『ディビジョン』プレイ日記 ゲーム序盤から大奮闘!(ライター喫茶板東・その1)

文:喫茶板東

公開日時:2016-03-11 19:00:00

●ついに発売されたので、さっそく乗り込んでみた!

 2016年3月10日、ついに超期待の新作『ディビジョン』が発売となった。日本でも大きな話題となっており、発売が開始された深夜0時はサーバーにつながりにくくなるほどの人気だったとか。

 というわけで、筆者ことライターの喫茶板東が、今回から『ディビジョン』の魅力をプレイ日記でお伝えしていこうと思う。しばらくおつきあいいただければ幸いである。ちなみに筆者だけでなく、ほか数人のエージェントも執筆していく予定なので、お楽しみに。

 まずは、本作についてカンタンにおさらいしておこう。舞台はパンデミックによってカオスな状況となってしまったニューヨーク。プレイヤーは自律部隊“ディビジョン”のエージェントとなって、ニューヨークの街を救うために奮闘するのだ。

 ちなみにゲームジャンルはオンラインRPGとなっているため、オンライン環境は必須。またRPGとひとくちに言ってもいろいろな種類があるが、本作はかなりシューター寄りの味付けだ。

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▲ゲームは三人称視点で進行。物陰に隠れつつのバトルが基本となる、カバードシューターだ。

 というわけで、筆者もさっそく戦場に降り立ってみた。スタート地点はブルックリン、新米のペーペーエージェントは、まずはこの地域で戦いの基本を学んでいくことになるのだ。

 キャラクターメイキングは、複数ある顔のパターンから好みの物を選択するスタイル。髪型やタトゥー、アクセサリーなどは複数用意されているため、なかなかバリエーションに富んだ外観にすることが可能だ。性別は女性を選びたかったが、このプレイ日記のことも考えて、無難なオッサンをチョイス。

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▲キャラクターメイキングでは、主人公の性別や顔を自在にカスタマイズ可能。

▲ヒゲやフェイスペイントで個性を出すこともできる。

 最初に向かったのはブルックリンのセーフハウス、いわゆる拠点だが、足を踏み入れたとたんに驚いた。大勢のプレイヤーがワラワラと押しかけていたのだ! このカウンターに群がるプレイヤーの姿は、サービス開始直後のMMORPGを思わせ、筆者のテンションはかなり急上昇。たとえいっしょにパーティーを組んでいなくとも、ほかのプレイヤーの動向で楽しめるのは、オンラインRPGならではの魅力だろう。

 序盤のストーリーを進めていくと、スキルが使用できるようになった。本作では、キャラクターが成長するとさまざまなスキルを取得し、戦闘を有利に進められるようになるのだ。

 ただ、序盤も序盤なので、解禁されていつのはまだ3つだけ。このうちひとつをボタンに割り当てて使うことになるのだが、筆者は周囲の敵や味方がマークされる“Pulse”を選択してみた。何事においても、索敵は超重要だからね!

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▲この“賑わい”感は、かつて遊んできた数々のMMORPGを思い出し、なんというかワクワクする!

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▲スキルは医療、技術、防衛の3カテゴリが存在。同時に使用できるのはひとつだが、レベルが上がると同時にセットできるスキル数が増えるようだ。

 ちなみに、キャラクターが使えるアビリティ(特殊能力)は、ほかにもタレントとPERKが存在する。こちらはもうちょっとゲームを進めなければ使えないようだ。

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▲タレントやPERKは、もうちょっと進めないと解禁されない模様。早く試したい!

▲セーフハウスのショップでは装備を購入できるが、所持金はまだ0。仕方がないのでウィンドウショッピングを楽しむ。

 まあとりあえず遊んでみるか、ということで最初に選べるサイドミッション“食料の奪還”をプレイ。本作は発生しているミッションがマップに表示され、そこに行くとミッションがスタートする、という感じだ。

 ひとまず目的地に向かうと、暴徒にたかられている一般市民を発見。物陰に隠れつつ、スキを見てサクッと暴徒を倒すと、盗まれた食料の手がかりを発見! さらに、新たな装備も手に入れることができた。

 主人公は、武器となる銃器のほかに、バックパックやアーマー、グローブなど、さまざまな部位に防具を装備できる。レベルが上がれば、より強力な武器、防具を身につけられるため、装備でも主人公を強化していく楽しさを味わえるのだ。おニューの装備に付け替え、ちょっとずつ強くなっていくワクワク感は、やっぱり楽しい!

