ファミ通.com『ウォッチドッグス』特設サイト

『ウォッチドッグス』シカゴ取材動画第4弾! 豊富すぎる(!?)サイドミッションとハッキングを駆使した警察との駆け引きを映像でチェック!!

公開日時:2014-06-05 15:00:00

■ボリュームたっぷりのサイドミッション

 皆さん、こんにちは。週刊ファミ通『ウォッチドッグス』担当のヘイ昇平です。2014年4月にアメリカ・シカゴで開催された『ウォッチドッグス』プレスツアーをまとめた動画の第4弾を公開します。本サイトでは、これまで3回にわたって『ウォッチドッグス』のシカゴ取材動画を公開してきました。

■第1弾ではハッキングがもたらす新しいゲームプレイ

■第2弾ではゲームの舞台となったシカゴの様子

■第3弾はシカゴの住人たちが織り成すストーリー

 といったように、それぞれ異なる切り口でゲームの魅力に迫っています。で、これらはおもに『ウォッチドッグス』おもしろさのキモとなる、言ってみればメインディッシュのような要素なのですが、今回はちょっと趣向を変えて、メインとまではいかないまでも、ものすごくデラックスなつけ合わせ的要素についてお届けしたいと思います。



 お話をうかがったのは、リードゲームデザイナーのダニー・ベランジェール氏。ダニー氏は『ウォッチドッグス』のゲームプレイの基本設計を構築し、プランナーやレベルデザイナーと話し合いながら作品のクオリティーをコントロールする役割を担当しました。2013年9月にユービーアイソフト モントリオールスタジオで一度お話を聞いているので、興味がある方はそちらもご覧ください!

BQikA33utJu7saIWtu1833r3tZsWjHO1

 シカゴ取材動画第4弾のテーマのひとつはサイドミッションです。ダニー氏は「ときにはストーリーの部分から離れて休憩する要素が必要」だと語ります。その言葉が示す通り、『ウォッチドッグス』には本筋とは直接関係ない、お遊びの要素がたくさん用意されています。そんな遊び要素がどのくらいあるかと言うと……ここでちょっとピックアップしてみましょうか。



デジタル・トリップ……仮想空間でミニゲームを体験
車列襲撃……敵の車列を襲ってリーダーを捕らえる
犯罪探知……街の潜在的犯罪を解決する
フィクサー契約……ドライビングで事件を解決
調査……人身売買や行方不明者の情報を調査する
ソングスニーク……アプリを利用して楽曲をゲット
ctOS侵入……各エリアにあるctOSセンターに侵入
シティホットスポット:シカゴのランドマークを確認
ミニゲーム……ポーカーやチェスなどのミニゲームを遊ぶ



 ぱっとこんな感じ。でも、これらは全部ではなく、だいたい半分くらいだったりします。この通り……本作はサイドミッションの種類がそりゃもう大変に豊富なんです。で、いずれもかなり丁寧に作り込まれているので、「それぞれ別のゲームとしてワンコインくらいで売り出してもいいんじゃないの?」と唸りたくなるほど。豊富なサイドミッションは、もはや“つけ合わせ”と言っていいのか、よくわからないボリュームとなっています(笑)。僕は取材するまで、『ウォッチドッグス』は始終シリアスな雰囲気漂うハードボイルド作品だと思っていたのですが、こうしてたくさんのミニゲーム(なかにはおバカなものも)が用意されていることを知ってびっくりした次第です。なんとなくホッとしたというか。はい。皆さんの中にも僕と同じように感じた人はいませんか?

