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『ディビジョン』プレイ日記 悪の道へようこそ! 心の中の天使と悪魔の戦い……ローグプレイの巻(ライター夢崎・その6)
公開日時:2016-06-27 18:30:00
●ここは、そういう場所だ! ダークゾーンの真の顔を目撃せよ†
前回、ローグの不意打ちによって倒されてしまった筆者だったが、「遠慮することはない、自分もやってみればいいではないか……」というわけでローグに挑戦してみることに。小心者なのでネットで入念な下調べをしたところ、プレイヤーを殺した後、一定時間逃げ続けることで懸賞金とDZ XPが手に入るようだ。ただし、ローグ化すると、ほかのプレイヤーのマップ上にも現在位置が表示されてしまう。つまり“全プレイヤーから、めっちゃ狙われる”と思っていいだろう。ふだんはプレイヤーを狙ったりしない人たちであっても、相手がローグと知ったら何のためらいもなく殺しに来るに違いない。
しかし、いつまでもプレイヤー殺しの悪名が付くわけではなく、一定時間逃げ切ることでリセットされる模様。これなら、ちょっと魔が差した感でローグプレイも楽しめちゃうネ!
……と、悪になりきろうとしてみたはいいが、いざ実行するとなると、これがなかなか踏み出せない。「よし、敵との混戦のドサクサに紛れてこの人を殺そう!」と心に決めた直後、その人が“範囲内の味方を回復する装置”を設置するスキルを使ってくれたり、自分が倒されて地面を這いずっていたところを蘇生してくれたりと、世界が愛に満ち溢れている始末。「何やっとんねん! 早よ撃たんかいワレ!」、「ダメだよ! こんないい人を撃つなんて……どうかしてるぜ!」と、関西弁の悪魔とブラックマヨネーズにカブレた天使が脳内で戦いを始める。
「うーん、どうしようかな……やっぱ、やめとこうかな……」と煮え切らない様子でオロオロしていると、前方から走ってくるプレイヤーとすれ違う。
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▲お勤め、ご苦労様です! |
しかし、何か胸騒ぎが……と、振り返ってみる。
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▲……後方に気配が……。 |
▲……! |
向こうも何かを感じたのか、銃を構えて後ずさりしながら、こちらを窺っている。
オーライ、落ち着け。こちらに敵意はない。そのまま向こうへ行くんだ、いいな? よーし、いい子だ……などと心の中で洋画の吹き替えみたいな口調で諭していたが……。
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▲一応、木の陰に移動しておこう……ススッ……。 |
▲!! |
もしものときのために遮蔽物の後ろにいようと木の陰に移動した瞬間、攻撃してくるエージェント。そうかい、そっちがその気になら、こちらも気兼ねなくヤれるってモンだ!
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▲アブネッ……! |
▲ふう……。 |
かなり危なかったが、なんとかこちらが押し勝った。ローグを倒してもこちらがローグ化することはないようで一安心だったが、大したアイテムも持っておらず、お金もそんなに貰えなかったので達成感は乏しい……。
場面変わって、それから少し後のこと。敵との乱戦が続き、「むっ、敵か!」と思って連射した直後に仲間エージェントだと気付き、手を止めるも時すでに遅く……。
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▲ん? 「味方エージェントを攻撃するとローグになる」……? んなこと分かっとるわい……ってアレ……? |
▲もう手遅れかっ……! |
ついに、初のローグ化。敵との戦いで瀕死だったのか、このエージェントはすぐに死んでしまった。悪いな……お前の銃を撃つときのポーズを横から見たら、敵にスゲー似てたもんだから……。
一度殺すと勢いがついたのか、すぐ近くに居たほかのエージェントにも牙を剥く。名前は伏せているが、これはさっきこちらに襲い掛かってきた人だった。ならばなおさら、遠慮はいらねェ!
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▲死ぬがよい……。 |
さて、ここからはドクロマークの横についた数字の秒数だけ逃げ続けなければならないのだが、もっとも人が少ないと思われる明け方という時間帯に挑戦したこともあったためか、初ローグにして逃げ切りに成功してしまった。達成した瞬間の写真を載せたかったのだが、録画していたはずなのに上手く録れてなくて写真はありません。ンガフフッ。
……しかし、懸賞金もDZ XPも思ったより少なく、随分と心に傷を負ったわりには大したリターンがなかったため、これにてローグ中止を決意。どうやら、一定時間内により多くのプレイヤーを倒し続けると報酬も増えるようなのだが、そんな修羅の世界に身を置き続けるのはワイの精神がもたん。それに、誰に殺されたかの名前がモロに表示されるから、ローグ期間が終わっても逆恨みで殺されかねん。微笑み忘れた顔など見たくはないさ。愛を取り戻せ。取り戻しました。
こうしてピュアハートの持ち主に戻った筆者は、ビルの屋上にある回収現場に参戦。
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▲へへ……間に合ったぜ。 |
▲ん……!? |
いつものように回収ロープにアイテムをくくりつけようとすると“回収品を強奪する”という見慣れないものが。後で知ったのだが、アップデートで追加された要素らしい。
「な、なにぃ……そんなこともできるのか!」と衝撃を受けたものの、かつて、撃たれまくりながらも回収ロープにアイテムをくくりつけた経験がある者としては「……意外と、いけるんじゃね?」と、おもむろに強奪チャレンジ。
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▲スッ……。 |
回収ロープにナイフを向ける悪魔が、そこには居た。ヒャッハー! あ~? ピュアハート? 何だそりゃプリキュアかぁ? ブヒャラヘェー! などと汚い笑顔で強奪しようとした……のだが。
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▲んん……!? ロープがなかなか切れな……えっ、まだアイテム取れてないのにローグ化!? |
▲マ、マズい! 周囲にはアイテムをくくりつけたエージェントがいっぱい……。 |
強奪には、くくりつけるときより遥かに長い時間を要するうえ、強奪開始と同時にローグ化。必然的に、周囲に居たプレイヤーたちにフルボッコを喰らうことに。
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▲「オイオイ、俺たちがくくりつけたアイテムちゃんに何してくれちゃってんの?」。 |
「す、すんませんでした……」とリスポーンポイントに帰還しようとするも、いつもなら「リスポーン」と出るのに、「ローグ状態で死亡した」と表示され続けるだけ。どうやら表示されている時間分、死体を晒し続けなくてはいけないらしい。クッ……屈辱!
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▲「ヒソヒソ……強奪しようとするからどんな猛者かと思ったら……弱くね?」 |
▲「あっ、俺もう行くわ。回収できたアイテム確認したいし」 |
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▲「あ、俺も行くわ」 |
▲……。 |
いつぞやの曙みたいなポーズで倒れ続け、画面のモノクロ具合も相まって悲しさが加速する。もう……もう強奪なんてしない! もうローグなんてしないなんて言わないよ絶対!(またするの意)
■ライター:夢崎
ライター歴13年。ファミ通.comなどで原稿を執筆するスナイパーライフル大好きっ子。ローグに殺されたくないし、サプライドロップも取られたくないので、人の少ない明け方にコソコソと活動する小賢しいエージェント。
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