ニコニコ自作ゲームフェス5 セレクション

“ニコニコ自作ゲームフェス5 セレクション”は、ニコニコ動画で開催されている自作ゲームの祭典“ニコニコ自作ゲームフェス5”の参加作品の中から、ゲームフェス運営が選んだゲームを毎週紹介していくコーナー。

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善人か怪物か?クトゥルフ神話をモチーフにポップな絵柄で描かれるRPG『SAVE』【自作ゲームフェス5】

2015-04-24 18:00:00

【クトゥルフRPG】SAVE

『SAVE』
【投稿者】 あたりめさん
【動画URL】 www.nicovideo.jp/watch/sm26026920
【ジャンル】RPG
【プレイ時間】3~4時間
【対応環境】Windows98/2000/XP/vista/7/8
【使用した制作ツール】RPGツクール2000
【URL】 www.freem.ne.jp/win/game/8958


“ニコニコ動画”で開催されている自作ゲームの祭典、“ニコニコ自作ゲームフェス5”。その参加作品から、今回は『SAVE』を紹介しよう。

既に知っている人も多いであろう、人気の高い作品だ。
クトゥルフ神話をモチーフにしているため、興味があればより楽しめるが、知らなくても問題なくプレイできるので安心してほしい。


■ローブを目深にかぶり、旅立つ主人公の目的とは……?

主人公の怪我が治り、再び旅立つというところから物語は始まる。

貴方はようやく傷が完治し、目を覚ます。
貴方は目深にローブを被り、外へと出て行く。
神話的恐怖に立ち向かい、奪われたものを取り戻すために。

ゲーム概要としては上記のようなイントロダクションが記載されているが、その目的も、怪我をしていた理由も語られず、プレイヤーは村人たちの哀れみの視線を受けながら「黒フード」の行方を追うこととなる。


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▲主人公は男(ウズラ)か女(メジロ)から選べる。名前の変更も可能

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▲ローブを羽織った主人公と、おじいさん。主人公の旅の目的とは……?

戦闘はRPGらしいRPG。途中で出会う仲間とともに、技を駆使して戦っていく。ところが主人公の育て方については、物語と切り離せない大きな特徴があるのだ。


■人間であるがゆえ、レベルアップで攻撃力は上がらない

凶暴化した動物や、クトゥルフ神話をモチーフにした人間ではない存在が登場する本作。
RPGであるにもかかわらず、主人公は人間であるがゆえにとても「非力」な存在として描かれている。いくら経験を積もうと、「攻撃力」や「防御力」は上がらないのだ。

ではどうするかといえば、手に入れたアイテムを「装備」したり、魔道書などで技を習得したりして強化していく。


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▲町には冒険に役立つアイテムが売られているお店がある。武器や服を買おう

また、各地で露店を開いている「黒服の男」。戦闘に役立つスキルを販売しており、それらを購入することで主人公が新しい技を使うことができるようになる。
ところが、実は密かにひとつの選択を強いられていることとなるのだ。


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▲敵に対抗するため、新しい技は覚えていきたいもの。しかし普通のアイテムのノリで購入すると……

黒服の男の露店で何気なく売られているアイテムは、「かよわい人間」である主人公を強化するもの……すなわち、人間から遠ざかっていくものとなっている。
気がついたときには時すでに遅く、人間離れした怪物となっているかもしれない。


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▲ちなみに武道家から教えてもらうことができる技もある。人間だもの、こちらを選択していく道もある

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▲なお仲間になる神話生物は、レベルアップで強くなっていく

■善人か、はたまた怪物か?

多少グロテスクな表現はあるものの、ホラーゲームではなく、絵柄もポップでかわいらしい世界観となっている。それゆえ、その物語性や“神話的恐怖”がじわりと胸に響いてくるだろう。


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▲敵たちはポップだったりかわいらしくデフォルメされているのだが、恐怖や不気味さを感じさせる

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▲物語を進めながら、不穏な事件に出くわすことに……

エンディングは、3種類が用意されているとのこと。
ハッピーエンドを迎えるのか、それともバッドエンドが待つのか。
人助けをしてアイテムをもらう行為、はたまた人の家のタンスからアイテムを入手する行為といった、よくあるRPGの光景も影響があるようなので油断できない!

果たして主人公は、どのような選択をして結末を迎えるのだろうか。強くなるために、人間から遠ざかってしまうのだろうか……。
だんだんと明かされるシナリオ、プレイヤーの行動が問われる物語性とゲーム性の融合を、ぜひ体験してみよう。


 

・・・

■プロのゲームクリエイターに自作ゲームを見てもらうチャンスも!

フリーで遊べる自作ゲームの祭典、「自作ゲームフェス」も今回で5回目。
5月10日23:59 までに締め切りが延長され、「過去のフェスに参加していないフリーゲーム」であれば参加が可能だ。自作ゲーム作品が手もとにある人は、ぜひ参加してみよう。

選考委員には、『ファイナルファンタジー』の生みの親である坂口博信さん、『ゼビウス』、『ドルアーガの塔』などで知られるの遠藤雅伸さんに決定!
“自作ゲーム”から『ファイナルファンタジー』にたどりつくまでの秘話が語られた、坂口さんインタビューも必見だ。


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自作ゲームをより多くの人に知ってもらうとともに、プロのゲームクリエイターに作品を見てもらうチャンスとなっている。

また、ゲームは「遊ぶだけ」という人も、フェスに参加されているさまざまな作品を体験したり、実況動画にしたりという方法で楽しめる。
作る人も遊ぶ人も、知る・知らせる、つながる場としてぜひ“自作ゲームフェス”を活用してほしい。

なお4月25日、26日に開催される超会議2015(幕張メッセ)には、もちろん自作ゲームブースも出展。ゲーム実況者とともに制作ツールを体験できる「改造自作ゲームジャム」等の企画が予定されているので、ぜひ足を運んでみよう(※「改造自作ゲームジャム」は26日のみ当日受付あり)。
【ゲームマップ制作体験もできる!】超会議2015で自作ゲーム体験をしよう!


■ニコニコ自作ゲームフェスとは

ニコニコ自作ゲームフェスは、「ゲームを作るひと」「遊ぶひと」「二次創作をするひと」をつなぎ、個人で作ったゲームがより多くの人にプレイされるようになることを目指すお祭りです。


■自作ゲームフェス5開催中!

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