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▲プレイステーション4版では、タッチパッドを押すとマップが表示。現在発生しているミッションを確認できる。

▲食料を探していたら、なぜかカツアゲの現場に遭遇してしまった。正義の鉄槌を下すぜ!!

 そんなこんなで先に進んでいくと、お目当ての食料を発見。もちろん、周囲には大量の敵が待ち構えている。筆者は数々のシューターを遊び倒してきたので、これぐらいの苦境なんてチョチョイのチョイ……ではなかった。なんか敵の攻撃、やたら痛いんですけどー!

 ゲーム序盤でまだ装備が整っていないためか、相手の攻撃1発1発のダメージが高い。また敵はあちこちにいるため、気づいたら筆者の体力はだいぶ減らされてしまった。

 本作では、主人公の体力はゲージで表示される。ダメージを受けると徐々に減っていき、時間が経つと自動的に回復していくという、おなじみのシステムだ。ただし、ゲージは3分割されており、自然回復するのはこの区切りまで。つまり、体力を大きく減らされてしまうと、最大値の3分の1程度までしか自然回復しなくなるのだ。

 このような時に役立つのが、治療キット。ゲージの区切りを超えて、体力を一瞬で大きく回復できるのだ。ただし、使用回数は限られているため、いつ使うかが悩ましく、また楽しいポイントでもある。

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▲食料を取り返すため、暴徒どもを蹴散らす。身を乗り出して射撃するほか、遮へい物から銃だけを出して撃つ“乱射”も使用可能。命中率が意外と高く、かなり使いやすい。

▲で、調子に乗って戦っていたらこんな状況に。体力はこの区切り以上自然治癒しないため、治療キットで回復を狙う。

 そんな感じでなんとか食料を取り返し、ついでにほかのサイドミッションもクリアーして、とうとうブルックリンを復興させることに成功。いよいよ新しいエリアである、マンハッタンへ向かう時がついに来たのである。

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▲本文ではサラッと流しちゃったけど、“警察署包囲攻撃”というミッションは割と死闘でした。バット持って殴りかかってくるやつはいるわ……。

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▲ボスがいるわで、もう大変! ちなみにボスは、一般の敵に比べて攻撃力と耐久力が数倍も高いため、無茶な戦いは禁物だ。ていうか死ぬ。

 ヘリコプターに乗り込んで、いざ新天地へ!……と思ったら、なんか爆発して大けがしちゃったんですけど? ボロボロになりつつもハドソン川のほとりのキャンプに到着し、「ここが新たな戦場か……」と、ちょっと格好つけてみたりする。いや、新天地は目に映る物すべてが新鮮で、あの建物もこの風景も……アレ、なんかどっかで見たことあるぞ!?

 これがデジャヴか、とか勝手に思っていたのだが、真相はなんてことはない。先日行われたオープンベータテストでプレイできた場所こそ、この地域だったのだ。

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▲ついに新天地であるキャンプ・ハドソンへ。なんか奥のほうが見えないぐらい、マップが広いんですけどー!

▲なんか見たことあるなあ、と思ったら、新天地はオープンベータテストで遊んだ場所でした。

 新たな場所なのに土地勘があるという、なんだか強くてニューゲーム的な感じでミッションを進め、無事に作戦基地を開放。いよいよ本格的な戦いが、幕を開けようとしている!

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▲サクッと作戦基地を開放。今後はここを拠点として戦い抜いていく。当面の目標は、3つの棟を復活させることだ。

▲この作戦基地には、リワード獲得ショップがある。初回特典の“ハズマット装備パック”は、ここでゲットできるぞ。

■ライター 喫茶板東
ライター歴16年。週刊ファミ通やファミ通.comにて原稿を執筆。ゲームはオールジャンルに精通しており、とくにシューターやRTSを好む。初代Xboxで『ゴーストリコン』シリーズを遊んでから、『トム・クランシー』シリーズが大好き。

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