声優・夏川椎菜さんが綴るゲーム日記。毎月1回(月末)の更新予定です。
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夏川椎菜さん(なつかわ しいな)
1996年7月18日生まれ。千葉県出身。代表作は、『ハイスクール・フリート』(岬明乃役)、『アイドルマスター ミリオンライブ!』(望月杏奈役) など。ユニットTrySailやソロアーティストとしても活動中。
オフィシャルブログ:https://ameblo.jp/natsukawashiinablog/
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夏川椎菜のGAMEISCOOL! 第43回『たまごっち』から学ぶ 最後にハマるのは母
2022-01-25 13:00:00
・【夏川椎菜さんが隔週のMCを務めるゲーム情報バラエティー“ファミ通LIVE”は金曜20時から配信中!】
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こんにちは!
この連載も早いもので40回を超えまして、一回につき少なくとも一本はタイトルを出してお話ししているわけなんですけど、まあまあの分量で語れるソフトが40本以上もあるのかと思うと、自分のゲーム人生がいかに恵まれていたのかを思い知らされます。
話に出すソフトが被らないように、新しくこのゲームブログを書くときには、過去の記事を軽く確認するのですが、その数も多くなってきましたし、
やっぱ好きなもんは何度語っても飽きたらないので
「この話前も聞いたな」なんて事があっても
暖かく見守っていただきたい所存です。
そんなわけで、
“夏川椎菜のGAMEISCOOL”、第43回!
今回は、思い出いっぱいの『たまごっち』シリーズについて語ります!
何故今、たまごっちなのか?と申しますと、
実はこの間、次女がスマホでピコピコしとったんで、何してるのかな〜と覗いてみたら
画面の中で、玉ねぎ型のようわからんギョロ目の生物がトイレで踏ん張ってたんですよ。
聞けばそれは最近リリースされた『マイたまごっち』というアプリで、玉ねぎくんはそのキャラらしいのです。
元々、1996年に(同い年!)キーチェーン型のおもちゃとして登場し、徐々に進化を遂げながら、女児たちの間で爆発的な人気となった『たまごっち』。
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“たまごっち”という不思議な生き物のお世話をし、ある程度時間が経つと進化するのですが、その進化先がお世話の仕方によって変わるのです。
しっかり寿命なんかも設定されていて、ちゃんとお世話をすれば長生きさせてあげられます。
そしてまた新しいたまごっちをイチから育てあげるという……。
ママに憧れを抱く年代の女児にはたまらんシロモノなわけですね。
ちょうど夏川が小学校低学年の頃に大流行して、みんなが首からぶら下げていました。
夏川も母にお願いして買ってもらって、どこへ行くにもたまごっちと一緒。
「ピポーピロリっ」なんていう独特のSEが鳴ると、たまごっちの元に飛んでいって、お世話をしてあげていたものです。
ああ、懐かしいが止まりませんねぇ
お世話を疎かにすると、たまごっちがグレちゃったり、最悪の場合、死に至るので、毎日毎日気が抜けませんでした。
一番怖いのが昼間学校に行っているとき。
6時間近くたまごっちから離れなくてはならないのですから、気が気ではありません。
学校に行く前にちゃんとお世話をしてあげていれば問題ないのですが、たまたま疎かにしていたタイミングと重なっちゃうと……
……帰って早々、たまごっちに飛びついて、ディスプレイに墓が表示されていた時の衝撃は、今でも忘れられません。
ランドセルにこっそり偲ばせたこともありましたねぇ。
マナーモードなんてなくて、授業中だろうがお構いなく「ピポーピロリっ」するので、ハンカチでぐるぐる巻にしたりして。
最終的には母に“託児”したりもしました。
(そして最終的に一番ハマるのはやっぱり母 笑)
母の絶大なる後押しを受けて、最高の育成環境を手に入れた夏川家では、数々の優秀たまごっちを輩出することができました。
当時は、各地のショッピングモールに“でかたまごっち”というものが置いてあって、そこに自分のたまごっちを持っていって通信をすると、限定のアイテムがもらえたんですよね。
旅行や帰省などで遠くに行ったときには、わざわざ回り道をしてでもショッピングモールに寄ってもらっていました。
さらにその“でかたまごっち”をおうちで遊べるようにした商品が販売されたりもしました。
時はまさに“大たまごっち時代”だったので、おもちゃ屋にたまごっち好きが大集結。
なかなか買えないレアなシロモノで、店舗によっては抽選販売なんかもしていた記憶があります。
(そのでかたまごっち戦争にちゃっかり参加し、ちゃっかりゲットしたのもやっぱり母……笑)
それはもう歴史的な大ヒット商品でしたので、その後も長いこといろんなコンテンツにたまごっちのキャラクター達は使われていましたね。
夏川的に印象に残っているのはアニメ版のたまごっち。
OP曲は今でも歌えますし、
(一度イベントでカバーしたこともあったりなかったり)
釘宮理恵さんがご担当されていた、人気キャラクター・まめっちが、夏川の想像していた声そのもので、
「まめっちがしゃべったあああ」とびっくりしたのを覚えています。
ゲーム方面だとDSのソフトで『たまごっちのプチプチおみせっち』というシリーズがありましたね。
たまごっちキャラクターと一緒に、多種多様なお店屋さんを切り盛りしていくゲームです。
これ、本当にびっくりするくらいの名作なんでいつか別途記事を書こう…笑
さて、思い出語りが長くなりましたが……、
そんな夏川世代の重要アーティファクトこと、たまごっち。
そのたまごっちが、令和ナイズされ、アプリゲームになったのが、冒頭でご紹介した『マイたまごっち』らしいのです。
夏川は次女のやってるやつを軽く触ったことしかないので、詳しくは語れんのですが
グラフィックはもちろんのこと、重要なお世話パートやミニゲーム、コレクション要素がかなりかなりパワーアップして
とんでもなく遊びごたえのある感じになっておりました。
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まめっち、めめっち、くちぱっちなどのお馴染みのキャラクターももちろん登場しますし、
夏川が見たことないキャラもいっぱいいました。
なにより、これが思い出補正というものなのでしょうか、とんでもなくワクワクしてしまいました。
童心を思い出すとはこのことか。
タイムカプセルを開いた時って多分こういうノスタルジーを感じるんだろうなっていう。
この後、ダウンロードしようと思います。
ということで『マイたまごっち』。
あの頃「ピポーピロリッ」という音に一喜一憂した同志諸君も、一緒に始めませんか??)^o^(
次回の更新をお楽しみに。
ばいなーんす!
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