近接武器形態神機インプレッション:ショートブレード編

発売に向けてますますヒートアップしていく『GE2』。しかし「色んな武器があるけど、どれを選んだらいいかわからない!」というプレイヤーも少なくないはず。そこで、我々“チーム神喰”が近接武器のプレイインプレッションをお届けしよう。今回でとうとう近接武器形態の紹介も最後。トリを飾るのは軽い取り回しが魅力のショートブレードだ。いつもと同様に“チーム神喰”の切札、ジョー岡田が紹介を担当するぞ。

■蝶のように舞い、蜂のように刺す! ショートブレードは立ち回りで勝負!

 今回は、オレの“相棒”とも呼べる武器“ショートブレード”の紹介だ。コイツの特徴は、なんといってもその使用感の軽さに尽きるだろう。攻撃の振りも早く、攻撃後の隙を用意にキャンセルすることができるアドバンスドステップ、アドバンスドジャンプの存在でとにかくスキが生じる瞬間が少ない。また、空中でステップが可能になるエリアルステップを持ち、空中□ボタン攻撃が3段目まで存在するため空中に留まっていられる時間が長く、空中戦も得意とまさに至れり尽くせりの性能だ。

 これだけ書くと、万能な武器だと思いがちだが、そんなウマい話はない。ショートブレードは行動の自由度が非常に高い半面、攻撃力自体は他の武器と比べて控えめなものが多い。そのため、自ずとアラガミとの交戦時間が長くなり、比例して攻撃を受けるリスクや、別のアラガミに気付かれて乱戦になってしまうリスクも高くなる。攻撃力を盾に、強引にアラガミをネジ伏せるような真似は苦手なので、自分に有利な状況を維持し続けるために知識が求められるという側面を持った、クールな武器なのさ。

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振りがコンパクトな攻撃とスキの少なさ、機動力の高さに裏打ちされた戦闘能力はまさに別格!敵の攻撃を回避しつつ常にまとわりつき、手数の多さで斬り刻め!!

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□ボタン攻撃は5段目まで派生が可能。コンボが長ければ長いほど効果を発揮するスキル、コンボマスターとの相性は抜群だ、攻撃力の低さはスキルやバースト化、ブラッドアーツで補おう。

■銃身形態を併用したヒット&アウェイでアラガミを葬り去ろう

前述のとおり、ショートブレードは圧倒的な手数と機動力の高さを長所とし、攻撃力の低さを短所とする武器だ。しかし、この短所は長所の手数で稼いだOPを銃身形態で細かく放出すること、つまり、ダメージソースに銃撃を加えていくことで補うことができる。取り回しが大きく異なる近接武器形態と銃身形態を細かく変更していくため、プレイングにはある程度の慣れが要求されるが、そのスピード感たるや『GE』シリーズが誇る“ハイスピードアクション”を強く感じられるはず。

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常にアラガミの周囲にまとわりつくことが可能なため、捕喰のチャンスが非常に多いのもショートブレードの強み。溜め込んだアラガミバレットを一気に放出すれば、銃撃のみで大ダメージを与えることも可能だ。

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神機の形態を変更するときは特に視点に注意。形態を変形した後にキャラクターがどこを向いているかを意識しておこう。混乱してしまった場合はレーダーを見て状況を整理するといい。

■どんなアラガミが得意?どんなアラガミが苦手?

機動力を活かしたダメージを受けない立ち回りが軸になるショートブレードは、苦手とするアラガミが極端に少ない。強いていえば耐久力が高く、広範囲を攻撃できる手段を持った大型のアラガミが苦手だが、これらのアラガミに対してはOP回復効率の高さを活かした銃撃主体のスタイルで対処ができる。逆に、これといって得意なアラガミも存在しないが、大きな移動を繰り返すヴァジュラのようなアラガミに対しても振り切られない機動力を持つため、ほかの近接武器が苦手としやすい機動力が高めのアラガミに対する相性の良さは見逃せない。

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ほぼ密着に近い状態で近接戦闘を行うため、シユウやグボロ・グボロのような捕喰に走るときに攻撃判定を持つアラガミには注意。捕喰ダッシュにはほとんど予備動作がないので、突然の悲劇に見舞われることも……。

■こんなプレイヤーにおすすめ!

ショートブレードのウリは、ズバリ“スピード感”に集約される。高い機動力を活かした斬撃の嵐や、銃身形態への切り替えを細かく使った“常に行動し続ける”ことの楽しさにぜひ一度触れてみてもらいたい。また、非常に扱いやすい武器なので入門用にもうってつけだ。その扱いやすさから人を選ばない間口の広さを持ち、やり込み派のプレイヤーは自由度の高さから“魅せる”プレイを追求することもできる。アーティスティックにバトルを演出したいなら、迷わずショートブレードで決まり!

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『ゴッドイーター2』×ファミ通支部“チーム神喰”

■タイトル : ゴッドイーター2
■ハード : 
 PlayStation®Vita / PlayStation®Portable
■ジャンル : ドラマティック討伐アクション
■発売日 : 2013年11月14日発売
■販売価格 : 
 PlayStation Vita版(PS Vitaカード版/ダウンロード版) : 5980円[税込]
 PlayStation Portable版(UMD版/ダウンロード版) : 5980円[税込]
■プレイ人数 : 1~4人
■備考 : 無線LAN機能(アドホックモード)対応
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