『ディビジョン』プレイ日記 レベルを上げたりアイテムを自作したり(ライター喫茶板東・その2)

文:喫茶板東

公開日時:2016-03-25 18:00:00

●我、特性ニ開眼セリ

 『ディビジョン』が発売されて早くも2週間ほど経過。皆さんはたっぷり楽しんでいるだろうか。筆者はというと、前回解放した作戦基地を拠点に、近辺でのバトルを楽しんでいる。筆者の周囲でも本作を遊んでいる人はけっこう多く、みんなPvPエリアであるダークゾーンで楽しんでいる様子。ううむ、早く試してみたいのだが、まずは日記を書かねば!

 前回もサラッと触れたが、作戦基地には医療棟、技術棟、防衛棟の3つの棟があり、それぞれ対応するストーリーミッションをクリアーすることで、各棟のアップグレードが可能になる。

 というわけで、ひとまず対応する3つのミッションをクリアーし、各棟を解放。ミッションクリアーなどで入手できる物資を使い、棟をアップグレードしてみた。

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▲棟を解放すべく、ストーリーミッション“マディソン野戦病院”にチャレンジ。このあたりのミッションから手応えが出てくる。

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▲ミッションの途中で、閉じられた扉を発見。どうやらロックピックがあれば中に入れるらしい。扉の奥には何が……?

 アップグレードはそれぞれ10種類ずつ存在し、選択したアップグレードによって、新しいスキルやタレント、PERKが解放される。いまはまだ筆者のレベルが低く、スキルやタレントのスロットに余裕がないため、取得するだけで即効果を発揮するPERKを重視してアップグレードを選択してみた。

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▲医療棟のアップグレード画面。“獲得できるクレジットが10%上昇する”というPERKに惹かれて、カウンセリングのアップグレードを取得。

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▲ちなみに各棟の修復状況や所持している物資の数は、基地の入り口にデカデカと表示される。全アップグレードは、意外と早く達成できそう!?

 だいぶゲームの操作にも慣れてきたし、いい加減ソロプレイはちょっと寂しい。というわけで、同じくプレイ日記を担当しているエージェント・夢崎に連絡を取り、協力プレイを試してみた。

 さっそうと現れた片桐はいり似のエージェント・夢崎は、なんとレベル11まで成長していた。かたや筆者はまだレベル7。ちょっと差はあるが、あんまり気にせず“ブロードウェイの商業施設”というミッションにチャレンジ。

 ミッションの目的は、大きなショッピングモールでウイルスがついた紙幣を収集すること。しかもなるべく綺麗なものを、という注文付きだ。当然、施設内では敵がモリモリと襲いかかってきて、さらに火災まで発生してスプリンクラーを起動させたりと、まあ、たいへんな冒険だった。

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▲拠点前で待ち合わせするふたり。筆者が手を振る“ジャンピングジャック”という仕草を行うと、「何それどうやるの!」と興味津々なエージェント・夢崎。十字キーの下を長押しして選択するんだよ、フフフ……。

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▲じつはミッションのスタート地点にたどり着く前にも倒されていた筆者。敵が強いんスよ!

 こんなきびしいミッションだが、協力プレイなら超余裕。ふたりの圧倒的な火力に、敵軍団はなすすべなく倒れていく……という俺ツエー的なバトルを期待していたのだが、なんかそこまで楽ではない。というか、敵がすげぇ堅いんですけど!

 じつは、ふたりで挑んだミッション“ブロードウェイの商業施設”は、推奨最低レベルが8。つまり筆者は推奨最低レベルに達していなく、そりゃ敵も堅く感じるワケだ。でも、苦戦しながらもクリアーできたし、ついでにつぎの“火炎弾生産現場”にも挑戦してみた。こちらの推奨最低レベルは10、筆者のレベルは先ほどより1上がっての8。このレベル差なら当然というか、先ほどのミッションに輪をかけての地獄っぷりだった。

