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『ウォッチドッグス』シカゴ取材動画第1弾を公開! ハッキングがゲームにもたらすものとは!?

公開日時:2014-05-15 12:00:00

■シカゴの取材動画がようやく完成しました!

 皆さん、こんにちは。週刊ファミ通の『ウォッチドッグス』担当ヘイ昇平です。楽しみにしてくださっていた方、お待たせしました! シカゴ取材動画第1弾、いよいよ公開です!!

 今回アップした動画は、2014年4月下旬にアメリカのシカゴで開催された『ウォッチドッグス』のプレスツアーで撮影された映像をもとに構成したもの。以前アップした記事でも書きましたが、僕がシカゴで撮ってきた素材を、映像作家の田平衛史さんに編集してもらい、完成させた1本です。さっそく本ページのトップに設置したので、ぜひご覧ください!

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 いや~、自分たちでアップした動画をガッツリ褒めまくるのもちょっとヘンではありますが(笑)、今回かなりカッコイイ感じに仕上がってます! 当たり前だけど、やっぱりプロの映像作家さんはスゴイ! 動画の導入部分の短いゲーム映像をつなげたシーンを見ているだけで、なんかワクワクしてきませんか? 『ウォッチドッグス』の未来を感じさせる世界観やハードボイルドな雰囲気がばっちり凝縮されていて、ゲームの特徴がよくわかる映像になっていると思います。田平さん、どうもありがとうございました。そして、今後もよい編集をお願いします!

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 さて、自画自賛コーナーは大概にして(笑)、ここからは動画の趣旨について説明していきたいと思います。今回のコンセプトは、“ハッキング”です。完全新規のトリプルA級タイトルということで、『ウォッチドッグス』にはこれまでのゲームにはない“新しい体験”が要求されます。そこでユービーアイソフトのモントリオールスタジオのスタッフが導き出した答えは、“ゲームとハッキングの融合”でした。本作では、オープンワールドのあちこちに設置された端末をハッキングしながらゲームを進めていくことになります。

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 ハッキングの内容は多岐にわたります。交通信号を強制的に変えたり、路上のクルマのキーを解除したり、施錠されたドアをオープンしたり、監視カメラをハッキングしたり、敵が持っている爆弾を遠隔操作で爆破したり、都市をまるごと停電させたりと、ここに挙げきれないほどたくさんのハッキングを行うことができます。『ウォッチドッグス』は、これらハッキングを状況に応じて自由に使い分けられるのが特徴です。それぞれのミッションには、決まった解法が用意されておらず、プレイヤーの気分やプレイスタイルに合わせて思いのままに進められるのです。

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 本作の開発の中心を担うクリエイティブディレクターのジョナサン・モーリン氏は、「『ウォッチドッグス』におけるハッキングは、ステージに上がったアーティストが自分を表現するための楽器のようなもの。文化や物の見かたが異なる人たち、つまり本作のプレイヤーがこの楽器(ハッキング)を使ってこれまでになかった形で、いろいろなものを表現してくれたらうれしい」と語っています。『ウォッチドッグス』はハッキングするのが目的ではなく、ゲームを自由に楽しむための手段とのこと。

 果たして、プレイヤーに自由を与える『ウォッチドッグス』のハッキングとはいったいどのようなものか。そして、現実世界におけるハッキングとはどこが違うのか。そんな疑問に応えるべく、今回はハッキングに焦点を当てた動画を作成することにしました。あれもこれもと詰め込んでいったら、8分を超えるボリュームになってしまいましたが……。Webサイトで公開する動画の尺としては、ちょっと長めではありますが、その分しっかり作り込んでいますので、ぜひ最後までご覧いただけるとうれしいです!

■動画に登場するキーパーソンを紹介

 つぎに、今回の動画に登場するキーパーソンを紹介していきましょう。まずは、上でも名前を挙げさせてもらったクリエイティブディレクターのジョナサン・モーリン氏。じつは僕は昨年夏に『ウォッチドッグス』の開発現場があるカナダのモントリオールスタジオを取材させてもらったことがありまして、そのときにジョナサン氏へのインタビューを行いました。そのときの記事がコチラ。『ウォッチドッグス』を作るうえで、日本が誇る名作アクション『パックマン』を参考にしていたなど、興味深い話をたくさんしてくれたので、まだ読んでいない方はぜひご一読を。今回の動画では、『ウォッチドッグス』の総監督として、ゲーム開発の中核を担うジョナサン氏に、ハッキングの要素がゲームをどうおもしろくするのかについて語ってもらいました。

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▲ジョナサン・モーリン氏

 続いて登場するのは、インターネット・セキュリティーソフトのトップ5に入る企業でソフトウェア保護のための分析調査を行っているヴィタリー・カムラック氏と、ハッキングに精通し、世界各地のカンファレンスなどで講演を行っているジョナサン・ブロッサード氏。ふたりとも、ゲームではなく現実の社会でハッキングのスペシャリストとして活躍している方たちです。彼らはネットワーク社会におけるセキュリティー・エキスパートの立場から、『ウォッチドッグス』のハッキングを分析してくれました。おふたりの意見で共通していたのは、「『ウォッチドッグス』のハッキングは、ゲームだから当然多少のデフォルメは加えられているものの、じつにリアルに根ざした描写がされている」という見解です。『ウォッチドッグス』のハッキングの描写は、その道のプロから見てもリアルで、高度にネットワークが発達した社会におけるデータのパワーが、まさにゲームで感じられる作りになっているようです。その気になれば、都市そのものを掌握することができる、非常に大きな力を手に入れた主人公エイデンは、その力とどうやって向き合うのか。そんな葛藤もゲームの見どころになりそうですね。

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▲ヴィタリー・カムラック氏

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▲ジョナサン・ブロッサード氏

 さて、文章による補足は、ここまでにしたいと思います。何回も言いますが、まずはとにかく動画を見てほしいです! 『ウォッチドッグス』には新しい試みがたくさん盛り込まれているので、正直、文章では伝わりづらい点があるのですが、動いている映像を見れば、すぐにわかってもらえると思います。すべてのハッキングは直感的でスピーディーに行うことができ、難しいことは何もありません。革新的な要素を盛り込みつつ、ストレスフリーな遊びやすさを重視した『ウォッチドッグス』の魅力を少しでも多くの人に伝えたいと思い、今回は一連の取材の成果を動画でお届けすることにしました。これからもいろいろなテーマで毎週木曜日に新作動画をアップしていきますので、ぜひご期待ください! ちなみに、つぎのテーマは“シカゴ”です。アメリカ有数の大都市が『ウォッチドッグス』の舞台に選ばれた理由や、シカゴの街の空気感などをお伝えしていきたいと思います。

 次回のシカゴ取材動画は、5月22日(木)正午ごろ更新予定です! お楽しみに!!

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