E33M1: 素敵なログハウスを建てながら食人族からサバイバルする『The Forest』で、古代出雲大社を建設(アンド破壊)

公開日時:2015-09-10 14:18:00

 ドモー、Gmailが乗っ取られてスパム発信源になったBRZRKです。犯人は呪われてください。とまぁそんな感じでGamescomも終わり東京ゲームショウ目前! 今年はVR系をメインに色々なタイトルを見てみようかな。


 今回取り扱うのは、PC版でアーリーアクセスを実施中で、海外ではXbox OneとPS4版でもリリースが予定されている『The Forrest』。クラフト系タイトルにサバイバル要素を足して、もっとコアにした感じのフォロワー系タイトルだ。最大8人co-opにも対応(実験的に128人プレイも可能)。

 本作ではプレイヤーが乗っていた飛行機が不慮の事故で森の中に不時着し、子供が現地の蛮族というかミュータントな食人族に連れて行かれてしまう。というわけで、唯一残った主人公が食人族から身を守りつつサバイバルするのが目的。

 現在いくつかのトレイラーが公開されているので、それを見てもらえれば、どんな感じのゲームなのか分かってもらえると思う。だけど、開発途中のタイトルということもあって、まだ実際には実装されていない要素もわりと多い。未来像込みということでいくらか印象を割り引きつつ見て欲しい。


●人肉食系男子&女子がいっぱい

 さて、ゲームスタート直後は最低限の装備しか持ち合わせていないが、斧で木を切り倒し拠点を構え、狩り&採集で動植物を食べてサバイバルしていく。トレイラーを見ると、プレイヤーがかなり堅牢な拠点を築いているのが分かるかと思うが、それはこのゲームに登場する敵の食人族が獰猛で、毎日のようにプレイヤーを倒そうと襲い掛かってくるからだ。

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 食人族は最初、プレイヤーがこの地に居ることを知らないため、最初は遠くでこっちの様子を見たりと距離を置いているんだけど、しばらくすると攻撃を仕掛けてくるようになる(たまに最初から襲ってくるけど)。

 で、この食人族がプレイヤーに近づいてくると、警告音の代わりとして木魚を叩いた時のようなSEが流れる。この音がまた不気味というか、静かな森のなかでウロウロしているときに突然聞こえると軽く恐怖してしまう。

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●森の奥の素敵なログハウスを建設

 というわけで自衛のために拠点を築くのだが、方法は至って簡単。レシピブックの中から設置したい建築物を選択し、あとは素材を集めるだけ。ただ、家を建築するにも大量の木材が必要で、収集は食人族に襲われるリスクの中で行わなければならない。

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 ちょっとした柵程度だと食人族を止めることができないので、必死に木材を集めて高床式の建物を建造。それでも侵入されるということでもっと高く高くと突き詰めて出来上がったのがコレ。

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●ウサギ食ったり生水飲んだり

 なお主人公には体力の他に、スタミナや空腹、喉の渇きといったステータスが用意されている。喉が渇き空腹が続いてしまうと体力をごっそりと減らしてしまうため、リアルな世界同様に飲食物の確保は死活問題となる。

 ではどうやって食料を確保するかというと、狩る。マップ上には巨大な爬虫類やウサギ、川や池には魚が生息している。爬虫類やウサギは攻撃を当てることで無力化し、皮を剥いで肉を確保することが可能だ。動物から得た肉は干し肉にしたり、焼くことで食べられるようになる。

飲料水は雨水を溜めたり、池の水を煮沸消毒することで飲めるようになる。池や川の水はそのまま飲むことも可能だが、お腹を痛めてしまうためか体力が持って行かれてしまう。手間はかかるが、煮沸消毒しなければならないだろう。たまに捕まえた魚と一緒に煮込むことがあるけど、これどういう条件なんだろうか。

 また、ウサギなどをトラップで捕まえることもできるのだが、中には食人族の連中を捕まえるためのトラップまで存在していて、トラップはプレイヤーが設置できるオブジェクトの中でも特に面白い。
 食人族用のトラップはバリエーションもいろいろあり、触れた瞬間に足に縄が絡まり宙吊りにされるタイプや、杭が取り付けられた壁がぶち当たるタイプのものも。これをどう上手に設置し、敵を誘導するかがサバイバル生活のうえで重要な要素となる。


 こんな感じの本作だけど、前述したとおりアーリーアルファな状態で、行ける範囲が狭かったり実装されていない機能が多々あるものの、遠からず実装されていくはず。まぁたまに起動して遊んでみるという感じにちょいちょいプレイしてみるのもアリだろう。


著者近況:マリオメーカーおもしろいです
編集者近況:「グリーンインフェルノ」が楽しみです。

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BRZRK
週刊ファミ通やファミ通Xboxに“スオミ松崎”名義で執筆していたFPS歴15年のフリーライター。現在は他媒体でも使用しているBRZRK(バーサーク)名義に変更し、執筆活動のほかにゲーム大会の実況・解説やインターネット番組に出演したりしなかったり。まぁ、そんな感じでイロイロやってます!

BRZRKの「うるせー洋ゲーこれをやれ」(仮)