QJD8f1FhA5AdgdP12z6RZR1D3v1S4AB2

 というわけで、この枝場部分のデラックスな感じをぜひとも紹介しておきたかったので、今回の動画ではダニー氏にサイドミッションの魅力についてがっつり語ってもらいました。プレスツアーの時点ではまだ『ウォッチドッグス』の情報解禁に一部規制がかかっていたので、おもにデジタル・トリップに関する説明がメインだったのですが、それでも映像を観れば『ウォッチドッグス』の奥行きや広がりを感じられるはずです。「新規IPなのに、これだけいろいろな要素を詰め込んだら、そりゃあ開発に5年はかかるわ!」と、マジで思いましたよ(笑)。

PL11WDR1YIU282IdPds6vNanKX84HqyO

■本作ならではの警察システムも!

 『ウォッチドッグス』は、オープンワールドを自由に歩き回って何でもできる(=フリーローミング)ゲームなので、善行だけではなく、悪事に手を染めることもできちゃいます。路駐されているクルマを盗んだり、街中で銃を構えたり、誰かを傷つけたりすると、犯罪行為とみなされ、一般市民に通報されるのです。この警察のシステムもハッキングを駆使した本作ならではの要素が詰まっていておもしろいので、映像で紹介させてもらいました。

jD8Rk2si533afG5SMY5yT3to8O5uG9Vo

 市民からの通報があると、警察はctOSで監視カメラや電子機器などをコントロールし、エイデンの位置を特定しようとします。ゲーム的には、画面右下に表示されているミニマップに警察のスキャンを表す黄色いエリアが出現するので、そこから急いで脱出する必要があります。黄色いエリアのスペースはけっこう広大なので、乗り物などをうまく活用して離脱することになり……かなりスリル満点! どうしてもエリアから逃げ切れないと思ったら、ジャミングというアイテムを使うことで、警察のハッキングを一時的に妨害することができます。ただし、ジャミングを持てる数には限りがあるので、ムダ使いはできません。秘策はギリギリまで温存しておきたいところ。

mr1yS3ySQ18W8ULaVzHRFM79lO7hf3l6

 警察のスキャンにひっかかると居場所を割り出され、パトカーやヘリコプターが追ってきます。警察はかなりしつこく追跡してくるので、ただクルマに乗って走り回るだけではなかなか逃げ切れません(笑)。パトカーやヘリコプターを撒くためには、ここでもハッキングが重要となってきます。シカゴの街のあちこちにある信号機やスチームパイプ、車止め、跳ね橋などを有効活用し、パトカーをぶっ壊したり足止めしたりして逃げ切るのです。「街中で大立ち回り、暴れ回るのはちょっと……」という人は、クルマをそっと横道に止めて中に身を隠せば(ステルスドライビング)やり過ごすことも可能です。

Yd5FuUwY7nxC9u6oxUnA6WpU382J34ML

 映像の補足解説は以上です。あとは映像を観て『ウォッチドッグス』の新しい一面を感じ取ってみてください。リアルに再現されたオープンワールド形式のシカゴを自由に歩き回り、エイデンの復讐がテーマのメインストーリーを遊ぶもよし、ネットワークをつないでほかのプレイヤーのゲームに侵入してもよし、道行く人のプロフィールを覗いてひたすら人間観察をしてもよし、豊富なサイドミッションにチャレンジするもよしと、いろいろなゲームプレイが楽しめる『ウォッチドッグス』。日本語版の発売日は2014年6月26日なので、お楽しみに!



 それと、毎週木曜日に更新してきた一連のシカゴの取材動画はここらでいったんひと区切りとさせてもらいます。ラストにもう1本仕込んでいるので、ソフトの発売が近づいて来たらお知らせしますね。これまで公開してきた映像に負けないくらいのクオリティーに仕上げるつもりなので、ぜひご期待ください!

この記事の個別URL

『ウォッチドッグス』特設サイト “_インサイド ウォッチドッグス”

『ウォッチドッグス』特設サイト “_インサイド ウォッチドッグス”

(C)2014 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Watch Dogs, Ubisoft and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the U.S. and/or other countries. ※画面は開発中のものです。 ※本ソフトはCEROにより18歳以上のみ対象の指定を受けておりますが、掲載にあたってはファミ通.comの掲載基準に従い考慮しております。