日本語オープンベータインプレッション! オープンワールドならではの魅力もたっぷり体験可能! 

ゴーストリコン ワイルドランズ』オーブンベータテストがただいま実施中!最速プレイインプレッションをお届けする。
文:喫茶板東

公開日時:2017-02-26 00:00:00

俺たちゃ無敵の隠密部隊、ゴーストチーム!

 2017年3月9日発売予定のオープンワールドミリタリーシューター『ゴーストリコン ワイルドランズ』。その日本語オープンベータが、プレイステーション4、PCにて2017年2月24日(金)20:00~2月27日(月)20:00の期間限定で開催中だ。

 製品発売前に、本作がどのような作品に仕上がっているのかを体験するチャンス! というわけで、早速プレイステーション4版をプレイ、そのインプレッションをお届けする。なお、日本語オープンベータは誰でも無料で参加できるが、本製品はCERO Z区分のため、プレイステーション4版はダウンロード時にクレジットカードによる決済が必須となる。価格は100円[税込]で、購入後は同額が該当アカウントのウォレットにチャージされることを留意してほしい。

 というわけで、まずはゲームの概要をおさらい。本作の舞台は、麻薬カルテルがはびこるボリビア。プレイヤーは自身のキャラクターを作成し、4名で構成される最強の隠密部隊“ゴーストチーム”を率いて、麻薬カルテルに立ち向かっていく。

 製品版には21の地域が存在するが、今回のオープンベーターでは、その中からイタクァとモンテュヨックというふたつの地域を体験可能。またシングルプレイに加えて、オンラインでの協力プレイも楽しめる(プレイステーション4版でオンラインプレイをする場合はPlayStation Plusへの加入が必要)。

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▲4人からなる隠密部隊“ゴーストチーム”を率いて戦うオープンワールドシューター。ボリビアの美しい自然にも注目したい。

 まずはプレイヤーのキャラクター作成。性別に加えて髪型やヒゲ、タトゥー、衣装など細部までカスタマイズが可能だ。ひとまず記事のことを考えて、無難なオジサンキャラを作成。

 ボリビアに到着したら、反乱軍のリーダーであるパック・カタリと会合。挨拶もそこそこに、反乱軍の創設者であり、所在不明であったアマルという人物がこの地域にいることが判明したと語る。まず麻薬カルテルの幹部を襲い、アマルの居場所を突き止め、彼を救出することが最初の任務だ。

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▲キャラメイクは性別に加えて細部のパーツや衣装も変更可能。とりあえずこんなキャラにしてみました。

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▲反乱軍カタリス26のリーダー、パック・カタリ。援軍が4人だけという状況にえらく不満のようだ。

 さてさて、幹部の居場所は表示されているものの、場所はちょっと遠い。どうしたものかな……と思っていると、かたわらにクルマを発見。これだ、これしかねえ! と運転席へ乗り込むと、じゃあ俺も、俺も……という感じで乗り込んでくるゴーストメンバー。さあ準備は整った。いざ、幹部の居場所に突撃ーー!!

 というわけで、鼻歌気分で夜道を走りながら、目的地へ向かう。舗装されていない山道で道幅もせまいため、一般車と衝突しそうになりつつも進軍。目的地近くになると、敵の護衛をチラホラ見かけるようになり、どうにも排除しないと進めなさそうだ。

 さて、どうやって始末しようか……と考えていると、画面左下に“攻撃命令”のアイコンが。クルマに乗ったまま表示されたボタンを押すと、なんとクルマからメンバーが身を乗り出して一斉射撃! 相手はたったひとり、さらにコチラにも気がついていない状態だったので、あっという間に倒れてしまった。とにもかくにも先に進もう。

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▲とりあえず近場にあった車両を拝借し、4人で乗り込む。クルマも小型のバンや軍用車両など、さまざまなタイプが存在している。

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▲クルマから身を乗り出して敵を一斉射撃してくれるゴーストメンバー。いや、楽ちん楽ちん。

 そのままクルマで進んでいくと、遭遇する敵をメンバーがすべて一瞬で倒してしまい、難なく最奥までたどり着けた。ここからは階段になっているため、クルマでは進めない。降車して、幹部がいる場所までじっくり慎重に進んでいこう。

 まずは周囲を偵察し、敵の正確な場所を特定する必要がある。隠密ミッションならば当然の行動だ。ゲーム画面にも偵察のチュートリアルが表示されているし、まったく間違った選択ではない。さっそく双眼鏡を取り出して、眼下に広がる建物を調べていく。

 と思ったら、いきなり目の前の曲がり角から敵が出現して不意打ちを食らう! やべえやべえ、と建物の影に隠れ、カバーアクションで相手を撃破。隠密任務なのに、先に相手に見つかってしまうという失態を犯しつつ、何事もなかったかのように先へ進む。ほら、撃たれても数秒待てば体力は回復するしね!

