【プレイ日記】四天王の一角を崩せ! 組織の“護衛”部門に王手!(夢崎・第6回)

ライター夢崎のワイルドプレイも、いよいよ佳境に!
文:夢崎

公開日時:2017-04-28 19:00:00

「護衛部門がやられたか」、「奴は四天王の中でも最弱」

 前回、“サン・マテオ”エリアをクリアーし、エル・ポゾレロを捕らえた我らゴーストチーム。改めて、現在の進捗を見てみよう。

01

▲まだ、これだけしか倒してなかったんだね……。

 ボスであるエル・スエーニョの下に、四天王のような幹部が4人。さらにその下に、準四天王のようなヤツらが4人。さらにその下に下っ端たちが……という構成になっているのだが、よくよく見てみたら、準四天王すら、まだひとりも倒していないことに気付く。“護衛”、“密輸”、“プロパガンダ”、“生産”の4つに分かれている部門の内、まだ1部門も壊滅できていない。

 ワイルドを謳っておきながら、連載第6回目にしてまだこのザマというのはいかがなものかと思うし、さすがにそろそろ1部門はブッ潰しておきたいので、今回はもっとも攻略が進行している“護衛”部門にトドメを刺しに行くことに。もはやエリアごとの難度は無視しているが、敵の攻撃は確実に苛烈になってきている。

02

▲あぶーっし!

 このゲーム、ただでさえ広いマップなのに、ヘリで移動しようとしたらミサイルで撃墜しようとしてくる始末。上の写真はうまく避けられた場面だが、撃墜された回数のほうが圧倒的に多い。ひどいときは、飛び立った瞬間に撃墜されることも。

03

▲だいたい、こんな感じ。もうー、わかったよ! バイクかクルマで地上を行けばいいんだろ! プンプン!

 ミサイルで撃墜されるヘリ! 鳴り響くエマージェンシーコール! パラシュートで飛び降りろッ! ……と聞くとワイルド極まりない熱いシーンだが、実際は「あ、ヤベッ、えーと、パラシュートで飛び降りるにはどうやるんだったかな……このボタンかな? こっちかな?」などと手間取った挙句、やっとパラシュートで飛び降りたと思ったら地表寸前で、ふつうに地面に叩きつけられて戦闘不能になったり。ワイルドどころか恥辱ものの場面なので、全力でカット。

04

▲スヤァ……。

 ワイルドお口直しにコチラ。とあるミッション中に、家の中で「zzz……」とふつうに寝ていた敵兵士を発見。フフ、こんなこともあるのね……と、聖母の笑みを浮かべつつ……。

05

▲ズキューン!

 「残念ね、女神じゃなくて死神の口づけで……(ワイルド発言)」と胸に一発撃ちこんで抹殺。カッコつけたのはよかったのだが、その銃声で隣に寝ていた敵が起床してしまい、至近距離で撃たれまくって、この後メチャクチャ苦戦した。

 一方、コチラは“プロパガンダ”部門のリーダーだったラモン・フェリスの末路。印象的だったので、ご紹介。

05b

▲あーあ……。

 ラモン・フェリスは組織に裏切り行為を働いていたので、殺される前に確保してこちらの味方につけ、情報を引き出す狙いだったが、時すでに遅し。自業自得ではあるが、組織も、なんでまたこんな黒魔術みたいな殺しかたを……。これをやった人間が、死体を壁に貼り付けてヨイショヨイショと作業しているのを想像すると、ホッコリしなくもない。

 さて、そんなこんなで護衛部門のリーダーであるラ・プラガ、組織と手を組んだが後悔しているバロ将軍、組織の兵士を鍛え上げる教官役のカール・ブックハートらをつぎつぎと攻め落とし、ようやく四天王のひとり“エル・ムロ”に王手がかかる。エル・ムロはユニダッドの基地内にいるらしいので、激戦が予想されるが……。

06

▲おっ、いいの置いてあるじゃーん。

07

▲オラッ! エル・ムロ、出てこい!

 使ってくださいと言わんばかりに置いてある装甲車をパクッて、基地内をズカズカと侵攻。エル・ムロもアッサリと見つかり、逃げようとしたので装甲車で行く手を阻む!

08

▲おっと、ここは通行止めだぜ!(ワイルド発言)

 よーし、そこでジッとしてろよ! と装甲車を降りるも、普通車と比べると、降りるのに時間がかかる。ハッチを開けて、ヨッコラショーイチってな具合に這い上がり、装甲車の上から地面に飛び降りる。このあいだにエル・ムロは隙間を走っていき、停めてあったクルマに乗って逃走してしまう。

09

▲アッ、こら……。

10

▲チッキショー!

 もちろん、こちらもあきらめずに追いかける……装甲車で。乗り物が周囲にこれしかなかったので仕方ないっちゃないのだが、さすがに装甲車は鈍足なので、徐々に引き離されていく。

11

▲待たんかー!

 しかし基地内でユニダッド兵たちに散々撃たれたため。装甲車からはすでに白煙が吹き上がっている。そもそもスピード遅いし、「どうする、どこかで乗り換えるか……」と思ったそのとき、道の形がショートカットできそうな感じに。

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▲ここだーッ!