 筆者は推奨最低レベルを2も下回っており、さらに敵にスナイパーがいて、道中でも大苦戦。おまけにボスは、これまでにもよく登場したクリーナーズの火炎放射器を扱うタイプで、この火炎放射の射程は長いわ、威力は高いわ、こっちが与えるダメージは雀の涙だわで、10分以上の長期戦を強いられてしまった。なんとか勝てたのは、奇跡と言っていいかも。

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▲“ブロードウェイの商業施設”でクリーナーズに苦戦。このときはまだ「敵が堅いけど、ふたりだと倒されても復活できるから楽!」ぐらいにしか思っていなかったのだが……。

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▲“火炎弾生産現場”のボス、ジョー・フェロには絶望しか感じられなかった。このゲーム、敵の火炎放射器がやたら強くないですか?

 こりゃーちょっと、強くならないとこの先は厳しいなあ。というわけでレベル上げを決意。エージェント・夢崎と分かれてシングルプレイに戻った筆者は、近くのサイドミッションをこなしてレベルを上げることになったわけだ。

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▲拠点にいる敵を全滅させて、人質を救出するミッション。クリアーすると、経験値や物資がゲットできる。

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▲マップ上では、過去に発生した出来事がぼんやり再生される収集アイテム“ECHO”も発見できる。

 しかし、レベルを上げるだけでエージェントは強くなるのだろうか? という単純なギモンにたどり着く。キャラクターのメニューを開いてなんとなく主人公の能力調べていると、特性という項目を発見。主人公には銃器、スタミナ、電子機器という3種類の特性が存在し、それぞれを成長させると、武器でのダメージ、HP、スキルパワーが上昇するという仕組みらしい。なるほど!

 本作の装備には、守備力と思われるアーマーに加えて、なんか3タイプのマークに数字が表示されている。いままであまり気にしていなかったが、このマークの数字が、どうやら特性を表しているらしい。

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▲画面上のほうに出ている、銃器とかスタミナの隣に書かれているのが、各特性の現在値。防具を装備することで、特性の数値を成長させられる。

 よーし、さっそく特性を増やすぜ! と思い立ったが、まだまだ所持金は少なく(というか武器を買ったらなくなった)、防具まで新調する余裕はない。これまで拾ってきた弱い防具はいくつか残っているが、これを売ってもたいした金額にはならない。

 さてさて、どうしたものか……と考えていると、拠点でアイテムクラフトが行えることを思い出した。まだ手を出すには早いだろう、と思ってスルーしていたのだが、この際だからちょっとチャレンジしてみますか!

 というわけで、さっそく拠点のクラフトステーションへ。本作のクラフトは、設計図と材料を持っていれば、武器や防具を自分で作成できる、という仕組みらしい。またアーマーや前述の特性、ボーナスといった個々の性能は、ランダムに決定されるようだ。

 さっそくベストを作ろう……と思ったが、材料の布がまったく足りていない。なんか探索中にちょこちょこ材料と思わしきアイテムは拾っていたが、こんなに足りないもの!? これはきびしいなあ、なんてアイテム画面を眺めていると、“ジャンクを分解”という文字が。

 きっとこれに違いないと確信し、いらないアイテムをいくつか分解してみたところ、見事に布をゲット! なるほど、不必要なアイテムを分解して材料をゲットするシステムなのね。

 というわけで、やっとこ本作の主要システムを理解した筆者は、武器や防具をいくつか自作し、そこそこのパワーアップに成功。これでバトルも大幅に楽になるだろう。さてつぎのミッションは……と調べたところ、推奨最低レベルはなんと12。筆者のレベルはまだ10なので、きっといま行っても返り討ちに遭うだけだろう。よし、やっぱりまずはレベル上げだ!

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▲たとえば武器を分解すると、武器パーツがいくつか入手できる。

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▲武器パーツを材料にして、新しい武器を作り出すことが可能。制作に必要な設計図は、ミッションのクリアー報酬として入手できることが多い。

■ライター 喫茶板東
ライター歴16年。週刊ファミ通やファミ通.comにて原稿を執筆。ゲームはオールジャンルに精通しており、とくにシューターやRTSを好む。初代Xboxで『ゴーストリコン』シリーズを遊んでから、『トム・クランシー』シリーズが大好き。

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