。
「ゴスペルというテーマでカッコよく作られていて、のびのびと歌たえました。最高のデキになっていると思います」(鈴木)
「歌を録音していて涙を堪えたのは初めての経験でした」(植松)。
FFXV UNIVERSE最新情報†
FFXV UNIVERSE最新情報パートから、田畑ディレクターが登場。まずは、スマホ向けに誰でも遊べることを目指した『ファイナルファンタジーXV ポケットエディション』、PC向けにMOD対応など、より深くゲームを楽しめる『ファイナルファンタジーXV WINDOWS EDTION』、プレイステーション VR専用コンテンツで2017年11月21日配信予定の『MONSTER OF THE DEEP: FINAL FANTASY XV』を紹介。田畑ディレクターは、「VRで激しいアクションを楽しんでもらうには、まだまだ技術的にもハードルが高く、制作にも時間がかかることがわかりました。まずは、『FFXV』の世界に没入してもらえるものを作りましたが、できれば、第2弾のVRコンテンツを作りたい」とコメントし、今後のVRコンテンツの制作にも意欲を見せた。
そして、気になる“FFXV UNIVERSE”の今後についても言及。以前、『FFXV』発売後から1年間のロードマップが公開され、同ソフトはすでに発売から10ヵ月が経過。『FFXV』の大型コンテンツは“エピソード イグニス”の配信を残すのみとなった。田畑ディレクターは、これまで支えてくれたプレイヤーの方々に感謝の意を示すとともに、「“エピソード イグニス”は、『FFXV』の最後のコンテンツに相応しいものになるように鋭意制作中」とコメント。
“エピソード イグニス”の配信で、『FFXV』の展開は終わってしまうのか!? 終わらせていいのか!? 田畑ディレクターも悩んだというが、そこで思い起こされたのは、各国から寄せられた、『FFXV』の物語を続けて欲しい、もっと豊かな物語にしてほしい、という声。その声に応えるべく、田畑ディレクターは来年1年間、『FFXV』のコンテンツを、その中でもこれまで指摘されていた物語の説明不足部分だった部分を解消することを目的とした、物語中心のコンテンツを制作していくことをアナウンス。どういうロードマップでストーリーを強化するかは、今後どこかで発表するとした。
『FFXV』の物語がどう強化されるのか。2018年もノクトたちの旅は続く!