 NPCは律儀に道路を走るが、こちとら人間様よ! と知恵の差を見せつけるようにショートカットで差を縮める。しかし、調子に乗った結果……。

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▲あっ……。

 普通車なら、勢いをつけて左右に振っていれば一回転して元の状態に戻ることもあるのだが、さすがに装甲車はその重量もあってか、ピクリともしない。仕方なく這い出て、道端でタクシーを拾う。

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▲ヘイ、タクシーッ!

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▲追いついたぞ、オラァーッ!

 カーチェイスの果てに追いつき、車体の横からガンガンぶつけていく、いつものスタイル。しばらく経ったところで、エル・ムロのクルマが橋の上で停車する。

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▲お……?

 観念したか。四天王らしい潔さじゃないか……と、こちらもクルマを近付けると……。

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▲あ、あれ……?

 王冠マークはターゲットの位置を示すものだが、何やら下のほうに行っているのが分かるだろうか。そう、エル・ムロの奴……橋から飛び降りやがった! そして案の定、この高さから落ちたNPCは即死。つまり……ミッション失敗。

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▲エッ……エル・ムローッ!

 何も……何も死ぬことはねぇだろ……と刑事ドラマのクライマックスみたいな独り言をつぶやきつつ、オープンワールドならではの、予想外の展開に感動。

 というのも、このミッションに限らず、ある程度カーチェイスをくり広げた後にクルマを置いて逃げ出すNPCは多い。しかし今回は停まった場所が橋の上、しかも端のほうだったというのが災いして、クルマから降りた瞬間、橋の手すり部分をすり抜けて落下してしまったものと思われる。

 気を取り直してリトライ。今度は、エル・ムロがクルマに逃げ込めないように完全に装甲車で塞ぎ、エル・ムロが逃走用に使おうとしていたクルマに乗せて拉致る!

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▲今度は逃がさん!

 基地を出るまではユニダッド兵たちに執拗な攻撃を食らい続け、クルマの耐久度が持つか心配な場面もあったが、いざ基地を抜けてからは追手もなく、ド安定。車内でエル・ムロに「大した度胸だが、お前らはスエーニョを殺る前の邪魔な小石だ」とか言われるが、あとは安全運転で目的地まで送り届ければミッションクリアーだ。安全運転でいくぜ安全運……

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▲基地を出れば平和なもの。後部座席でガトリングガンを構えている人もヒマそう。

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▲あっ……。

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▲ヤバい! 主に後ろの人の頭部がヤバい!

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▲がんばれ! がんばれ!

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▲セーーフ!

 横転すると、車内でくり広げられていた会話の音声も唐突に途切れ、再び走行し始めると主人公が「よし。任務に集中するわよ」と何事もなかったかのように振る舞う。エル・ムロも空気を読んで、「大した度胸だが、お前らはスエーニョを殺る前の邪魔な小石だ」と、CMに入る前の展開をCM後にもう一度やる感じで、横転前の会話から始めてくれる。コントか。

25

▲それはもう、さっき聞いたよ!

 こうして、エル・ムロをカレン・ボウマン捜査官の元へ連行したが、エル・ムロは一切の取引に応じず、ボウマン捜査官の睨み合いが続く。エル・ムロは、組織のボスであるエル・スエーニョとただならぬ因縁があり、その因縁ゆえにエル・スエーニョの命を狙っていたので、目的は同じのはず……と考えるのはいささか短絡的だったということだろうか。

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▲エル・スエーニョを捕らえることは、エル・ムロの身の安全にも繋がる、と諭して情報提供を促すが……。

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▲そんなことは一切考えていない、といった感じのエル・ムロ。交渉は通用しなさそうだ。

 捕らえはしたが、とくに進展はなく……しかし、ミッションはクリアーとなる。

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▲長かった……。

 初の四天王格の撃破ということで、トロフィーも取得。正直、ここまでかなりの時間を費やしているのだが、これでようやく全体の約4分の1と思うと、うわっ…このゲーム、ボリュームあり過ぎ…? という感じになってくる。最初の“イタクァ”エリア以外ではスキルポイント集めなどもしていないので、その辺りもマメにかき集めだすと、一体どれほどの時間がかかるのか……。

 そんな感じで、メニュー画面で確認できる組織の図を見ていると、エル・スエーニョに近付くには、“最重要ターゲットをふたり排除する”とある。

29

▲ふたりでいいのか……それなら?

 ならば、少し進んでいる“プロパガンダ”部門の攻略に力を入れれば、エル・スエーニョ自体は意外と早く挑めるのかもしれない……?

 というわけで、次回は“プロパガンダ”部門の壊滅を目指し、エル・スエーニョに近付けるのかどうかの確認までに挑戦してみたい。決戦の時は近い……のか!?

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『ゴーストリコン ワイルドランズ』特設サイト “ボリビアの麻薬カルテル“サンタ・ブランカ”を解体せよ”

『ゴーストリコン ワイルドランズ』公式サイト

●GAME SPEC

タイトル:ゴーストリコン ワイルドランズ
プラットフォーム:プレイステーション4、Xbox One、PC
メーカー:ユービーアイソフト
発売日:2017年3月9日発売
価格:各8400円[税抜](各9072円[税込])
ジャンル:TPS
CERO:18歳以上対象

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