近接武器形態神機インプレッション:バスターブレード編

“序盤まるごと体験版”の配信も決定し、発売に向けてますますヒートアップしていく『GE2』。しかし「色んな武器があるけど、どれを選んだらいいかわからない!」というプレイヤーも少なくないはず。そこで、我々“チーム神喰”が近接武器のプレイインプレッションをお届けしよう。今回紹介する武器は、ほかの近接武器と比較しても圧倒的な巨大さを誇るバスターブレード。見た目通りの破壊力が魅力のこの武器を“チーム神喰”の何でも屋、ジョー岡田が紹介しよう。

■その一撃は強烈無比!バスターブレードの魅力に迫る

 まず、バスターブレードを装備すると目につくのがその巨大な刀身。その見た目から想像できる通り、バスターブレードの一撃は非常に破壊力が高い。なかでも□ボタンを長押しして“タメ”を作った状態から放たれる“チャージクラッシュ”の破壊力は、ほかの追随を許さないほどの圧倒的破壊力を誇る。

 また、巨大な刀身からくり出す攻撃は、破壊力だけではなくリーチも長大。これらの長所を活かし、アラガミの近距離攻撃が届かない位置から、確実にその一撃を叩き込んでいくスタイルが強力だ。ただし、バスターブレードは破壊力とリーチに優れる反面、その重量ゆえに非常に取り回しが重い。複数のアラガミを同時に相手取るような状況や、素早く動き回るアラガミが相手になる場合はプレイング難度が跳ね上がることを覚悟しておこう。また、バスターブレードはその質量で“叩き潰す”ことを得意としているため、切断属性と同時に破砕属性も備えている。単純な攻撃力の高さと、複数の攻撃属性を持つ点を活かせば、アラガミの硬い部分を破壊するのにもうってつけだ。

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□ボタン攻撃ですら、攻撃の発生までが非常に遅い。細かい取り回しは諦め、乾坤一擲の一撃を叩き込むことに集中できる状況を作り出すことがバスターブレードを使う上での命題になる。

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ジャンプ中△ボタン攻撃は真下に落下しつつ攻撃する兜割りのような攻撃。狙いを定めやすく、攻撃速度もまずまずなので使いやすいが、ジャンプでスタミナを消費するため、調子に乗って連発してスタミナ切れを起こさないように注意しよう。

……おっと、オレとしたことが大事なことを忘れるところだった。バスターブレードは攻撃までは非常に重いものの、攻撃後は即座にガードに移行できる“アドバンスドガード”を持つ。その特性から回避よりもガードの比重が重いため、取り回しになれないうちは、ガードに成功すればダメージを受けないタワーシールドを併用することをオススメしよう。

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現在配信されている体験版では、優秀なスキルを2つ持つ龍大甲がタワーシールドのなかでも特にオススメ。ガード範囲拡大の効果で背後からの攻撃もガードが可能になるうえ、スタミナ↑中の効果でスタミナ切れを起こしにくくなる。基本防御力は低めだが、このスキルにはそれを補ってあまりあるだけの価値がある。

■断罪の一撃、チャージクラッシュを極めよう

破壊力をウリにするバスターブレードの“華”は、間違いなくチャージクラッシュの一撃に尽きる。しかし、極限まで破壊力を突き詰めたこの一撃は、発動までにタメ時間を要するため特に攻撃発生が遅い。バスターブレードを選択する際は、いかにしてアラガミに、しかも狙った部位にこの重く強烈な一撃をヒットさせるかが重要になる。そこで注目したいのが捕喰やリンクバーストによるバースト化だ。バースト状態になると、効果中はチャージクラッシュのタメ完了までに要する時間が短縮されるため、チャージクラッシュを狙える局面が一気に増加する。また、刀身のなかにはチャージ時間を短縮するスキルを持ったものもあり、これを併用すればチャンスはさらに増すだろう。

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強化パーツのバースト化を装備して、バースト時間を延長するのも強力。一度のバースト状態突入から、タメ時間が短縮されたチャージクラッシュを長時間狙い続けることができるようになる。

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アラガミの行動パターンを熟知していれば、攻撃の前兆を見て、即座に攻撃の当たらない位置に退避しつつチャージクラッシュを狙うことができる。同様に、距離や位置を調整することで、ある程度特定の攻撃を誘導することも可能だ。

そうそう。チャージクラッシュをタメている最中はアドバンスドガードを行うことはできないので無防備に思われがちだが、タメが完了するまでの間であれば固有アクションのパリングアッパーに派生することが可能だ。パリングアッパーは出がかりに盾を構えるため、うまくアラガミの攻撃に盾を合わせることができればガードしつつ反撃を行うことができる。扱いは非常に難しいが「ヤバイ!」と思ったときはガードできればラッキー程度の心構えで狙ってみるに越したことはない。

■こんなプレイヤーにおすすめ!

バスターブレードは“近接戦闘によるアラガミの破壊”が非常に得意な反面、攻撃機会の少なさからOPを稼ぐことは苦手。銃身形態をメインにした、ヒット&アウェイを細かく繰り返して戦うスタイルには不向きなので、少ないチャンスでアラガミを仕留めたい職人肌のプレイヤーにはうってつけの武器だろう。また、攻撃のとっかかりを作るのは苦手だが、一度相手の動きを止めてしまえば、持ち前の攻撃力で連続ダウンを奪い続け、そのまま何もさせずに倒しきってしまうことも珍しくない。デリケートな取り回しと、破壊力のロマン。この二面性もまた、バスターブレードの魅力なのだ。

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『ゴッドイーター2』×ファミ通支部“チーム神喰”

■タイトル : ゴッドイーター2
■ハード : 
 PlayStation®Vita / PlayStation®Portable
■ジャンル : ドラマティック討伐アクション
■発売日 : 2013年11月14日発売
■販売価格 : 
 PlayStation Vita版(PS Vitaカード版/ダウンロード版) : 5980円[税込]
 PlayStation Portable版(UMD版/ダウンロード版) : 5980円[税込]
■プレイ人数 : 1~4人
■備考 : 無線LAN機能(アドホックモード)対応
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