ニコニコ自作ゲームフェス3 セレクション

“ニコニコ自作ゲームフェス3 セレクション”は、ニコニコ動画で開催されている自作ゲームの祭典“ニコニコ自作ゲームフェス3”の参加作品の中から、ゲームフェス運営が選んだゲームを毎週紹介していくコーナー。

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巨大ステージを撃って撃って縦横無尽に飛び回れ! 多勢に無勢アクションゲーム『HyperMetalHungry』【ニコニコ自作ゲームフェス3 セレクション 第11回】

2014-03-12 17:00:00

『HyperMetalHungry』
【著作権者】 しるこ 氏
【対応環境】 Windows7で動作確認済み
【ソフト種別】 フリーソフト
【作者のページ】 ブラウザ版HyperMetalHUNGRY(Google Chrome推奨、PCによっては重いので、動画のスピード感を参照)


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“ニコニコ自作ゲームフェス3 セレクション”は、“ニコニコ動画”で開催されている自作ゲームの祭典“ニコニコ自作ゲームフェス3”の参加作品の中から、ゲームフェス運営がピックアップしたゲームを毎週紹介していくコーナー。今回は多彩な武器を切り替えながら大量の敵を撃ち尽くす『HyperMetalHungry』を紹介していくぞ。


●歯ごたえアリアリ!! 360度から敵が押し寄せる物量&爽快アクション

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▲基本はサイドビューのアクションゲーム。画面左上に表示されているのが、自機のHPと各武器の状況だ。

アクションゲームに欠かせない要素と言えば、“スリル”や“ワクワク感”、それに難しい部分を攻略したことによる“達成感”だろう。その3拍子をもれなく感じさせてくれるのがこの『HyperMetalHungry』だ。

主人公は、地球を突如襲ったエイリアン軍を殲滅すべく生み出された、ハイパーロボット「オーバーキル」。サイドビューの2D アクションゲームで、全40ステージが用意されている。敵を倒すと入手できる武器も、50種以上ある模様だ。


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▲“F”キーかマウスホイールで、ステージの全体像が見渡せる。敵も表示されるので、攻略順を考えるのに使える。

▲自機の近くをアップにした画面。弾を撃つ方向はマウスカーソルで指示し、右クリックで武器1/2を切り替えられる。

“スリル”を生み出しているのは、360度から敵が殺到する巨大ステージ。一般的なアクションゲームのように横スクロールするのではなく、スタートからゴールまでが巨大な1ステージとなっている。全体図は“F”キーで確認でき、マウスホイールで自由に拡大縮小も可能。自機は上下左右好きな方向に進めるぞ。

移動こそ自由にできるが、ステージ内にはうっかり触っただけで死ぬ仕掛け、大量に弾幕を吐く敵が揃っており、自機の武器は無計画に連射するとたちまち弾切れ。ギリギリ綱渡りの状況が続く。


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▲初期から手に入るワイド系武器「レスカ・ワイド」。武器選択画面で表示されるレベルは、武器の強さの目安のようだ。

かといってゲームが難しすぎるかと言うとそうではなく、ステージに合った武器を選べば難易度はグッとダウン。大量の敵も固有の攻撃パターンを見抜けば倒せるようになる。どの敵にどの武器が最適か、この敵を倒すにはどのタイミングがよいかを考え、大量の敵をみごと倒し切ると爽快に感じるはずだ。

また、ステージ内は自由に進めるため、攻略順を自分で決められる楽しさも。自分ならではの攻略法を考える“わくわく感”がある。


●3種の武器選びは弾数やリロードの長さを考慮して

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▲序盤の武器リスト。マウスカーソルを武器名に合わせると詳細な情報が表示されるので参考にしよう。

▲武器は敵がドロップするが、内容はランダム。また、ステージをクリアしなければ、武器を入手したことにならないので要注意だ。

『HyperMetalHungry』ならではの楽しみは、個性が強く50種類もある武器だろう。自機は武器1、武器2、サブウェポンの3種を装備可能。武器1/2はマウスの右クリックで切り替えながら使用し、個別に装填弾数とリロードの概念がある。サブウェポンは“W”キーで稼働。移動砲台である「ガンポッド」や「テレポート」があり、攻撃補助ともいえる存在だ。こちらには連続使用を阻むクールダウンタイムが設定されているので、同じく要注意だ。

プレイ中に最も重要となるのが、ステージに合った武器のチョイス。各ステージは要塞風、下水道風、洞窟風など、テイストはさまざま。例えば要塞ステージの場合は天井も高く見通しが良いためミサイル・ビーム系の射出武器が有効だが、洞窟ステージのように通路が狭くねじまがっている場合には広範囲に弾を撒くワイド系やホーミング弾が有効になる。

といっても、武器は敵からのランダムドロップなので、最適な武器を持っているとは限らない。新しいステージに向いた武器が手持ちにない場合は、自分の得意なステージを繰り返しクリアして武器の種類を増やしていこう。


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▲敵がドロップするアイテム。左から、HPが回復する「エネルギーパック」、防御が上がる模様の「DFパック」、ランダムで武器が手に入る「ツールバッグ」。

▲ステージ内は「すり抜け床」と普通の床が交互に並んでいることが多い。普通の床を盾としてうまく使いこなそう。

実際のプレイでは武器のチョイスに加え、「すり抜け床」(画面内で薄い床の部分)が重要になる。“S”キーで下にすり抜けられることに加え“弾を通す”性質があるため、敵への攻撃に使えるのだ。敵の弾幕は普通の床を盾にし、弾幕が切れたらすり抜け床から攻撃するテクニック、アクションが苦手な人には役に立つ方法だ。

また、敵からドロップしたアイテムはステージクリアーまで残る特性も、頭に入れておくといいだろう。HPが十分ある際に落ちたエネルギーパックは温存しておき、ダメージを受けた後で取りに戻るという方法が使える。

中盤以降のステージではザコ敵を生み出す中ボスがよく出現するため、安全に敵を倒せる場所でザコを倒し続け、武器やエネルギーパックを貯めることもできる。他にもまだまだ攻略法はあるはずなので、自分で工夫して生み出していこう。

アクションゲームとして十分難しく、そして爽快に遊ぶことができる『HyperMetalHungry』。10分程度の短時間プレイでも、数時間のガッツリプレイでも満足できる、気持ちの良い操作感と攻略性を備えた良ゲームなのだ。


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▲自機がロケットに!? このモードでは重力に縛られず移動が可能になる。攻撃もロケットっぽいビームに変化。

なお、スタート画面で入力できるパスワードは、同梱テキストのほか作者のTwitterでも公開されている。なかにはゲームを弾幕シューティングに変えてしまうものもあり、また違ったおもしろさを提供してくれるぞ。


ニコニコ自作ゲームフェス3とは

“ニコニコ自作ゲームフェス”は、ゲームを作る人、遊ぶ人、二次創作をする人をつなぎ、個人で作ったゲームがもっと多くのひとにプレイされるようになることを目指す祭典。3回目の開催となる“ニコニコ自作ゲームフェス3”は、2013年12月13日(金)から2014年3月2日(日)の間で作品募集を行ない、4月上旬に受賞者を発表するぞ。4月26・27日に“ニコニコ超会議”の会場にて展示を行う予定だ。

ライター:市川美穂