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▲双眼鏡で幹部がいる建物周囲を索敵。さて、敵はどこにいるのでしょうかねえ……。

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▲なーんてノホホンと偵察していたら、真正面から銃撃されるという失態。トホホ。

 ここまでプレイして筆者が感じたことは、「あまり隠密しなくても進める!」ということだ。個人的に『ゴーストリコン』シリーズはどうしても初代のイメージが強く、撃たれたらミッション終了まで回復もままならないとか、ヘッドショットで即死とか、倒された味方は復活しないとか、そんなきびしい思い出が記憶に焼き付いている。だが本作は、体力は自動で回復するし、倒された仲間を蘇生することも可能。自身が倒されても、味方が蘇生してくれるなど、昨今のシューターゲームとほぼ同じルールを採用しており、とても遊びやすく調整されている。まあ、自分が倒されても蘇生できるのはミッション中1回だけという制限が、『ゴーストリコン』シリーズらしいきびしさ、といったところだろうか。

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▲文中では端折ってしまったが、農場への襲撃でも味方は大活躍。頼もしいことこの上ない。

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▲自分で射撃する場合は、一般的なシューターのように、狙いを付けることも可能。

 さてさて、最初のミッションをクリアーしたら自由度はグッと広がる。マップを探索してアイテムを収集したり、新たなミッションを探すなど、オープンワールドらしい遊びかたが楽しめるのだ。

 マップ上にはいくつかアイコンが記されているが、そのうち“重要情報”を入手すると、新たなミッションが明かされる。ほかにも、情報を調査すると、物資襲撃やスキルポイントの位置情報が明らかになるなど、探索を行うほど、目的がどんどん増えていくスタイルになっているのだ。

 また、オープンワールドということもあり、移動手段も豊富。前述のクルマはもちろん、ヘリコプターや飛行機も操縦可能。さらに拠点にはファストトラベルも行えるため、移動自体を楽しんだり、素速く目的地へ到達することもできる。

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▲こちらはマップ画面。オープンベータの範囲だけでも、かなりの広さの地域をプレイできる。

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▲飛行機やヘリに乗ることも可能。かなりの急角度になっても、ヘリの足場から落下しないのはさすがゴーストチーム。

 本作では、主人公の強化も可能だ。レベルアップ時を始め、さまざまな行動でスキルポイントを入手でき、このポイントを割り振ってスキルを取得し、主人公を強化することができる。たとえば“ステイブルエイム”というスキルはスナイパースコープ使用時の安定性が向上する。これ以外に、最大所持弾薬数を増やしたり、ドローンを強化できるほか、パラシュートなど新たなガジェットもゲットできる。さまざまな方向から強化できるので、育成の楽しみも味わえるのだ。

 ただし、一定以上のレベルでないと取得できないスキルもあるほか、取得にはスキルポイントに加えて物資も必要になる。マップを探索して物資を集めることも、主人公の強化には必要だ。

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▲スキルを取得することで、さまざまな方向から主人公を強化することが可能だ。

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▲マップ上で発見した物資は、スキルの取得に必要になる。

 ここに挙げた要素だけでもかなりの時間楽しめる内容だが、さまざまな勢力に働きかけるなど、まだまだ体験できていない要素は多いみたいで、オープンベータ終了まで遊び尽くせるのか心配になるほどだ。

 というわけで、ざっくりながらオープンベータのインプレッションをお届けしたが、いかがだっただろうか。『ゴーストリコン』の名こそ関しているが、間口はとても広く、遊びやすいよう調整されている。オープンワールドとしての魅力もたっぷり詰まっているため、ぜひ多くの人に遊んでもらいたい完成度だと感じた。オープンベータは2月27日(月)の20:00まで行われる予定なので、プレイできる環境がある人は、ぜひともプレイしてみてほしい。

この記事の個別URL

『ゴーストリコン ワイルドランズ』特設サイト “ボリビアの麻薬カルテル“サンタ・ブランカ”を解体せよ”

『ゴーストリコン ワイルドランズ』公式サイト

●GAME SPEC

タイトル:ゴーストリコン ワイルドランズ
プラットフォーム:プレイステーション4、Xbox One、PC
メーカー:ユービーアイソフト
発売日:2017年3月9日発売
価格:各8400円[税抜](各9072円[税込])
ジャンル:TPS
CERO:18歳以上対象

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